我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年11月

2012年11月15日 (木)

ライカフレックスのまつ毛

N304
ライカの1眼レフは、私の知る限りでも~中古カメラブームと言われた20年くらい前から、レンジファインダーのバルナック型やM型に比べて、人気がイマイチでした。

それは残念ながら現在でも変わらないのですが、ライカ1眼レフ第1号機の「ライカフレックス」などは、モノとしては実に趣きのあるデザインをしています。

くだらないけども、今日メインに話したいのは露出計部分なので、まずはそれ以外。

レバーやクランクなど操作部分は至ってシンプルにガッチリと作られていて、さすがと思わせてくれます。ボディは決して小さくないこともあり、存在感もあり。

さて、露出計。他社ではTTL式が導入されていた時期なのに、これは外部測光方式を採用。受光部の位置がボディ中央レンズマウントの上にあります。

N302
その受光部にヒサシ状の縁があって、それが不思議とかわいらしく見えてしまうのは私だけでしょうか?

店のカウンター横のガラスケース上にライカフレックスを置いているので、チラッと横目で見るたびに、受光部が眼球、ヒサシがまつ毛みたいに見えて仕方ないのです。

それから、これはマジな話。当初、ライカフレックス用に出たレンズには銀色の鏡胴のものがあったのだけど、その表面の反射が露出計の測光に影響があるとされて、黒鏡胴に変更されているらしいです。

そして、受光部の横にあるのは電池室の蓋なんですが、何でこんな所に~というくらい、さすがにちょっと美しくないような。。。思い切って、この蓋にライカの赤丸マークを付けちゃえば面白いかも~(笑)

N305
ライカの資料で製造番号を調べたところ、ここにある個体の「1080333」は、かなり初期のモノであることが判明。ライカフレックスは、1964年に「1080001」から始まっているそうですから。

最後にオマケ付けます。セルフタイマーの音がちょっと変わっていたので。普通の「ジーーッ」って音と違って「ジリジリジリ」と8mmカメラが回っているみたいな音がしてました。

 

2012年11月14日 (水)

α-9xi

N260
先日のα-9000に続いて、ミノルタのフラッグシップシリーズというわけでもないんだけど、今日はα-9xi。

ミノルタのフラッグシップ機には、「9」が付くという決まりがあるようです。といっても、前述の2機と、その後に出たα-9だけですが。。。ただ、αシリーズがソニーのデジイチに引き継がれても、地味に継承はされているみたい。

さて、このα-9xi。さすがに大きいです。特に横に大きい(長い)。

なのに、見た目には案外とすっきりとした外装をしていることに、多少の不安感を覚えました。何故なら、高機能・多機能なフラッグシップ機であろうに~と。

でも、ご安心を。右手グリップ付近の扉を開けると、「うおっ!」と思うくらいに小さなボタンと文字が並んでますので(笑)。絶対に取扱説明書がないといじれそうにない。

N262

最後に、このα-9xiにはギネス級のウリがあります。シャッターの最高速が1/12000秒もあること。

この記録はこのカメラが世界初であり、後継機のα-9に受け継がれるのだけど、後にも先にも、この2機種以外にはフォーカルプレーンシャッターでは存在していない見事な最高速なのです。

2012年11月13日 (火)

左右対称形

N296
EXAKTA(エキザクタ) VX

N295
Baldessa(バルデッサ) Ⅰ

「現在過去」、未来まではどうか分かりませんが、カメラのデザインはさまざま。

それは、見た目の美しさだけで決定されるものではなくて、機能や用途によって左右されてしまう部分でもあるのだと思います。

カメラマニアの中には、左右対称形のカメラを愛でる人たちがいらっしゃいます。上の2台(EXAKTAとBaldessa)は左右対称形。

で、改めてチェックしてみるに、現在のデジタルカメラには左右対称形のカメラってのは、皆無に近い。

フィルムカメラ時代だって、実際にはそうそうあるわけじゃないんです。一見、左右対称風に見える一眼レフなんかは結構ありますが、ほとんどの場合は右手で握る側が大きくなっていて、正面からみるとレンズの中心線がカメラ全体に対して少し右にズレていたりします。

N298
ニコマートFTN かなりズレてる

ちなみに、パッと見た目、これはいい線いってるんじゃ!?と思った「フジカST701」でも測ってみると、右手のグリップ側の方が1cm程長いです。

N293
フジカST701 これでもズレてる

冒頭にも書いたように機能面から、巻上げやシャッターなどの技術的的要素、手でグリップするという物理的要素上、そうなってしまうのも納得なんですけどね。

ただ、キッチリと左右対称形になっているカメラが美しい~というマニアがいらっしゃるのも事実で、私もその感覚は分かるような気がします。

2012年11月12日 (月)

GRの祖先です

Z090
リコーGRデジタルは、根強い人気のコンパクトデジカメ。

その祖先がフィルムのGR1であり、さらにはこのR1までさかのぼれることは、GRユーザーであっても若い人の中に知らない人も多いようです。

このR1(画像はマイナーチェンジ後のR1S)のシンプルかつ、必要最小限まで切り詰められたコンパクトボディが誕生したのは、18年前の1994年のこと。そのデザインは現行のGRデジタルⅣにも引き継がれてます。

私がこのカメラで関心したのは、当時流行っていたパノラマ撮影機能にこだわりがある点。

ほとんどのカメラは、同じレンズ(焦点距離)で撮って上下をカットして見た目を横長にしただけのものでしたが、このR1は、パノラマに2つのモードがあり「WIDE P」に設定することで、レンズ後方にワイドコンバージョンレンズが加わり、画角自体をちゃんとワイドにしていたんです。このこだわりが素晴らしい。

レンズ部分にも書いてあるように、通常は焦点距離30㎜、パノラマにすると24mmも可能になっていたのです。

Z091
24mm時に周辺光量が落ちるから面白いという人もいて、パノラマ切り替え時にフィルム室に出てくるマスクを取り外して、フルサイズの広角24mmを撮影に出来るようにして遊ぶ人もいるそう。当然、この作業は勝手な改造作業なので自己責任でやってください。

 

*参考記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2010/06/panorama.html

2012年11月11日 (日)

この切れ込みは?

N077
また細かい突っ込みを~!と言われればそうかもしれませんが、大胆と言えばかなり大胆なデザインのレンズなので~。

鏡胴中腹部のズームリングがスパッと切られたような形をしていて、右と左(向こうとこっち)で違う顔をしています。

後から加工されたもの?と疑ってしまうくらいだけど、売られている時からこのデザイン。

メーカーはあの?ペトリ。またやらかしてくれました~って感じ。スペックは85-210mm/F4.8で、1970年当時27,000円。

N220

ちょうどこのレンズも載ってるカメラショーのカメラ総合カタログがあったので、ペトリのページを開いてみると、こんな記述がありました。

超解像力を誇るペトリレンズは、永年の研究と経験を持った当社の技術陣が、新種ガラスを用い最新の光学理論に基いて作り上げた最高級レンズです」と。また、「すべてのペトリ交換レンズは設計にあたって、ペトリ一眼レフのメカニズムを電子計算機にかけ、カメラボディが求めるデータを検索し、これにもとづいて合理化された社内一貫作業で生産されております」と。

まぁ~すごい言葉が羅列されていますが、言われなくても当然そうしておいてもらわないと困る内容ともいえます。

それと~、まったく推測の域を出ないのだけど、噂として聞いたこともある、「ペトリのレンズは「サン」が作っていた…」という件。

同じカメラ総合カタログのサン光機のページに、全く同スペック(85-210mm/F4.8)のレンズが出ていたりするんですよねぇ???

2012年11月10日 (土)

F-801にオートニッコール

N289
特に変わったところのないニコンF-801。でも、よく見るとかなり使い込まれていて、キズやテカり満載です。

装着されたレンズは、ニコンFの時代のオートニッコール50mm/F2。こちらも塗装が剥げて貫禄出ています。

この組み合わせが「渋いなぁ~」ということで、ちょっと格好つけて記念撮影しました。

実はこのボディとレンズの組み合わせ。我楽多屋で別々に売っているものをお客さんが組み合わせて、買うか・買わないか?迷っていたものなんです。

それを脇で見ていた私、「おぉ、渋い組み合わせじゃん!」と思ったのです。で、このままお買上げされたら、どうしよう?くらいに思っていたら、幸い!?お客さんは別のカメラとレンズを買って行かれたので、こうして、後から記念撮影することが出来ました。。。

この組み合わせだと、F-801のオート露出機能は一切役に立たず。絞り優先露出さえも不可能。露出は自分で決めないといけません。

でも、それを割り切って使うところと、ボディとレンズの外観の程度悪さがとても渋くて、いいと思ったんですね。

今、あえてフィルムで遊ぼうとするなら、こんなスローな心構えが逆に楽しいと思います。

ちなみに、厳密には(取説上)、この組み合わせ(F-801とAi加工されていないニッコール)は出来ないことになっています。でも実際には、ほとんどの場合装着できるんです。

ただ、実は上の画像の状態はちょっといけません。何故なら、レンズに付いてる露出計連動爪が邪魔して、絞りを最小絞りまで持っていけないから。下の画像のように、爪を外す必要があります。

N292

2012年11月 9日 (金)

香港旅行が当たる!?

N270
まず最初に、くれぐれも『20年以上前』のお話です。

「ニコンF2チタンの買取価格を当てて、香港旅行ご招待~!」なんて大胆なプレゼント企画。

かつて、買取りのアローカメラでは雑誌広告の中で、こういうプレゼント企画をやったことがあるんですネ。「ですネ」って、さすがに私 二代目がやって来るずっと前のことですから、さすがに実情は知らないのです。

少し前に、ノーネームのF2チタンをちょっと取り上げましたが、この企画案内に写っているのは「Titan」と刻印された一般向けに出たモデル。

この企画、応募締切が昭和62年10月と記されてたから、F2チタンが発売された昭和54年から既に8年が経過した時のことです。

さて、その答えはいくらだったんでしょうか?

中古カメラブームが全盛になる前の話ですから、まだそんなにカメラを売ったり買ったり~というのが一般的でなかったでしょうし。インターネットで情報が入手出来る時代でも無かったから、案外と皆さん、ワクワクされたのかもしれませんね。

改めて、名人に答えを聞いておきます。

それと、残念賞で用意されてたテレホンカード。正確には分からないのですが、どうやら、このテレホンカードだったようです。。。これは恥ずかしくて持ち歩けないな(笑)。

N273

2012年11月 8日 (木)

α-9000

N268
今、非常に市場性の厳しいフィルムのAF一眼機。

業者によっては、値を付けないどころか引取りもしないところもあるようですし、引き取ったところでチェックなしでジャンク箱行き~というところもあるようです。

市場性が無い、いや「無い」とは言いたくない、「乏しい…」のだから仕方ないと言えば仕方ないけど。

でも、うちの場合はお断りはしたくないし、結果として縁あってうちにやって来た以上、最低限のチェックはしたいと思ってます。

そんな時に、ミノルタのα-9000(1985年発売)。

  1. まず電池を入れます。
  2. 液晶に表示が出ます。
  3. おぉ、生きてる。
  4. シャッターボタンを押す。
  5. ん~?動かない。
  6. やっぱ、壊れてるかぁ。。。

と、しょっちゅうこんな風に同じことを繰り返してしまうのですが、このカメラ、巻上げが電動じゃないんですよね。。。手で巻かないといけない。

で、巻き上げてやると、ちゃんとシャッター切れて動き出すパターンがかなりあります。

AF一眼機という先入観で、ついそう思い込んでしまうけど。巻き戻しだって、クランクをクルクル回さないといけない。 

N269
でもでも、スペック的には半年程前に発売されて国内の一眼レフ市場へAFショックを与える大成功をした普及機α-7000の後を追って出て来た、プロスペック機ですからね!α-9000は!

2012年11月 7日 (水)

記憶内容を失ったり~

N255 N256

露出計の磁気については、以前にも「知らなかったこと」として、話題にしたことがあります。

今回改めて、露出計本体に貼られた注意事項を読んで、「ほほぉ~」と再認識するとともに、おふざけを思い付いてしまいました。

画像にもありますが、念のため注意書きを抜粋します。

「ご注意 強力なマグネットを内蔵していますので、次の物には近づけないで下さい。記憶内容を失ったり、機能の一部を破損する場合があります。 

例、キャッシュカード、フロッピーディスク、定期券等の磁気カード類、及びテレビ、コンピュータ等のディスプレイ装置、その他、磁気の影響を受けやすい物。」

40を過ぎて、最近は物忘れが増えて来た私、露出計を持ち歩いておいて、物忘れのたびにこれを頭に近づけて「記憶内容を失った~」と誤魔化してみようかなぁ~などと思い付いてしまったのです(笑)

2012年11月 6日 (火)

二代目のコンデジ購入記

N259
私 二代目、このたび、メモ用コンパクトデジカメの次機を購入しました。

正直、画質や性能については特に立派なものを求めてはいません。

購入にあたって重要視した点は、電源のオンオフでレンズが動いて出て来ないことと、値段が安いこと。このレンズが動かないという条件、カメラ選びの選択肢をかなり狭めてくれます。

*スイッチオンオフのたびに動くレンズが、どうも壊れる原因に感じられて仕方なかったり。レンズが出ている状態でコツンとぶつけたりすれば間違いなく壊しやすいよなぁ~と思ってしまう私なのです。

で、候補に挙がった数機種の中で一番優位に立ったのが、今回購入したフジのコンデジ。

その理由は冒頭の条件にプラスして、

  • 電源オンオフをフロントレンズカバーで出来ること。
  • 既に持っているX10の充電器で、これのバッテリーも充電できること(逆はムリだが)。
  • 画像編集機能に、撮った画像を組み写真に出来る機能があること。
  • 撮った画像をスマートフォンに転送出来ること。

後ろの2つの機能は、既にFacebookページのアップで活用出来ました。無くても良いけどあったら便利な機能と思ってプラス評価した価値がありました。

さて、この機種。今年の春先に登場したばかりなのに、この初秋に後継機が出て値下がり傾向にありました。登場時は2万円半ばであった価格が、半年後には1万円以上下がって、1万円ちょっと。

何か後押しが欲しかったので、ある時から毎日のようにネットショップ(ヨドバシさんの)をチェック。もうちょっと下がったら購入しようと思ってたら、半月ほど経過。が、とある日、前日まで「在庫有り」の表示だったのに、「在庫僅少」とかにならずに、突如「販売終了」。

あぁ~と思いつつ、「店頭在庫有り」を確認していたので、新宿西口本店へ。それでも「とりあえずは値段の確認~」くらいのつもりで行ったら、既に完売とのこと。慌てて東口店へ行くと、『あった!』 それも値札・説明書きとも手書きの微妙な売り方。

しかし、値段がネットショップでの最終価格より5000円近く安い!!これは買うしかないです~~。という流れでございました。

で、購入前から企んでた自分撮り用に付いてる小さなミラー部に、フジの旧マークを貼り付ける作業が完了して、本日のお披露目と相成ったわけです。

さて、所有物を並べてみたら、なんだか…フジカフェチみたいになってる自分に気付いた下の画像。

N258