ちょっと古めな(1980年頃?)フィルムコンパクトカメラです。「ローライ(Rollei)」ブランドを名乗っていますが、製造は日本製と思われます。ヤシカやチノンブランドでよく似たカメラが存在していますので。
さて、今日話題にするのは細かなことなんですが、この部分がこうなってるのって珍しいのでは?と思った部分があったからです。
機種名が「ローライ フラッシュ35」というくらいですから、フラッシュを内蔵しています。
ボディ前面に「⇧」マークと「⚡」マークのボタンがあります。結果を先に言ってしまうと、「⇧」ボタンを押すとフラッシュがポップアップして、「⚡」ボタンを押すと発光準備のチャージが始まります。
ほとんどのカメラ(というか例外が思いつかない…)では、この2つのボタンは1つに集約されてますよね。2つに分けた理由は構造上の問題なのかなぁ?と思ったりしますが、どうなんでしょ。
気を付けないと、フラッシュ発光させたい時に「⇧」ボタンだけ押して、Readyランプが点くのを待ってしまいそうです。というか、今回の検品時に私自身がそれをやってしばらく待ってました(・_・;)。ランプが点かないだけでなくてチャージ音もしないので、すぐに「⚡」マークを押さないといけないことに気付きましたけど。
また「呼び」ました!
金曜日の夕方、トイカメラのホルガについて疑問があって最近いろいろ調べている~という話をKさんから聞きました。Kさんは以前、当初は謎のカメラ…と思っていた「SUZUKI'S AUTO FOCUSと記されたロイコ改造カメラ」について解明してくださった方。
すると、翌土曜日の午前中に「少し片づけたいので適当にしてください~」と言って、不要になったというカメラ・レンズを少しまとめて持参されたお客さんの品物の中に、ホルガがあったのです。
この「ホルガ120S」を最初のホルガとする説が一般的らしいのですが、いくつか不可解な点もある…という話を前日にKさんから聞きました。
これを読んでくださっている人の中で、もし1993年以前にホルガを買ったという経験のある人がいらっしゃいましたら、「いつ」「どこで」「どんな型のホルガ」を入手されたのか~などの情報をお寄せいただけると嬉しいです。
ちなみに、画像の個体は底に貼られたシールから2000年頃のものと思われます。
ニコンの防寒バッテリーホルダーDB-2です。
その名称からしてどういう使い方をするのか想像がつくと思いますが、簡単に説明をしますと~。
寒冷地ではボディ内蔵の電池が冷えてしまって、本来の機能を発揮出来ずカメラが使えなくなってしまうことがあります。それが予想されるような環境では通常の電池蓋を外して、DB-2のコードの端側をネジ込んで、DB-2のバッテリーボックスに単三電池を2本入れます。そのバッテリーボックスを服やズボンのポケットやカバンの中などに入れておくことで、電池を冷やさずに本来の機能を発揮できるようにする~というアクセサリーです。
その説明書を見て「おっ!」と思ったのが、F3,FA,FE2,NewFM2,FG,FG-20,EMに使えると記されていること。
最近のデジタルカメラなどに例えてみれば、バッテリー関係でこれほど共通して使用可能なのって、かなり珍しいですよね…。
でも考えてみれば、どれもボタン電池LR44を2個使用するカメラだし、今まで気にしたことなかったけど、電池蓋って全部共用出来るんでしょうね、多分。
ちなみに、コシナ製OEMとはいえ~同じくLR44を2個電源として使うニコン製品のFE10でも試してみましたが…ダメでした。
ブログやFacebookページで日々話題に登場する品物は、そのほとんどが我楽多屋の売り物です。
アップされたのを見て走って来てGETされる方もいらっしゃれば、アップされていることなど知らずに偶然ご来店されてGETされる方もいらっしゃいます。
また、既に売れてしまったものをアップすることもありますので、その点はご了承ください。これはネットにアップしてそのもの現物を売ろう~という企みがあまりないからなのです。それを本気でやりたければ通販なりをします。
「じゃあ、どういうわけよ?」と聞かれれば、そういうモノを売っている、そういうモノが出ることがある店ですよ!というイメージをお知らせしたいから。
前置きが長くなりましたが、最近Facebookページにアップしたniccaのフィルターを見て走って?来られた人が2人いらっしゃって、当然ながら先にご来店の人が早い者勝ちでGETされたわけです。
品物が品物を呼ぶことがあって、同様のniccaフィルターが再び出て来たことをブログ記事にアップしたら、前回の早い者勝ちで負けた人が今度は朝イチご来店されて、今度は見事GETされる~なんて面白い出来事がありました。
走って来る!?繋がり的な話では、一昨日のこと。ロシア製ビューファインダーのケースと望遠用アタッチメントをFacebookページにアップしてから30分足らずでご来店された人に、「ネットにあげられていたファインダーのアタッチメントはありますか?」と質問されました。秒レベルのあまりの早さゆえ、私は「えっ!?いつアップしたやつだ?」と、ピンッと来ないほどでした…。
たまたま我楽多屋へ寄ろうと思って向かっている途中でFacebookページをご覧になって、「これは!」と思われたそうで、『まさか走って来たわけではありませんよ、通りがかっただけですから~』と、そのお客さんからは念を押されましたけどね(笑)
世に出てはいけなかったであろうニッコールについて、以前に紹介したことがあります。あの2点(上の画像参照)については、自信を持って「世に出てはいけなかった」と言えます。詳細はこちらで→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2014/10/post-1ddc.html
今回の2点(下の画像参照)はニッコール用のレンズフードです。もしかしたら「このくらいいいだろう!?」と思って、ニコンが世に出しちゃってるのかもしれませんけども...多分それは無いと思います。
まず、下のフードの方。これは確実に刻印ミスであろうと思います。「f=105 1:2.5 f=135mm 1:3.5」の順に刻印されていますが、「105」の後の「mm」が抜けてますよね…。
次、上のフードの方。「f=85mm」とだけの刻印。これは多分「1:1.8」の刻印が抜けてますね。勝手にニコンを擁護すれば~「F」が刻印されている時代、1.8以外の明るさの85mmレンズは無かったはずなので、敢えて刻印しなかった~との解釈が出来なくもないですが…。さぁ、皆さんどう思いますか??
数日前のお客さんカメラなんですが、しばらくお話をした後に「実は今日は~」と言いながら~カバンからカメラを取り出される時に、それがライカっぽいのが分かったので「お売りになるのかなぁ?」なんて一瞬思ったりしていると、「ヤフオクで長徳先生のライカを落札したんですよ」とのことでした。
ライカM5にニッコール5cm/F3.5が付いています。
言われば、長徳先生のブログやSNSなどで見覚えのあるシールが貼られたM5です。
その常連さんが長徳先生の大ファンであることは私もよく知っています。ご本人はもちろんでしょうし、私もそういう人のもとへ落札されたことが喜ばしく思いました。
今日の話題は、元長徳カメラのお客さんカメラでした。
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
フジフイルムがチェキの需要拡大に対応して、フィルム生産に45億円投資する~なんてニュースが先月流れました。
上のニュースの「フィルム生産」の部分だけ見て、「オッ!」と思った人もいらっしゃったんじゃないでしょうか!?実際は「チェキフィルム」ですからね。神奈川県足柄工場の設備増強らしいです。
昨年から行なっている設備増強と合わせて、フル稼働する25年度の生産能力は21年度比で4割増しになるとか。
そういう明るめな見通しもあるからでしょう。今月始めにはカメラ機能だけを製品化した「instax Pal」なんてモデルも販売されて、私もつい買ってしまいそうになりました。でも、自分が持っているチェキカメラでプリントアウトするには面倒そう(マイクロSD経由!?)なだし、ネットである人が書いていた「どうせスマホという小さなカメラを持ってるんだから、結局それで撮ってチェキ(プリンター)に転送すればいいんだから~」という考えに強く共感して購入をやめました。
新発売の「instax Pal」を買うのであれば、135フィルムが9本くらい買えますしね。
枠に「nicca」の刻印が入ったフィルターで、レンズ取り付け側の普通はネジ切りがされている部分に丁寧なローレット加工されてあるものを見つけて、「なんじゃ?」と思ったのが10日程前(上の画像参照)。
「なんじゃ?」と思ったけど、実は8年前にブログ記事にしていたことをすっかり忘れていた~という老人力を発揮していたことを、その時Facebookページにアップしました。
それを見た人お二方が翌日の午前中に走ってご来店されましたが、お買上げは早い者勝ちのOさんでした。
あれから、10日程。フィルターを整理していたら出て来たんです。「nicca」と刻印された銀枠フィルターが!ネジ部分を見るとローレット加工されたタイプ!!フィルターの色自体は薄いオレンジであまり使用機会が無さそうなタイプですが、なんと!ガラス面に「nicca」の透かし文字が入ったタイプ!!!
8年前のブログで紹介したのと同じ、レアネタがダブルなフィルターが呼ばれて出て来たんです!