我楽多屋で買ったモノマガジン更新
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第284回目のテーマは「2002年12月小豆島へ 旅の旅の旅」です。
こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html
*閲覧は2023年9月初旬まで。
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★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
ペンタックスに関して造詣の深いYさん。発売日の翌日に四谷のPENTAXクラブハウスで購入されたレンズをその足で我楽多屋へ見せに来てくださいました。
「SMC PENTAX-FA 50mm/F1.4 Classic」
このレンズ、一定の条件下で「虹色フレア」と呼ばれる効果!?があえて出るように造られたものなんです。レンズ自体の設計や鏡胴の形状は以前に製造されていたFAの50/1.4と同じものらしいのですが、ある部分を加工することで虹色フレアを発生させているそうです。鏡胴も表面の仕上げが変更されています。
マニア受けしそうだけども、そんなに数は売れないよねぇ~というものを製品化してしまうペンタックスさんにビックリです。
見せていただいてる最中に、なんと!このレンズの開発に携わった方がちょうどご来店される~なんて出来事もあって、さらにビックリしました。
1週間前に、レンズの無いライカフレックスを話題にしました。
その投稿を見たお客さんが、「L/R」と表記されたアダプトールを持って来てくださいました。「多分、R4以降に使えるものとして出ていたタイプと思いますけど、良かったら試してみてください」と。
結果、見てください。アダプトールの外径が大きくて、ボディのおでこの部分に干渉してしまうのです。残念。
その後「私には必要無いので置いて行きますから、どうぞ」と言ってくださったので、昨日の英国帰りのキャノンなどと同じようにちょい下取りさせていただきました。
どうやらアダプトールのライカ一眼レフ用には3種類あるようで、これはお客さんが言われてたいたように製品的には「R4」と識別されているタイプ(先日のブログに箱だけ出て来ました)のようです。
もともと、アダプトールに関してはいろいろと気になる点があります。アダプトールとアダプトール2の違いだとか互換性、同マウントでもバリエーションがあったり…と。
ある程度調べて分かったことがあっても、どこまで正確なのか怪しい場合もあるので、それを伝えるのも危険。また、自分がいい加減に覚えてしまうのも危険。なので、下手に覚えないことにしている分野の一つなんです、私にとってアダプトールは。逃げているようで申し訳ないですけど。
また、噂によると~タムロンの社内にも現在アダプトールについてキッチリと分かる人が居ないんじゃないか!?なんて話もあるくらいですからねぇ…。
10日間ほど英国へ行かれていた常連Hさんが、画像のカメラやレンズを持ち込まれました。
英国へは長年のご友人との再会が一つの目的だったそうです。そのご友人から以前に使っていたフィルムカメラを託されたのだそうです。
古いものを大切にするお国柄だからなのか、使う機会が無くなってしまったフィルムカメラを処分することも出来ず。何か方法は?ということで、Hさんが日本に持ち帰って来られたのです。
レンズはカビなど多くて、ご友人さんともお金にするのは難しい...と話はされていらしゃったそうです。それでも何か役に立てば!ということで、我楽多屋へ持って来てくださったので、Hさんがその日お買上げいただいたものの「ちょい下取り」という感じで、対応させていただきました。
向こうでお話をされている時から、我楽多屋のことをイメージしてくださっていたことと思います。それが嬉しいです。
英国で買って来たお土産よりも、これらカメラ・レンズの方が重かったそうです…。
コニカ一眼レフ用レンズの純正フードです。角形が良いですね。
側面に「24mm 28mm」と刻印されているので、それ用と分かります。
反対の側面には「KONICA JAPAN」と刻印されているのですが、こちら側の文字には白入れがされておらず、良く見ないと気付けないかもしれません。
同世代のコニカ一眼レフ用レンズの純正フードは、この仕様になっているものを多くみかけます。カメラメーカーがブランド名を目立たなくしているのって、珍しいと思うんですよね。
コニカには「控えめ」な姿勢があったんでしょうか!?
昨日ご来店早々に「長徳先生が最近Facebookで言われてるフィルムカメラで毎日1枚運動に影響されて、今日はこれを持って出て来ました」と言いながら見せてくださった、お客さんカメラです。ライカⅢA?にアンジェニュー50/2.9(マウント改)が付いています。
そう、田中長徳先生が最近Facebookに「フィルムプライス高騰に対する国民の抵抗運動。フィルムカメラで毎日1枚撮影して防衛しよう!」と書き込まれているのです。
私もそれに反応して、15年も前のブログにチラッと書いたことがあるのに実行していない~あることを思い出しました。毎朝同じ時間に同じゴミ捨て場の写真を1日1枚ずつ1本のフィルムに撮影していったら面白いだろうなぁ~ってのを。
当時は店の開店時間が9時でした。8時半過ぎに店へ来ると店の前にあるごみ捨て場は、まだ回収前で毎日違う様子だったので、そんなことを思い付いたんです。
今となってはご存知の方が減って来ているかもしれませんが、ニコンの「おもしろレンズ工房」という3本組のレンズセットが1995年発売されました。
大ニコンさんらしからぬ、かなり遊んだチープなレンズでした。
その中の超望遠タイプレンズの「どどっと400」がこれ。スペックは400mm/F8。
鏡胴は二分割することが出来て、使用時とは逆に組むことで未使用時は半分のサイズまでコンパクトにすることが可能。
今回出て来た、どどっと400を検品していたらレンズがかなりクモっていて、これは「どどっと」というよりも「もわっと」だなぁ~と思ってしまいました。
ちなみに、3本セットのおもしろレンズ工房は「どどっと400」の他に、魚眼効果の「ぎょぎょっと20」と、近接撮影とソフト効果の1本2役楽しめる「ぐぐっとマクロ&ふわっとソフト」とセットでした。
本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、湾岸エリアにある夢の大橋。
見える範囲に橋が何本架かってるんだ?と思って見ていたら、自分が立ってる橋に「東京水上|深川」と記された表示板を見つけました。
これ、東京水上警察署と深川警察署の管轄境なんだと思います。でも、東京水上署は2008年に廃止されて東京湾岸署に引き継がれてるので、随分と長い間書き換えずに放置してるんだなぁと。
しかしながら、湾岸署が出来て右側の有明エリアも湾岸署の管轄になっているので、そもそも境自体が今は存在しないので、歴史遺産みたいなものですね。
フィルムに記された有効期限って、国内向けの国産フィルムでも西暦で記されているのが普通なので、画像のフィルムの有効期限を見た時に「むむ?」と思いました。
「62/十二月」と記されているのです。
MADE in U.S.A.のKodakフィルムですが漢字が使われているので、日本か中国向けに出荷されたものと考えることが出来ます。
ただ、パッケージからして「62」が1962年とは思えません。すると、「62」は昭和62年(1987年)なんだと思うのです。私は知らなかったのですが、元号表記をしている時期があったのをご記憶されてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ちなみに、ネットでいろいろ検索していたら、同様な有効期限表記されたコダックのフィルムを「期限切れ古すぎる~」の見出しで、有効期限が1963年のフィルムとして売っている通販サイトがありました…。猛烈な熟成フィルムを求めている人、騙されないように気を付けてください(笑)。