我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年12月

2013年12月23日 (月)

アローカメラvs我楽多屋

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通常、うちの店を表わすときには、「アローカメラ&我楽多屋」と表記していますが、今日はあえて「アローカメラvs我楽多屋」で。

アローカメラは買取り専門。皆さまから不要になったカメラを買わせていただき、それを引き合いのある業者ルートに乗せることをメインの商いにしています。そのための独自ルートを持っているので在庫リスクを負うことなく、リアルタイムで有利な買取価格を提示出来るのです。

で、我楽多屋はアローカメラで買わせていただいた品物の中で、業者ルートに乗らない市場性の乏しいモノやジャンク寄りのモノ他、カメラアクセサリーを販売する店です。

一昨日、こんなことがありました。

アローカメラで買取った数台のカメラの中に、ペンFTのブラックがあり、買取名人から私二代目に「これ我楽多屋に置きますか?」と打診されました。

「頭が少し凹んでいるし、ファインダーもちょっと曇ってるかな…」と名人。

私が見る限り、どちらもそれ程に気にならない。あとは、条件次第、、、話合いの結果、まぁギリギリ及第レベルかなぁ~ということで納得。

早速、簡単にチェックを始めたところ、ファインダー覗いてピントを合わそうにも、全然ピントが来ない。

こりゃぁ、ダメだぁ~と思って、名人にそれを告げて間もなく。。。レンズにクローズアップレンズが付いていることに気付きました。これじゃ、そうとうな近接にしかピントが来ない。

「失礼!失礼!」と名人に言うと、念を押すように「頼みますよ~!」と返されました。

まぁ、こんなこともあります。。。(恥)

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。 

2013年12月22日 (日)

液晶表示風味

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チノンの「CP-7m」というカメラのボディ上面を見て、 これは~(笑)と思ってしまいました。

上の画像に写っている、灰色地の四角で四隅には「A」「P」「B」「M」、 中央には「MULTI MODE」って記されてる部分。 パッと見た目に液晶表示パネルみたいに見えますよね??

でも、これ違います。 こういう四角いボタンなんです。

本物の液晶表示パネルは左側にあります。

なんかちょっと子供だましみたいじゃん!と思いながら、 動作点検をするために、電池を装填し電源をONにしたところ、 少し「ふ~ん」って思いました。

液晶パネルに表示がされてみると、 右手の四角いボタンとリンクしているんです。

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ボタンの「M」を押すと、液晶パネルの同じ位置に「M」が表示されます。 「A」「P」「B」でも同じく。ちょっとだけ凝ってみたんですね。

これに負けず劣らず~ってか、 こちらは完全に偽液晶表示パネルを搭載しているカメラがあります。 レンズを4つ装備した3Dカメラの「Nishika」のボディ上面には、 あえてデジタル表示風な文字を記したこんなの(ボタンでもない)がありました。

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2013年12月21日 (土)

良く出来た小露出計

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上の画像には間違え探し的な部分があります。

キヤノンレンジファインダーボディの上に、 まるで純正品のようにしっくりと付いているのは、 セコニックのMICRO-CLIPONという露出計です。

金属外装でこじんまりとまとめられたデザインには、好感が持てますよね。

ただ、このままでは微妙に使えないのです。

何故って、シャッタースピードを変える場合、 シャッタースピードダイアルを上に引き上げながら回転させないといけないのだけど、 露出計が少し被さってるので、引き上げられないのです。。。

ところが、この露出計、実に良く考えられています。 アクセサリーシュー台座部分の位置が変えられるのです。

下の画像のように、本体に幾つかねじ穴が開けられていて、 台座自体の位置を4通りに変えられるようになっています。

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では~と最初とは、反対側の端に付け変えてみたところ、 今度は巻き戻しノブをポップアップさせた際に上に被ってしまいました。

で、再び位置変更。 今度は、いい具合の位置になり、シャッターダイアルも、巻き戻しノブにも干渉しない位置に載せることが出来ました。

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2013年12月20日 (金)

ミノルタの「7」

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ミノルタのカメラの型番に「7」が付くカメラが多いこと、お気付きでしょうか?

一番最初に「7」が付いたのは、SR-7(1962年)。

SRシリーズには、4・5・6が無いのに、飛び番で「7」になったのは、マイナーチェンジを含めると、SRとして7代目だったからだそう。

それと、アメリカ初の有人宇宙船フレンドシップ7号にジョン・グレン飛行士の私物として持ち込まれたカメラが、ミノルタの「ハイマチック」(厳密にはOEM品のアンスコオートセットの改造品)だったことをアピールするために、フレンドシップ7号にあやかった「7」なんだとか!?

で、翌年に発売されたハイマチックの新型にも、「7」が付けられる。「ハイマチック7」。

以後も、「X-7」、「α7000」、「α707」などなど、、、で、そのどれもが、ヒットしている傾向にあります。

ミノルタが売れ線を考えて、注力して開発製造した機種に与えられた名誉の「7」なのかもしれません。

126フィルムの最高級機「オートパック700」や、デジタルにも「ディマージュ7」なんてのがありました。

で、私が今回初めて知った「7」は、ディスクカメラの「disc-7」!!

このカメラの仕様が面白い!ボディサイドに回転式のグリップがあって、握りに使ったり、スタンドに使えるように工夫されている点。上の画像は、スタンド状にした状態。

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さらに、↑ こんなアクセサリーまであって、前述の回転式グリップにあるネジ穴にネジ込んで装着する、リモートレリーズ付き自分撮り用グリップ!!そして、下の画像のようにビヨーンと伸ばして使います。

たしかに、このカメラのボディ前面ど真ん中には、自分撮り用のミラーがド~ンと装備されてますしね!

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2013年12月19日 (木)

L39→ニコン1ってアダプター

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ついに、ミラーレス機のマウントアダプターに手を出してしまいました。

確か数日前、Facebookページにアップした画像は、このロシア製インダスターレンズをニコンJ1の上に乗せただけの画像でしたが、今日の画像では、ちゃんとくっ付いちゃってます。

ボディとレンズの間に何か挟まっているし、この角度ってことは、乗っかってるだけじゃありません。。。

そう、L39→ニコン1のマウントアダプターを、入手してしまったのです。

先日、手元にL39マウントの沈胴ヘキサーがあった時は、ライカM→ニコン1のマウントアダプターを入手しようか迷っていました。この場合は、さらにM-Lリングを利用してJ1に装着する必要が
ありますが、M-Lリングは店にいくつか転がってるので(笑)。

でも、結局は、L39→ニコン1を入手。

その理由を告白しておきましょう。

  1. まず、マウントアダプター自体が安い。
  2. ライカMだと、Mマウントレンズへの誘惑も起きそうだし。そうすりゃ、レンズで高くつく。
  3. ボディに乗せただけのインダスターレンズを見た長徳先生が「他にレンズはいりまへんな」ってコメントされた。
  4. そもそも、このレンズ遊びに飽きてしまう可能性がある。

4.については、カメラ屋としてどうなの?と思われちゃいそうですが、、、(笑)。みなさんは、2.も4.も気にせず、レンズ遊びしてくださいよ。

 

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2013年12月18日 (水)

調布飛行場プロペラカフェ

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

また、年末は30日まで、年始は4日からが通常営業となっております。大晦日も営業致しますが、夕方早めの閉店をさせていただきますので、ご了承ください。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」、調布飛行場にある「プロペラカフェ」です。

そもそも調布に飛行場があるってご存知でしたか?

旅客機も発着しているんですよ。大島・新島・神津島へ日々定期便があります。といっても、定員20名弱の小型機ですけどね。

で、その調布飛行場ターミナルからちょっと離れた飛行場敷地内に、「プロペラカフェ」があります。

私は調布生活が案外長かったので、飛行場の存在は当然のように知っていましたが、このカフェはつい最近知ったばかりでした。

店内目の前に滑走路があって、横には格納庫にあるセスナ機やヘリコプターが見られます。ちょっとした気分転換が出来る、穴場カフェですよ。

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2013年12月17日 (火)

F2の超スローシャッター

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もうお終いにしようと思ってたのに、またまたセルフタイマーレバーネタになってしまいました。

数日前から続いているキヤノン一眼レフのセルフタイマーレバーに関するねたは、ブログで2件、Facebookページでも2件アップしていたので、いい加減これでお終いにしようというつもりで、FacebookページにニコンF2のセルフタイマーには作動時間を設定確認出来る目盛が付いてる~って画像を昨日アップしました。

そしたら、次のようなコメントをいただきました。

「シャッターダイヤルを、BかTに合わせ、セルフタイマーを作動させると、合わせた目盛りの時間だけ、シャッターが開く機能がありませんでしたっけ?」と。

えっ!それは知らない。ホントに??と思って取扱説明書を確認したところ。

ありました!載ってました!

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でもこの機能、説明されないと絶対に知り得ない機能であり、操作出来得ない機能ですよね。。。あぁ~ビックリ!!

で、現物確認しようと思ったら、F2のボディは早々に無くなってしまっていたので出来ませんでした。

 

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2013年12月16日 (月)

普通のセルフタイマーレバー

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数日前に、役目がセルフタイマーだけじゃない、キヤノンFTb初期型の立派なレバーを紹介しました。

そのあと、気になってそれ以前のモデルを確認したところ。役目がセルフタイマーだけだと、普通のセルフタイマーレバーであることが確認出来ました。

まず、キヤノンFP。

このカメラには露出計自体が搭載されていないので、測光云々の問題ではないからでしょう、セルフタイマーレバーは、ごくごく一般的なデザインのレバーでした。

次に、キヤノンFX。

このカメラには露出計が内蔵されていますが、TTL測光ではないので(ボディ正面右上に受光部ある)、測光のために絞り込むという問題ではないからでしょう、やはりセルフタイマーレバーは、ごくごく一般的なデザインのレバーでした。

そして、NewFTb。

これは、先日も触れましたが、開放測光が可能なFDレンズの時代に移り変わっていたので、測光のために絞り込む機会が減ったからでしょう、セルフタイマーレバーは、比較的一般的なデザインのレバーでした。

と、細かい部分のくだらない検証をしてみました。

 

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年末年始の営業について

 

アローカメラ・我楽多屋とも、

年末は、「12月30日まで」、

年始は、「1月4日から」、通常営業致します。

よろしくお願い申し上げます。

*なお、大晦日の12月31日も10:00に開店予定ですが、午後は夕方早めの閉店をさせていただくことになりますので、上記のようなご案内をさせていただきました。

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2013年12月15日 (日)

赤つながり

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先日、常連Wさんが購入されたばかりのレンズ、「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED  Limited DC WR」(←長っ)を見せてくれました。

思い起こせば、かつて自分用デジイチにFA40㎜F2.8Limitedを入手したきっかけには、Wさんのを見せてもらった影響もかなりありました。

あの時も、Wさんはフィルム一眼のSuperAに付けていました。→
https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/07/post-4d88.html

今回もそのSuperAに装着されていました。広角よりでは四隅が少しケラレてしまうのは覚悟のうえだそうです。

このレンズ、普通に評せば、「DA-Limitedレンズで最初のズームレンズ」ってとこに、話しが行くんでしょうけども、わたし的には、この赤いストライブですね。。。

もともと、Limitedレンズの緑色のストライプに惚れた部分もありました。それが、最近は赤いんですよね。

Wさんは意識されていませんでしたが(それが普通と思います)、SuperAのレンズマウント横にあるボタン(ファインダー内液晶のバックライトボタン)に赤い縁取りがされていて、それがレンズとお揃いになっているところに、強烈に気が行ってしまいました、私の場合は。

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