荒木町裏路地
本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、石畳・木塀。
SNSの個人アカウントで時々アップしている荒木町の裏路地の情景から。この木塀、実はわりと最近に立てられたものなんですが石畳と相まって、古き良き~の風情ですよね。
本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、石畳・木塀。
SNSの個人アカウントで時々アップしている荒木町の裏路地の情景から。この木塀、実はわりと最近に立てられたものなんですが石畳と相まって、古き良き~の風情ですよね。
今日の画像はお客さんカメラ&レンズとそのお客さんの放出レンズ。
お客さんレンズはかなり稀少なオリオン精機製「Supreme 10.5cm/F2.8」。このレンズのマウントは44ミリ径のスクリューマウント、ライカスクリューマウントボディ用のミラーボックスと共に使ったり、画像のようにリングを挟んでミランダで使用可能。
何故に放出レンズと一緒に写っているのかと言うと、放出レンズは「KIYOHARA VK50R」と「Kenko SOFT 85/2.5」。ともにソフトな描写に特化したレンズです。
この「Supreme 10.5cm/F2.8」、実はご依頼をいただいて以前にクリーニング・調整をさせていただいたレンズでしてその後にテストされた結果、絞ればシッカリした描写をするものの、開放ではソフト系の独特な描写をするので、前述の2本はもう不要~ということで放出されるのでした。
この双眼鏡が入って来た時に「そっくり!」と思いましたが、その時点ではそのまま値付けをして並べました。
数日後、あるお客さんが「これ、〇〇のによく似てますね!」と言われたので、これはもうブログネタにするしかない!と思ったのですが、、、
その〇〇を知らない人もそれなりにいらっしゃいそうなので、〇〇の画像も用意しないとダメだな…と過去画像を探したのですが見つからない。時々、我楽多屋に並ぶこともあるんですが今は在庫ナシ。
宣伝物などメーカー発信のものが見つかれば拝借させていただくのですが…。ネット検索して出て来るものは個人のサイトやオークションサイトばかり。
子供の頃に◯◯が家にあったのを覚えているので、もしやオーストラリアに住んでいる兄貴が持って行ってるのではないか?と思って、メールで確認したりもしましたが「持って来ていない」と。
そのまま数日経過...もう我慢できなくなって、こうして書き始めました。
辛うじて、我楽多屋のFacebookページにアップした8個の双眼鏡をまとめて撮った画像の中に〇〇も写っていたので、その部分を拡大したのが下の画像。
ニコンの古い双眼鏡にそっくりなんです。瓜二つまではいかないけど、全体のイメージや貼り革や銀色のラインなど。
さらに粘った甲斐がありました。ニコンさんの公式YouTube「ニコン双眼鏡100年の歴史」(2:10~)に出てました。「LOOK」という商品名で1964年に発売された双眼鏡で、1965年にはニコンFと一緒にグッドデザイン賞にも選ばれたモデル。
私(名字が「野田」)が小学校5年生の時だったと思います。お昼休みだったか、校内放送で忘れ物がある~みたいに名指しで呼び出されました。
行ってみるとそこには「1年2組のだ」と、マジックか何かで記された縄跳び紐がありました。
でも、それ私のじゃないんです。そもそも私がその小学校に通うようになったのは転校してやって来た4年生の途中からだし、前の学校で1年生だった時は1年1組だったし。
しばらくして判明した事実を報告されました。1年2組の先生がクラス共用の縄跳び紐に、所有格的な意味合いで「1年1組のだ」って書いたものだったのです。
えらい長い前振りになりました。
画像のキヤノンEOS-1、現行品当時にボディ背面下部へネームを入れるサービスがありました。「MITUO NO」と刻まれたEOS-1を見て、小学生時代のエピソードを思い出してしまいました。
この個体を持ち込まれた方よりも以前の所有者が刻んでもらった文字なので詳細不明。「の みつお」さんの氏名を記してあるのか?「みつおさんの」なのか?は分かりません(>_<)
★本日25日は第4土曜日なので、午後2時から恒例の全品1割引きサービス行ないます。
もう10年以上のお付き合いのあるお客さん。今は大阪にいらっしゃるのですが、前日にメールで「整理したいカメラがあるので持参します〜」とのお知らせをいただきました。
値段の付かないようなものばかり〜とのことでしたが、これだけ台数を揃えていただければ、こちらも助かります。
機械シャッター機は多少の難があっても完全不動でなければ救われますし、不動品でも機種によっては部品取り需要もあります。幸いに電子シャッター機で稼働しているものもありました。
皆さん、上の画像を凝視されるでしょうから...。一番、値が付けられそうな1台は残念ながらシャッター幕が切れてました…。
結果は僅かばかりの査定になってしまいましたが喜んでくださいました。夏頃、また持って来てくださるそうです。
そして、お帰りになられた直後に「忘れてました〜」と言って戻って来られたのは、ペンタックスのデジイチのフィギュアを3つ。「私が持って来たペンタックスSPに限らず、ペンタックスを買った人に差し上げたりしてください」と。嬉しいお心遣い、ありがとうございます!
★本日24日(金)、地元商店会の打合せ参加のため午後1時45分~午後3時の間、一旦店を閉めさせていただきます。
時々ご来店されてはジャンク品をお買い上げくださり、カメラいじりを楽しんでいらっしゃるお客さん。
そして、他で入手されたものも含めて復活させたものや結果ダメだったものを、放出のためにご持参くださることもあります。
ご持参の品物はほぼいつも「置いて行きますから~」と言われて、物々交換さえも望まれない感じなのは、自分がいじったものだから~値付けに値しない!?というお考えのようです。
そうは言ってもタダで頂いてしまうわけにもなかなかいかないので、物々交換やちょい下取りなど柔軟に対応させていただいております。
前回ご来店時にそういう感じでお持ち帰りいただいたプリモフレックスを、昨日ご来店早々に「万引きじゃなくて、万置きしていいですか?」と笑いながら陳列棚に置く素振りをされました。
不具合のあった箇所を荒療治な部分がありながらも改善されていました。
我楽多屋にあった時の値札がそのまま付いていて、「私がいじっちゃったから、次の値札は元の1/4くらいでいいんじゃ??」とおどけていらっしゃいました。
昨日は一眼レフのジャンクを2台お買い上げくださったので、このプリモフレックスは万置きをさせないで(笑)、僅かですが...ちょい下取りの形にさせていただきました。
*あえて説明は要らないと思いますが、店の物を盗む「万引き」に引っ掛けて、店に物を勝手に置いて行くことを「万置き」と表現したお客さんのジョーク。
GOKOという会社のカメラについては、昨年一度話題にしました。
あの時は「安くても壊れない美しい写真の撮れるカメラを製造する~」というGOKOの社長の理念を紹介した内容でした。
それとは別に、私が以前からぼんやりと思っているのはこのマクロマックスのように、GOKOが接写機能にこだわったカメラを出し続けているのは何故なんだろう?って点。
いま我楽多屋にあるマクロマックスFR-2200という機種はAPSフィルム使用のカメラ。このカメラを見ながらお客さんと話したのは、35ミリフィルム用だけでなくてAPSフィルム用まで出していた理由は何なんだろ?と。
もしかして、民生需要以外に企業絡みの接写需要があって、一定の販売数が見込めるので造り続けていたのかな?という推測。
直ぐに答えが出ることもなく、「そうかもね…」で話は終わったのですが、しばらくして取扱説明書と一緒にこんな紙が見つかりました。
今日に限ったことではないのですが、本ブログの画像、本文中の画像をピンチアウトして拡大すると像が粗くて見ずらいことがあると思います。その際は画像を一度クリックしていただくと拡大画像が開けるようになっています。
ふむふむ、紹介キャンペーンというと一人紹介するくらいが普通のような気がするけど、これは「拡販ご協力メンバー」に登録すると、紹介して売れたカメラの台数に対して謝礼が支払われるのですが、5台目までは1台増えるごとに率がドンドン良くなって行くんです。でも、こんな沢山の紹介先がある人はなかなか少ないでしょうね。
こういうシステムを設けていたのを見ると、企業絡みの需要などはなくて販売に苦労していたのかもしれませんね…もしかしたら。
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
真面目な大ニコンさんらしからぬ、「何これ?ラテ・アート!?」なんて思ってしまいそうなお洒落なフロントキャップ。
でもこれは、オリジナルじゃありませんよね。そもそも作為的に塗られたものでもないでしょう。
ニコン1の白いレンズに付属しているフロントキャップが、何らかの原因で変色してしまったものと思います。そう思って見ると、白い部分も少し黄ばんじゃってるし...。
これを見て思い出したのは、オリンパスのこのキャップ。
これはペンデジ用の別売りアイテムとして販売されたフロントキャップで、「べっ甲柄」と称されていたもの。こちらはお洒落キャップの確信犯。
カメラアクセサリーの代用品情報について、カメラ屋としていい加減な情報を流さないように注意しています。
例えば、カメラにあるストラップ吊り金具が専用形状の場合、ストラップ側の専用金具がないと取り付けに困りますよね。
専用金具の純正品が見つかれば良いのだけど、見つけにくい金具の場合に「〇〇のストラップ金具が△△に使える」などの情報を聞いても、その発信者のことを信用できない訳じゃないんですけど、万が一に外れてカメラを落としたりすると大変なので、その情報を広めることは原則しないようにしています。
*唯一レベルでこんな代用品情報は発信したことあります→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/02/rolleileica.html
あと、よくあるのが~アイカップやアイピース。〇〇のアイピースと□□のアイピースの径が一緒~だとか、△△のアイカップが××にピッタリハマる~とかいう例。これは落として危険...というレベルの話ではないものの、間違ったモノを勧めて合わなかったりしたら、ご迷惑をお掛けてしまいます。
カメラ屋なら正確な情報を把握して案内すればいいじゃないか!?という捉え方もあると思いますが、カメラ屋だからこそいい加減な情報を扱えない~という解釈をしています、私は。
自分で現物合わせをしたり使用して確認していれば責任を持って案内することも出来ますが、限りがありますし。例えそうして得た確認情報でも記憶違いなんてしたら大変です…。
今回改めてこのことを書き始めたのは、先日買取り依頼のあったコンタックスRXに付いていたアイカップアイピースがCanon製品だったから。
四角い接眼部にピッタリとハマっているし、見た目的にも違和感がありませんでした。オリジナルのアイピースアイカップを見慣れた人には違和感あるのかもしれませんが...。