我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年9月

2015年9月21日 (月)

まだ持っていた!

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先週金曜日発売の日本カメラ10月号の特集に、「まだ持っていた 一番古いデジタルカメラでいま実写レビューする」なるものがあって、その中に28人のカメラマンに3つの質問をするコーナーがあります。

その3つの質問とは、

  1. はじめて買ったデジタルカメラは?
  2. 一番思い出深いデジタルカメラは?
  3. いま持っている一番古いデジタルカメラは? 

 

で、私も真似をしてみました。

1.フジFinePix1500(1999年6月発売)/コンパクトでスマートなアルミ外装のカメラでした。特に理由があって選んだわけでは無いけど、かなり実用しました。

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2.フジFinePix PR21「プリンカム」(1999年11月)/図体デカいですけどチェキのフィルムを装填出来て、撮った画像をその場でプリントアウトしちゃうってスゴイですよね。

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3.フジQ1デジタル4.0Ir(2005年2月発売)/後から入手したものだけど、結果手元に残っている中ではこれが二番目に古い機種。実際、ほとんど使ってませんが、フィルム(APS)版と一緒にコレクションとなってます。

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実は「一番思い出深いカメラ」が「いま持っている一番古いカメラ」と一緒だったので、3つ目の設問には二番目に古いカメラを挙げさせていただきました。

なんか、、、フジの機種ばかりで不思議な感じ。いま、使っているのもX10やXP70だし。いちおう一眼も持っていますよ、ペンタックスK-x。ミラーレスは持ったことありません。

 

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2015年9月20日 (日)

テンバイヤー

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先週あたり、写真屋さん・カメラ屋さんの話題を少ししましたが、、、今日はテンバイヤー(転売屋)さんについて。

そう呼ばれる人たちの多くは副業として始める人だと思うのですが、月に何十万円も稼げる~とか本を書いちゃった人もいるみたいです。

ネットや店舗で見つけた掘り出し物的な品物を買って、軽く手直ししたりしてネット販売や委託販売をするんですよね。

人によっては、「買取りのアローカメラはそれこそ転売屋だろう!」って言うでしょう。でも、我々は本業ですし、プロとしての意識を持ってやっています。そして、決してコソコソしていません。

あぁ、コソコソは少し語弊があるかもしれませんね(笑)。

我楽多屋では、以前から個人で楽しむ人に!を大事にしているので、同じものを多数お買上げいただくとか・・・明らかに転売目的と分かる場合にはお買上げをご遠慮いただくこともございます。で、多くの場合、それ系の人がコソコソしている傾向が感じられるのです。すみません、私感です。

かつて、店内に上の画像のような貼り紙をしたこともありました。

さて先日、とある人から勤めている職場の仕事として転売業務をさせられている~というお話をうかがいました。とても落胆というか、意気消沈されていらっしゃるのです。転売から得られる利益だけを目的でそういう業務をするのは、カメラ好きな身としてはとても辛い...と。

そう言われるからには、いろいろと無理だったり厳しい条件で作業をされていらっしゃるのでしょう。

その方との話しで、私の考えと一致したのは、そういう売り買いに介在されるモノ(カメラやレンズ)がかわいそうだということ。やはり、カメラやレンズは胸を張ってカメラ屋さんと言えるところで、扱われるべきだろう~と。

この方、以前初めてご来店いただいた時に我楽多屋の店内を見渡して、「ここの品物はどれも気持ちよさそうにしている~」みたいなことを言っていただいた方なのです。

 

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2015年9月19日 (土)

中判・大判

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先日来、あることを調べたくてカメラ関係の古い本を見ているのですが、実際の探し物よりも当時の広告に目が行ってしまって、結構楽しんでます(笑)。

このマミヤRB67の広告。揚げ足取りみたいかもしれませんが、「大判」というコピーが少し勘違いをさせてしまいそうですよね!?

RB67はブローニーフィルムを使う、中判(中型)カメラと呼ばれる分類。その分類と同じ観点で言うと、「大判」とは4×5フィルムやそれを使う大判(大型)カメラに使われる語句。

この広告では、ブローニーフィルムを使うカメラの中では、6×4.5や6×6より、画面サイズが大判な6×7ですよ!ってことなんでしょうけども、多分。

でも、同じ時代にフジフイルムからはフジGLや、同じマミヤでもマミヤプレスなど、より画面サイズの大きい6×9も販売されているんですけどね。

あぁ~ここまで書いて気付いたのは。。。「大判6×7画面」の上にある「思いのままにフレーミングできる」にも比重をおいて言ってるのかも~ということ。中判カメラの中では一眼でフレーミングしやすいし、大きめフォーマットだと!

でも、いわゆる中判カメラに大判という語句を使うのは、どの道ややこしい。

 

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2015年9月18日 (金)

シルバーウィーク中の営業

9月19日(土)~9月23日(水・秋分の日)の営業についてお知らせします。

アローカメラ&我楽多屋とも、規定(水曜定休・日祝17時閉店)の営業通りですので、以下のようになります。

 

  • 9月19日(土)10:00~19:00
  • 9月20日(日)10:00~17:00
  • 9月21日(月・敬老の日)10:00~17:00
  • 9月22日(火・国民の休日)10:00~17:00
  • 9月23日(水・秋分の日)定休日

 

ご来店お待ちしております。

青銅色F2

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ヨドバシカメラさんはかつて、京セラの一眼レフに自社名「YODOBASHI」をペンタ部に記したカメラを販売していたことがありました。うちの店にも数回出現しているのですが画像に残していなくて、とても心残り...。時々話題になるので、特に。

さて、今日の何やら不思議なニコンF2は、カメラを購入した人にサービスで提供していた置き物だそうです。

上の画像右側の青銅色をしているのがそのサービス品で、アンチモニーで作られた半金属製なので案外と重量感あります。左側の黒い方は、後から塗り替えられたもののようです。

置き物と言っても貯金箱としても使えて、巻上げレバーの下に投入口が開いています。で、本物のようにバヨネットマウントでレンズが取り外せるようになっているので、貯めたお金はそこから取り出せます。

クオリティはかなり高いので、前面・上面を見ているだけだと本物と見間違うほどですが、背面に「贈呈」や「ヨドバシカメラ」の文字、底面にはCMソングの歌詞が記されているので、本物ではないのがバレてしまいます。

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この置き物F2の正体は、こちらのサイトで確認させていただきました。→当時の広告画像付きとは信頼性が高いです。素晴らしい!!

http://nikonfan.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/post-265a.html

 

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2015年9月17日 (木)

コニフレックスの赤ポッチ

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これまた、教えてもらわないと分からないシリーズ!

1952年発売のコニフレックス。画像にあるのは2年後にマイナーチェンジされたコニフレックスⅡ型。でも、大きな違いはありません。

で、ボディ前面。テイクレンズとビューレンズの間の脇に、赤いボタン状のモノがあります。よく見るとスケルトンな赤。

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ところで、これが何のボタンなのか?はたまたランプなのか?

でも、このカメラは電池を入れて何かを電気操作するようなカメラではないので、ランプであろうことはすぐに却下されます。

押してみると、わずかなストロークで押せます。ただ、いろいろ考えてみても、これを教えてもらわないで、何をするボタンか発見出来る人は少ないと思います。

では「正解」を!この赤いポッチはセルフタイマーの設定ボタンなのです!それを聞いても、どうすればセルフタイマーを設定出来るのかがまだ分からない人の方が多いと思います。

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普通にシャッターを切る時は、テイクレンズ下方にあるチャージレバーを赤いポッチがある側にストロークさせるとチャージされて、そのレバーを反対側に振るか、シャッターボタンを押すかして切るのですが、セルフタイマーを使う時は、まず、普段と同じようにチャージレバーをストロークさせます。そして、あの赤いポッチを押してから、再びチャージレバーをストロークすると、1回目よりも一段階振れるようになります。それから、レバーを反対側に振るか、シャッターボタンを押すと、セルフタイマーが始動し始めて、程なく切れるのです。

動画も付けておきます。


YouTube: コニフレックスの赤ポッチ

というわけで、「教えてもらわないと分からないシリーズ」に認定です。

あっ!でも前回の「教えてもらわないと分からない~」のアルチックスと似てますね、これ...。

【追記】これは訳あってお預かりしたお客さんのカメラの動作チェック中に気付いたことです。というか、修理屋さんに教えてもらいました。

 

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2015年9月16日 (水)

遠い

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、お座敷宴会。

群馬県の温泉ホテルで、写真材料商組合の研修がありました。

研修後に懇親会がお座敷の大広間で行なわれたのですが、コの字型に配置された膳の向う側、ご覧のように対面の人たちまでの距離が果てしなく遠かった~という(笑)。

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2015年9月15日 (火)

SNAP HOOD

伸縮するレンズフードについては、以前に何種類か紹介したことがあります。

フードとしての効果を重視すれば、大きさや形状は凝ったものになります。よって、別部品として脱着する方法になるのが普通。

利便性を重視すれば、伸縮式にしてレンズに内蔵したり、別部品であっても伸縮式にすることで携帯が楽になります。ただ、レンズ鏡胴に内蔵するのは構造上面倒だろうし凝った仕組みにすれば、レンズ自体を大きくしてしまう。。。

以上の幾例かを前回紹介出来ているはずです。

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今回は別部品でありながら、伸縮方法を凝っているフード。「RONDO SNAP HOOD(ロンド・スナップフード)」と言います。その元箱には「カメラに付けたまゝ取りはずし不要」と謳われている。

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これの構造をどう説明すればいいんでしょうか。薄く細い金属製の板を巻いて、それをズラすことで伸縮させているのです。身近なところでは、丸めたポスターを斜めにズラすと少しこんな風になりますよね。

多分、劣化か何かで動きが少し渋いですけど、伸縮の動画も載せておきます。


YouTube: RONDO SNAP HOOD


 

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本日15日最終日です!

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先月21日から受付中の「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」の特別通信販売、本日9月15日が締切です!

本体定価1,400円が、特別価格送料込み900円でお求めいただけるのは今日まで!

詳細はこちらからどうぞ!!!!

  → https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2015/08/post-a3bf.html

2015年9月14日 (月)

パクリ・ファインダー

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この外付けビューファインダー。刻印を見なければ、ライツのイマレクトファインダーそのものですが、「Walz」マークの刻印が入っています。

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イマレクトの現物が今ここに無いので画像と見比べてみましたが、形状もそのまんま、ビスの位置とかもまんま。

これじゃ、パクリ疑惑の東京五輪エンブレム問題どころじゃないですわ~。

少し前に、距離計に刻印されたマークが「E.LEITZ WETZLAR」にソックリだと話題にしたばかりの「WALZ METER」。でも、距離計の時は(あの時もライツ純正の距離計はその場にありませんでしたが)形までそのまんまではありませんでした。

ライツのイマレクトファインダーをお持ちの方、逆にこの「Walz」のファインダー画像と、よ~く比較してみてください。

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まぁ、当時、ニッカなんかはカメラそのものが、ほぼまんまライカでしたけどね…。

 

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