我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年12月21日 (金)

対照的な上面

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デジカメの場合、カメラの操作系はボディ背面に集中する傾向にあります。

一方、フィルムカメラの場合は、ボディ上面に集中しているカメラが多数派。その理由は、背面はフィルムを出し入れしないといけない物理的理由が一番でしょう。また、レンズシャッター機の場合は、レンズ側にも操作系が分散しますが、巻上げ・巻き戻しはボディ上面に残っています。

そんな中で異色なのが上の画像の、WERRA(ウェラ)。

ご覧のように、シャッターボタンがあるだけで、ボディ上面はツル~ンとしています。かなり特徴的なカメラですよね!

このカメラ、レンズシャッター機なので、シャッターや絞りの操作系がレンズ部分にあるのは良いとしても、フィルムの巻上げをレンズ鏡胴の根元部を回転させて行なうのです。さらに、専用フードを逆付けすると、それらの操作系をスッポリとカバー(目隠し)して、持ち歩けるという徹底ぶり。

一方、下の画像は、ペトリ35 F/2.8。

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ボディ上面のそれこそ猫の額みたいな所に、露出目安表をこんな小さな文字で貼り付けてあります。二眼レフでボディ背面に貼り付けてある例はありますが、あそこはスペース広いですからね。

とても対照的なカメラ上面の2台でした。