我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2025年7月17日 (木)

意外に巻き上げやすい

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このレリーズボタン(カバー?)、カメラに付いているのは何度か見ているはずですが、特に気にすることもなく見過ごして来ていました。

数日前のお客さんカメラ、ニッカⅢ型なんですが、お客さん曰く「これが使いやすいんですよ〜」と、巻き上げノブを摘んで回さなくても、この大きめなレリーズボタンの周りの部分(ちゃんとローレットも刻まれている)を親指の腹で回してやると(下の画像参照、青矢印の方向に指を引く感じ)、巻き上げが出来るというのです。

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さらには、同時に人差し指の腹で巻き上げノブの側面も回してやると(下の画像参照、親指と人差し指を同時に青矢印の方向に引く感じ)、よりスムーズに巻き上げが出来る〜とも。

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カメラにフィルムが装填されていないので、私もその操作をやらせてもらいましたが、全くおっしゃる通り👍これはこれで巻き上げやすかったです。

ところでこのレリーズボタン(カバー?)、少し検索などしてみると、ニッカやタワー(ニッカの輸出版)に付いてる画像が幾つかありましたし、ライカにも似たものが付いてのがありました。

これについて、知識が無くて恥ずかしいのですが…これはどういう出所のモノなんでしょう?ニッカに付いてるものがあったのでしょうか、ライカにも用意されていたアクセサリーなのでしょうか。

 

★先月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html

 

 

2025年7月16日 (水)

凄いの走ってた🏎

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、自転車で帰り道に見た👀

信号で止まったり進んだりする間に何度か追い抜かれたり追い越したり…。そしてある信号で止まっていると、斜め後方にちょうどそのクルマが止まったので📸。

レーシングカーみたいな凄いクルマが走っていました。

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2025年7月15日 (火)

ベタつき回復するの!?

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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ご存知な方も多いはず、この時代のシグマのレンズは外装が加水分解でベタベタしてくるものがあることを。

重症化すると、触った手に黒いものが付いてくるし、紙などで包もうものなら紙が貼り付いてキレイに取れなくなったりします。

いっそのことエタノールなど使ってベタつく原因を全部拭い取ってしまえ!なんてことをやってしまうと、距離目盛や絞り値なんかの数字も一緒に無くなってしまうので、撮影時に大変になります…。

そんなシグマレンズではあるんですが、この個体は持ち込まれたお客さんの話によると「ベタベタし出していたのに、シリカゲルと一緒に密閉出来るケースの中にしまって置いたら、ほぼベタつかない状態に戻った」とのこと。

で、「さぁ!今だ!」ってことで、物々交換の品として持って来られた~というのです。

ご持参時はジップロックの中にレンズと一緒にシリカゲルも一緒に同封されていました(下の画像に写っているケースはイメージで置いたものです)。実際、ほとんどベタついていません。

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これから我楽多屋に並べるんですが、売れる前にまたベタつき出したら嫌だな…。

 

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2025年7月14日 (月)

パチモンじゃありません、SLICK

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人間の記憶なんていい加減なもの…と先に言い訳をしておきます。

昨日、この自由雲台を見た時に「パチモン?」と思いました。「SLICK」と表記されていたからで、三脚のスリックは「SLIK」だから。

でも、しばらく(と言っても1時間もしてから)、「ん?」と何か引っかかる記憶を思い出したものの、写真用品のハンザは「HANSA」表記なのに、かつて「HANZA」と記された現像バットが出て来たことがあって、それの記憶と混同してるんだな…で終わらせてしまいました。

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が、日が変わって、やはり気になって更に過去ログを確認したら~ありました!

「SLIK」と「SLICK」について、自分で話題にしたブログ記事が→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2012/11/slik.html

「SLICK」はパチモンなんかじゃなくて、当初はそう表記されていたのでした。そんなのすっかり忘れてました。逆に「HANSA」と「HANZA」は未解決のまま。

 

★先月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへhttps://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html

 

 

2025年7月13日 (日)

スキンシール

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少し前に見せてもらったお客さんの娘さんカメラです。

多分、私と同じかそれ以上の世代の人の大半はレンズ鏡胴に貼ったり被せたりするカモフラージュ用のシールやカバーのことはご存知と思います。

ところが、今の時代、画像のようにレンズに貼るシールがあることはご存知無いんじゃないかと...。カメラボディ用もあるらしいです。

これの目的は何なのか?

カメラやレンズの外装保護の目的もあるようですが、どうやらメインはドレスアップ。見ため重視ですね。機種別にカットされて製品化もされているようなので、貼るだけ(といっても器用さは必要かも...)でいいそうです。

で、これをスキンシールとか呼ぶらしいのです。

 

★先月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html

 

 

2025年7月12日 (土)

R.KONISHI TOKIO

本日7月12日(土)、我楽多屋は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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画像のレンズを仲間の業者が持って来ました。レンズ自体ではなくて、座金?の部分に刻印された文字に目が行きました。

「R.KONISHI TOKIO」と記されているのです。小西六兵衛さんですよね。

明治20年代後半以降、小西屋六兵衛店では暗箱カメラの製造販売を各種始めています。当時、レンズは輸入品に頼っていましたが、レンズと本体またはレンズボードを繋ぐ座金からは国産で「R.KONISHI」と記さているのでしょう。

この部分だけにしか目が行かず、「これはコニカ系が得意な高田馬場のスズキさんが欲しいのでは?」と言って業者へ返しました。

上の画像だけは辛うじて撮ったんですけどね、レンズの銘柄が何だったのか?とか一切見ずに…。

 

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2025年7月11日 (金)

フジフイルムのデジタル2機

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昨日のお客さんカメラ「フジのX half」と、私カメラ「フジのinstax mini Evo」です。

コンパクトデジタルカメラのX halfについては発表された時から私自身かなり興味を持っていまして、発売前に六本木のショールームまで見に行ったりしました。現物を見た後も欲しさは継続していたのですが、発売日が決まって予約の受付が始まったタイミングを逸してしまい、早々の入手困難と言われた時点で冷静になったんですね…。

普段使いしているX10と使用環境がダブりそうな気がして、もう10年以上活躍してくれているX10が壊れてから考えればいいや〜となってしまいました。

昨日、お客さんから聞かせてもらった話だと、かなり割り切った使い方が出来ること、フィルムを意識したインターフェースなどがやはり楽しめそうな機種であることはよく分かりました。

一緒に写っている、私カメラはX halfを断念してから入手したいわゆるチェキのカメラのinstax mini Evoですが、なんか見た目がよく似ている2台ですよね。

こちらもデジタルカメラですが、撮った画像の中からコマを選んでその場でプリント出来るハイブリッド機です。

 

明日7月12日(土)、我楽多屋は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

 

2025年7月10日 (木)

巻上げノブの猛不具合

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このフォクトレンダーBRILLANT(ブリラント)は数ヶ月前に我楽多屋で常連Oさんに買っていただいた個体です。

ジャンク値段でしたが「何とか使えそうな…個体」として判断したものだったはず。ただ、この後に記す状態を考えたら、フィルム送りのテストまではしていなかったようです...すみません。

Oさんにはほぼ同時期にもう1台、ブリラントを買っていただきました。そちらも同等な状態だったはず。

数日前にOさんが「すみません、以前にいただいたブリラントのこちらの方、巻上げがダメみたいです...。巻上げノブ自体の具合が悪いから引っ張ることも出来ないので、スプールの抜き差しも出来ません…」と。

Oさんからは、そもそもがジャンク値段だったし、もう1台の方は好調だとのことで「これは置いて行きますから~」と言っていただきましたが、タダで引き取るわけにもいかないし、そういう理由で使えなくてもどこか部品取りで欲しい人もいらっしゃるだろうから、次回以降お値引きなどさせていただきます~的な常連さん対応でご了承もらいました。

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で、後から改めて確認したところ、巻上げノブのプラスティック部分が空回りしちゃうので、全然巻上げが出来ない状態。

分解などしませんが私なりに状況を把握したくて、巻上げノブの金属部分を指先が痛くなるの我慢しながら回したら、辛うじて回ってフィルム巻上げは出来そう…。でも、ノブが手前に引っ張れないとフィルム(スプール)の抜き差しが出来ないわけで、実質的には使い物になりません。

さらにしつこくいじっていると、金属部分を引っ張りつつプラスティック部分を回転させると、ある場所でカクッと金属部分を引ける箇所があって、そうするとフィルムの抜き差しが可能になりました。

が、、、これら一連の操作を素手でやっていると大変なことになります。指先が痛くなるので途中からは滑り止め付きの作業用ゴム手袋をしながらやりましたし、数時間後に改めて素手で試したら~もう痛くて全く無理(>_<)。

こんなでは、一般使用には全く向いていませんので、あくまでも無理をすれば出来なくない…レベル。修理屋さんに言わせたら、そんな無理していたら~そのうちノブが本当にダメになると言われてしまうかもしません。

 

 

2025年7月 9日 (水)

暑くて暑くて…

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、日なたに出るのが怖い…。

先週水曜日、幾つか用事があって日比谷~有楽町~銀座界隈を一番暑い時間帯に歩いていました。日陰を選んで歩くのが必然!?でして、日なたに出るのは恐怖を感じました。

そんなことを思いながら歩いていると、こりゃ~店を開けていてもなかなかお客さんが来ないわけだ…と思った次第です(>_<)

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2025年7月 8日 (火)

箱に入ってると売れない「あるある」

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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我楽多屋では元箱に入っていると売れない…ジンクスみたいなのが、ずーっと昔からあります。

その理由は想像するに幾つかあります。

  • そもそも我楽多屋に元箱入りの状態が良いものを探しに来ていない。
  • なので、元箱・美品で値段が割増しになっているなら興味ない。
  • 探しものの形状を脳でイメージして品探しをしている場合、箱に入っている時点で視界に入って来ない。

また、店側にも元箱付きをイマイチ歓迎しない理由があります。

  • 箱に入っていると陳列する際にその分スペースが嵩張る。
  • 箱ナシのものと同じ列に陳列しづらい。
  • じゃあ、箱は別の場所に置いておいて~は手間が面倒。
  • 前述のお客さん目線での理由から、品物の回転が悪くなるから困る。

というわけで昔から、箱があってもそれ程に歓迎されないものならば~箱から出してしまって普通程度のものと一緒に陳列してしまいがちです。それで綺麗なものから売れて行く~でいいんじゃないかと思っているのです。

今回、仲間の業者からやって来た画像のオリンパスOMレンズ用メタルフードは元箱入りで、未使用らしいのです。未開封ではないので、いちおう全部中身を確認しました。すると、スレやキズなど皆無、表面の風合いもまっさら。未使用で間違いないと思われ、折角だから元箱入りのまま並べます。

こういうのを並べると、買うこと前提で念のために箱から出して確認されるのであればいいんですけど、興味本位で箱の中身を見るだけの人って案外といまして...それをされるとドンドンと元箱が痛んでいきますので、そういう人は開封ご遠慮ください。お願いします。

*申し訳ありません、画像内の値札にモザイクかけさせていただいておりますが、参考に申し上げますと、モザイクのかかっていないカメラのキムラさんの値札(何年前のものでしょ…)の倍以上は付けています。