我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年8月

2021年8月31日 (火)

飛び出てビックリ!

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キヤノンのカメラで「ビックリ箱」という愛称が付けられているカメラがあります。

ボタンを押すと、上の画像のようにファインダーが軍幹部上に飛び出てくる「ハンザキヤノン」や「S型」がそれです。

 

しかし今日の話題はこのカメラじゃなくて、検品中に発生したビックリ箱的な事件について。

カメラは同じくキヤノン。しかし、前述のカメラから約50年後の1986年に発売された「オートボーイ3」。

このフィルムコンパクトカメラ。レンズの横にあるレバーを下へスライドさせるとレンズカバーが閉じて、そのレバーの上にある丸いボタンを押すとレンズカバーが開きます。

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本来なら、丸いボタンにはゴム系のカバーがあるので、上の画像のように金属の芯棒は見えません。ただ、今回の個体はそのゴムに裂け目があって、レンズカバーを何度か開閉しているうちにほぼ剥がれ落ちてしまったのです。

そして、ついに…この状態で下のレバーをスライドさせてレンズカバーを閉じたら、ビックリ箱を開けたみたいに芯棒がピンッ!と飛び出して何処かへ行ってしまいました。下の画像参照。

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2021年8月30日 (月)

camroiって!?

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まとめて整理をしようと思って、しばらく置いてあったレンズキャップの固まりの中にこんなキャップがありました。

「camroi」!?

いちおう中古カメラ屋ですから、元は「tamron」のキャップであることは分かっているんですけどね。よく見ると、明らかに意図してマジックを塗って「camroi」にしてあるんです。何の意味があるのか??

 

実はわりと最近、Facebookページに「minolta」の刻印にされた墨入れが抜かれて「nioa」となっている画像を載せたばかりでした。

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これの場合は、もしかしたら~自然に墨入れが一部落ちてしまったのかもしれないし、意図して墨入れを抜いたのか、イマイチ判別できませんでけどね…。

 

さらに、これはずいぶんと前の画像から引っ張り出してきたのですが、明らかに意図して細工されたもの(>_<)

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「Nikomat」の刻印の墨入れを抜いて、「Nikon」になってます。

 

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2021年8月29日 (日)

物々交換・ちょい下取り・買取り

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この半年から1年くらい!?かな、ペース良くご来店いただいているお客さんから「カメラ以外でも持って来ていいんですか?」と聞かれました。

カメラ・レンズ以外のフードやフィルター・カメラアクセサリーなどカメラ関係のものは原則なんでもOKです。

使わなくなったものをお持ち込みくだされば、買取りや物々交換などの対応をさせていただきます。

例えば、買取りへ持って行く程のものでもないなぁ~と思っていたり、買取り店へ行って担当者の手を煩わせるだけかなぁ~なんて思っているようなら、まず我楽多屋へ持って来てください。もしかして...うちの場合なら、買取職人に何か言われてしまうのでは~なんて尻込みしている人、いらっしゃいませんか!?(>_<)

先程のお客さんの場合「捨てるには勿体ないし…」と言われてました。しかし、物の価値観って人それぞれですから安心してください。

我楽多屋はもう長年「物々交換(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/butsubutsu.html)」をやっていますし、最近は「ちょい下取り(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/03/post-43de.html)」なんてのも提案させていただきました。もちろん、欲しいもの買うものが無ければ買取りいたします。

品物を見させていただいた結果、フィルム機材でもデジタル機材でも売れ筋系の品物(普通の中古店にそれなりの値付けで並ぶようなもの)であれば、買取職人のアローカメラへご案内します。

 

只今、「我楽多屋で買ったモノ・マガジン書籍版の無料プレンゼント!」中です。遠慮なくドンドン貰いに来てください!➡ https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/08/post-b0ea.html

 ↑プレゼント終了しました

 

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2021年8月28日 (土)

フロントキャップの代用

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昨日ご来店のお客さん。前回ご来店の時にお買い上げいただいたキャップを「うっかり落としてしまいました…」とのこと。

そのキャップ、レンズフードの前に被せたいとのことでしたが、フード前側の径が規定のフィルター径サイズとは違うのでキッチリと合うものが無く…少し細工をしようかな~という感じで、若干ゆるめのをお買い上げいただいたのでした。

フードの前に付けるキャップでは何年か前に話題にした、ニコンの広角系フードHN-1やHN-2,HN-3あたりにハーゲンダッツのカップアイスの蓋がぴったりと合う~なんて例もあるんですよ…とか、そうなるとハーゲンダッツの蓋に色を塗って仕上げたりする人も居ます~。

なんて話をしていると、そのお客さんが「実は~」と鞄の中から取り出したのが画像のキャップ。

ドイツ製のゼンマイ巻上げ機能カメラFinetta(フィネッタ)99のレンズに被せるキャップがなかなか見つからないので、適当に合うサイズのキャップを見つけて、ご自身で加工されたキャップでした。

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キャップの裏を見たら我楽多屋の値札が貼ってありました。適当に合うサイズのキャップはうちの店で見つけてもらった双眼鏡か何かのキャップっぽいです(^^)

そのキャップの前面に貼られたのは、Finettaの革ケースの前カバーからロゴネーム部分を切り取って貼られたものでした。

お客さん曰く「革ケースがボロボロで再生が難しそうだったので、少し気が引けたのですがネーム部分を取ってしまいました。でも、底ケースは何とか使っています」と。

 

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がらくた市

本日28日は第4土曜日なので、我楽多屋の「がらくた市」です。

午後2時からは、全品1割引きサービスを行ないます!

さらに昨日から「我楽多屋買ったモノ・マガジン書籍版の無料プレゼント」も行っていますので、遠慮なくドンドン貰いに来てください!

 

「がらくた市」と言っても、ここ数年の状況を振り返ってみますと、店内にお客さんが集中して混雑する~というのは長徳先生トークショー開催時くらいのことです(現在トークショーはお休み中)。

ま...万が一、集中してしまった場合には、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から入店数を制限させていただく場合もあるかもしれません。その場合はご了承願います。

2021年8月27日 (金)

我楽多屋で買ったモノマガジン書籍版差し上げます!

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我楽多屋のウェブサイトにて毎月更新で既に21年継続している(現在262号)、田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」

その第1話~第50話に書き下ろし51話を加えて、2003年に書籍化(既に絶版)したものを無料で差し上げます!

絶版前後に出版社から残部及び書店からの返本分をまとめて買取ったものが少し場所を取っているので、無料で差し上げることにしました!背表紙が少し焼けてしまっているものもある件はご了承ください。

ご来店時に「我楽多屋で買ったモノ・マガジン欲しい」旨のお声掛けください!

お買い物が無くても差し上げます。そこそこの部数があるので(下の画像に写っている部数の何倍かあります)、特に急がれる必要はないと思いますが無くなり次第終了させていただきます。

 

ご遠方だったり外出自粛でご来店出来ない方にも差し上げようと思います。郵便代と手間代として400円ご負担ください。切手または現金を郵便にてお送りください。銀行振込での送金をご希望の方はメールにてお知らせください。

  • 〒160-0007 東京都新宿区荒木町8 木村ビル2F 我楽多屋
  • E-Mail/garakutaya@tokyo.nifty.jp

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2021年8月26日 (木)

いまどきのコンタックス

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ヤシカコンタックスの一眼レフカメラは、ヤシカのカメラ事業を受け継いだ京セラが2005年にカメラが事業から撤退し、その後10年間継続していたアフターサービスも終了してしまいました。

もともとが電子シャッター機が多かったこともあって、今や壊れると修理の厳しいブランドの一つになって来てしまっています。

しかし、そういう状況になる前から、ボディの貼り革の劣化が目立ち出していたのも事実です。

ここ数年で我楽多屋にも何回かコンタックス一眼レフが出ていますが、ほとんどが貼り革劣化は勿論、コンタックスなのに我楽多屋に並ぶくらいですから、シャッター不良のものばかりでした。

ただ、RTSでは数例「新品電池を入れたら復活しました!」という報告をお客さんから受けました。店での動作チェック時に使う電池はテスト用に何回も使い回している電池であることが多いので、それだとダメなんだとか…。

それでも、私としてはいいんですけどね。不具合ある状態を見てしまっているので、動作品として値付けすることには抵抗を感じますし、結果的に復活したのであれば~それはお客さんが得をすることですから。

今回の個体、貼り革は反り返ってたり若干ベタついてたりしますが動作は現状問題無さそうです(^^)

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2021年8月25日 (水)

どっち向き?

本日水曜日、我楽多屋は定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、バス待ちです。

雨予報の日の出勤途中、バス停に付くとご覧のような光景。

じゃあ、次は右向きに座ればいいんでしょうか?という感じでした。実際は座って待ちませんけどね。

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2021年8月24日 (火)

おもしろレンズ工房にフードがあったとは!

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1995年、ニコンさんにしては遊び心が過ぎるようなレンズセットが販売されました。その名も「おもしろレンズ工房」。

3本セットで構成されたその内容は、「Fisheye Type 20mm1:8」「Soft 90mm/Macro120mm」「Tele Lens 400mm1:8」と4種のスペックを楽しめるものでした。

興味深いことに、レンズ鏡胴のどこにも「Nikon」の表記がされてなくて、これは後世にニコンの商品として残したくないのだろうな?とツッコミを入れたくなったものです。

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その代わりに、レンズのスペックが書かれたシールやかなり緩いキャラクターとともにスペックが書かれたシールが付属されていました。*2000年に再生産された際には鏡胴に小さく「Nikon~」と記されるようになりますが。

さて、そんなトイ感覚溢れるレンズだったのでレンズフードが用意されていることは全く知りませんでしたが、2000年の再生産時にどうやら別売り品として、Fisheye TypeとTele Lensにはフードが用意されていたことを今回初めて知りました。

それでも、フード自体にはブランドや型番表記などは一切されておらず、これだけで出てきたら何のフードかサッパリ分からないと思います。でも、メタル製で簡素ながらちゃんと造られたフードです。

下の画像は常連Yさんが見せてくださった、Fisheye Type用のフードです。

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情報提供くださったYさん、感謝です。これで万が一、このフードが出て来た際にはちょっといい値付けが出来るようになります(^^)

 

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2021年8月23日 (月)

セルフタイマーの調整

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気付いたら、2年足らず前にもセルフタイマーの芯棒の調整の仕方について案内していましたが、再びやります。

今回はパッケージの裏側に記された図解がありましたので。

シャッターボタンってカメラによってストロークが異なるので、使うカメラに合わせてセルフタイマーの芯棒の出方を調整する必要があります。

とはいえ、大体はそのまま使えるんですけどね。それゆえに、ストロークの合わないカメラに出くわした時に調整の仕方が分からなくなる…なんてパターンが多いんだと思います。

前回は、バラした状態の画像を載せたうえで調整の仕方を文章で案内して、調整した結果の画像を2枚載せました。以下抜粋します。

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上の画像のようにバラしてしまう必要は無いのですが、構造を分かりやすくするためにバラしました。先述のように芯棒を覆う筒状の金具とそれを覆う金具はこのように別物です。この二つの金具のねじ込み加減を調節することで、下の画像のように芯棒の出方を調整できます。

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で、今回は図解。

両方があって、余計分かりやすいような気がしました。そりゃ、一番は実際にやってみることなんですけどね。

 

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