我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年5月

2013年5月23日 (木)

B=Cでない不思議

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M42マウントのレンズリアキャップとボディキャップ同士を、ネジ込んで組み合わせようとしたら、ムリ・・・。

どちらも純正品なのに、、、

以下は、M42に限らず同じマウントなら一般的な話。理屈上、物理的に合致するものを順に追っていくと、

  • ボディ(A)に付けるのが、ボディキャップ(B)。
  • レンズ(D)に付けるのが、レンズリアキャップ(C)。
  • 同じマウントであれば、レンズ(D)がボディ(A)に付くのは当たり前なのだから、
  • A=B C=D A=Dなわけで、
  • 当然B=Cであって然るべきなのに。。。

この件、実はニコンFマウントでも同じ現象があるのですよ。レンズリアキャップとボディキャップが組み合わさらない。

ただ、今回はオチがあるのです。社外品、それも知人が中国で直に入手してきたM42のリアキャップは、何故か純正ボディキャップと噛み合うんですよねぇ。。

2013年5月22日 (水)

JR展

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外苑前の「WATARI-UM」で行われている「JR展」。

会期残すところ2週間を切った~と思ったら(当初は6月2日までだった)、6月30日まで延長されたようなので、安心してお知らせします。

「JR展」は、フランスのアーティスト「JR」のプロジェクトなのですが、詳細は長くなるうえ、私も100%理解していないので…、サイトをご覧ください。→http://www.watarium.co.jp/exhibition/1302JR/index_e.html

なのに、何故ここで紹介しようとしているのか?というと。

ここを訪れて大人1,000円の入場料を払うと、数々の作品等を見られるうえに、専用ブースで撮影すれば自分の顔の特大モノクロポスターが入手(天井から舞い落ちてくるらしい)出来るのです。

この特大ポスターが魅力的だなぁ~と。その大きさ、ナントA0サイズだそうです。A4の16枚分です。

街中の出力サービスを利用しても、A0サイズは1枚1,000円弱しますし。例えば、印画紙で焼いたら、約半分の大きさの全紙で5,000円以上します。

そんな大きなポスターの使い道も困るでしょうけど、こんな機会がないと見ることもないでしょうね、自分のそんな大きな顔を。

ちなみに、専用ブースで撮影した画像はネット上でも公開されるので、それがマズい人はご注意ください。

  • JR展 世界はアートで変わっていく
  • 「ワタリウム美術館」
  • 東京都渋谷区神宮前3-7-6 http://www.watarium.co.jp
  • 2013年2月10日(日)~6月30日(日)
  • 休館日:月曜日
  • 開館時間:11時~19時(毎週水曜日は21時まで)
  • 入場料:大人1,000円 学生800円 (ペア割引あり)

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2013年5月21日 (火)

定休日

2013年6月より、

アローカメラ&我楽多屋は 「毎週水曜日を定休日」 とさせていただきます。

よろしくお願い申し上げます。

詳細等、こちらもご覧ください。

 

軒並み旧刻印系

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既に発表されて、来月の発売を待つばかりのオリンパスのデジタルカメラ、「E-P5」。

そのボディデザインに、微妙によりクラシカルな佇まいを感じてチェックしてみたら、ボディ前面の「OLYMPUS」の刻印が現在のロゴ文字じゃなくて、フィルム時代のペンFと同じような普通っぽい書体なんです。

いっそのこと、「OLYMPUS」と「PEN」の間に「-(ハイフン)」を入れてしまえば良いのに~とか、「F」の飾り文字も入れてしまえ~などと、マニアの声も既に聞こえて来ていますね。

あと、今までのペンデジには無かったデザインが、ボディ正面左上にあります。操作ダイアルの側面が前から見えるようになっているのです。

ここ、フィルムのペンFの場合にはちょうどシャッターボタンがあるところで、前から見ると同じようなイメージで捉えられるんです。これ、意識してますよね、、多分。

さて、このブログでも何度か話題にして来ていますが、最近のデジカメの中には古いフィルム時代のカメラの刻印を復活させてるパターンが案外とあるんです。

最近では、ペンタックス「MX-1」が、ペンタックス「MX」と同じだったり、ニコン「COOLPIX A」の「A」が、ニコン「FA」の「A」と同じだったりと~。

水曜日を定休日に

重要なお知らせになります。

アローカメラ&我楽多屋では、2013年6月より毎週水曜日を定休日とさせていただくことにしました。

ご不便をお掛けする場合もあるかもしれませんが、どうか「水曜定休」をご記憶の程、よろしくお願い申し上げます。

なお、営業時間につきましては今まで通りで、10時~19時(日祝は17時閉店)です。

 * * * * * * * * * * * * *

この10数年間(以前は日曜定休でした)、基本的に年中無休で営業してきたので、休業日を設けることになかなか踏み切れませんでした。

今回も毎週にするのか、月に2日程度にするのか迷いましたが、一部のお客さんにご意見などを伺いながら、上記のように定休日を設定することにしました。

ご来店の際はお間違い無きようにお願い申し上げます。

改めて、よろしくお願い申し上げます。

2013年5月20日 (月)

しなって~安定~

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その昔、多くの家庭にはコンパクトカメラと一緒に、縮めた高さが20センチくらいのミニ三脚が有りがちだったはず(上の画像)。今でも、買取りをしていると、古いカメラ等と一緒に持ち込まれることが多々あります。

ただ、このタイプの三脚は、案外と重かったり、脚の伸縮にコツが必要だったり(下手すると指を切ってしまう)、グラつきやすかったり(これは劣化もあると思いますが)するモノが多いのが欠点。

で、数年前に発売された「ベルボンのキューブ」という三脚。現代風なスタイルをしていますが、大きさや脚を伸ばした時の高さは、旧式のミニ三脚とほぼ同じくらいです。

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ただ、脚の伸縮はとてもしやすくなっていて、3本まとめて「シャキーン!」って感じの伸縮も可能。雲台とボディには軽量頑丈なマグネシウムが使用されていて、重さも軽い。

さぁ、セッティングしてみようと思ったら、案外と脚がヘナヘナしてる。。。

でもこれ、説明書にもあるように「心もち足がそる位に開くと安定性が増します」と書いてあるので、画像のように、ヘナヘナを押し込んで、しならせて使っても大丈夫ってことらしいです。ただ、画像のようにしなってるの見ると「大丈夫かぁ…?」って心配になっちゃいますけどね。

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2013年5月19日 (日)

3色レバー

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昨日、お客さんが持参されたカメラを見せていただいた時の話。

カメラは、後塗りライカM3。ボディーの至るところのブラック塗装が剥げて、見事な貫禄仕様でした。

その中で、私が注目した貫禄部分は、巻上げレバー。

よく見たら、金・銀・黒の3色なんです!

で、この銀は何でしょうか?

金は下地の真鍮色で、黒は外装色。銀は下地塗装?それとも、レバーはクロームに上塗りしちゃったのでしょうか?

どうであれ、使い込んで擦れて剥げました~~感がバッチリな巻上げレバーでカッコ良かったです。

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2013年5月18日 (土)

μ(ミュー)つながりで

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うちの店のFacebookページをよ~くご覧いただいている方には、既に知られてしまっていると思いますが、、、

先日のブログで「オリンパスμ-Ⅱ」の画像を載せたところ。Yさんより「森山大道さんが使っていたカメラですね」とコメントいただきました。

私 二代目は大道さんは初代のμだと認識していたので、いくつか検索をかけてチェックした結果、「断定は出来ないけども、初代μだと思いますよ」と、補足をしてしまいました。

そしたら、写真家の中藤さんより「大道さんはμ-Ⅱも使っていらっしゃいました。というか、私が(中略)お礼に差し上げたので…」とのコメントあり。

こ、これは!間違いなき確実な情報!! Yさん、及びご覧になっていた方、失礼しました。そして、中藤さんありがとうございます。

このビックリするような事実判明のお礼として、同日のFacebookページに画像アップした「ミノルタのバルセロナ・ストラップ」に、中藤さんが「これ欲しい!」とコメントされていたので、特別にお礼として差し上げたいと思っております。

これは、私 二代目の独断で勝手に差し上げるので、他の皆様ご理解の程よろしくお願いいたします(笑)。

いつの日か「中藤さんのバルセロナストラップは、二代目が譲ったものらしい~」なんて、我々の知らないところでやりとりされることがあったりして~~(笑)。

2013年5月17日 (金)

ゾーンフォーカスの

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少し前にゾーンフォーカスのイラスト表示ついて話題にしました。

ちょっとヤバめのイラストもありましたが、イラストで表示する利点は「万国共通」であることに、あの時は気付きませんでした。

ここにあるフォクトレンダーのBRILANTの場合、ご覧のように文字で表示されています。

まず、「Portrait」と表示されています。「肖像画」のこと。

次に、「Groupe」。「集団」のこと。最後に「e」が付いてるけど、、、英語じゃないのか?

最後に、「Paysage」。これは仏語で風景のことでした。

実は、「Group」に「e」が付くのも仏語。そうか、このカメラのゾーンフォーカスは、仏語で表記されていたのです。

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これがメーカー母国の独語で表記されていたら、もっと難しそうだけど。これは、仏語圏向けの製品だったのかな。英語であれば、世界的にもっと読解率が上がるのではないでしょうか。

ちなみに、フジフィルムのNATURA BLACK F1.9の裏蓋は、ご覧のように日本語で表示されています。我ら日本人には良いですが、そのまま海外に持ち出されたら、全世界的にかなり酷な状況になるでしょうね。。。

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2013年5月16日 (木)

TODAY-TOKYO

かつて日本カメラの誌上コンテストで金賞を取られたという、お店の常連Kさんにお願いして、その2002年1月号を見せていただく機会を得ました。

「すごいですね!カラー見開きなんて、広告なら正価で掲載料約100万円ですよ~」なんて冗談も交えながら、作品をめでさせていただきました。

そして、受賞者紹介ページには、若かりし頃(といっても10年ちょっと前)のKさんのお顔も拝見することも出来たりして、同じく居合わせた常連さんとも盛り上がっていたら、後半の広告ページには、自分(私 二代目)の顔が載っている広告もあって、逆にツッコミを入れられてしまう次第。

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さて、その2002年1月号の日本カメラをめくっていたら、新連載「TODAY-TOKYO」という長徳先生の記事を発見。

今まさに売られている2013年5月号では、当時のその連載と対比させるような新連載「TODAY-TOKYO 東京逍遥50年」が始まってるのを思い出し、この偶然のような呼びにビックリしました。

そして、もうひとつビックリしたのが、2002年は日本カメラの連載だったのが、2013年はアサヒカメラの連載であること。

少し前に長徳先生の今年の新連載を知った時に、当然のように同じ雑誌でのリバイバル!?連載であろうと勝手に解釈していました。普通に考えればライバル誌なんだし~、これは意外でした。

もともと「TODAY-TOKYO」というタイトルは、1969年銀座ニコンサロンにて当時史上最年少で個展を開いた長徳先生最初の写真展の名称でもあるのです。

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