我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年9月19日 (土)

中判・大判

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先日来、あることを調べたくてカメラ関係の古い本を見ているのですが、実際の探し物よりも当時の広告に目が行ってしまって、結構楽しんでます(笑)。

このマミヤRB67の広告。揚げ足取りみたいかもしれませんが、「大判」というコピーが少し勘違いをさせてしまいそうですよね!?

RB67はブローニーフィルムを使う、中判(中型)カメラと呼ばれる分類。その分類と同じ観点で言うと、「大判」とは4×5フィルムやそれを使う大判(大型)カメラに使われる語句。

この広告では、ブローニーフィルムを使うカメラの中では、6×4.5や6×6より、画面サイズが大判な6×7ですよ!ってことなんでしょうけども、多分。

でも、同じ時代にフジフイルムからはフジGLや、同じマミヤでもマミヤプレスなど、より画面サイズの大きい6×9も販売されているんですけどね。

あぁ~ここまで書いて気付いたのは。。。「大判6×7画面」の上にある「思いのままにフレーミングできる」にも比重をおいて言ってるのかも~ということ。中判カメラの中では一眼でフレーミングしやすいし、大きめフォーマットだと!

でも、いわゆる中判カメラに大判という語句を使うのは、どの道ややこしい。

 

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