我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2024年9月

2024年9月20日 (金)

古ブロアー哀れ…

本日20日(金)、都合により閉店時間を繰り上げて16時30分に閉店させていただきます

 

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先日、仲間の業者が持って来た品物の一番上にブロアーがちょこんと置かれていたので、「これはお土産ですか?」と聞いたら、ふたつ返事が返って来ませんでした。

「いま使ってるブロアーがかなり劣化していて〜」と言って、何年も使っているブロアー(上の画像で見てとれると思いますが、表面素材からしてボロボロに劣化している右側のブロアーが古い方です)を見せると「どうぞ、あげる」とのこと。催促してしまった感。

早速、新しいブロアーを試してみると~空気を排出するべくブロアーを握った時のスカッと握れる感触が気持ち良く、排出量は同じなんだろうけど勢いが全然違う。

さらに、握った手を開いた時の戻りが早いこと早いこと!こっちの方がビックリ。戻りが早いから連続して出来る訳です。


YouTube: ブロアー新旧対決

というか、使い古しのブロアー。劣化が進んでどんだけ威力が落ちてたのか…と。改めて気付かされました。何度かお客さんに貸したことあったけど、今思うと恥ずかしい…。

 

 

2024年9月19日 (木)

ネバリ癖

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コニカⅢ型って、シャッターのネバリが出ている個体が多いんですよね。

動作チェックした際に、スローもネバらずにOKじゃん!との判断で値付けして店に並べると、その後しばらく(たった数時間、早いものなら数十分でも)放置すると、1回目のシャッターを切る時にかなりの確率でモサ〜ッとネバります。

そして、特徴的なのは2回目以降はあまり間隔を開けずに切っていればネバらないのです。でも、フィルムを入れて実際に使うことを考えると、かなり実用的ではないです、これ。連続してフィルム1本を撮り切ってしまうなら大丈夫ですが、そんなことまずないですよね。

特に今の時代、フィルムカメラは1枚1枚じっくり大切に撮る人が多いでしょうから。下手をすると、1枚撮っては数時間以上おいてまた1枚なんて撮り方したら、全コマ露出不良なんて…ことに。

他のカメラでシャッターがネバっている〜症状って多くの場合、スローシャッターの時にいつもネバってる〜という感じ。これなら、スローシャッター切らなければ大丈夫なわけで、実用的には問題なかったりします。全速いつもネバってる…なんて症状の個体は論外ですけどね。

 

 

2024年9月18日 (水)

日本橋人形町

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、ほうじ茶を買いに行きました。

この横断歩道を渡った左前方に美味しい~ほうじ茶専門店があるのです。

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2024年9月17日 (火)

NIKKOREX??

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

不要になった小物をご来店時に「これはもういいから~」と言って持って来てくださる常連さんがいらっしゃいます。

その日にお買い上げいただくモノのお会計を気持ち割り引かせていただく、ちょい下取りなんかで対応させていただいたりしています。もちろん、普通に評価出来るモノの場合は物々交換や買取りの対応を致します。

数日前にご持参された「これはもういいから~」の数点の中にあった、これ。「なんだろうね?」とお客さんも言われていました。

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私はパッと見で「ローライのあれのあの部分」と思ったのですが、手に取るとそこには「NIKKOREX」の文字を見つけて、「何じゃ、こりゃ?」となりました。

取り付け部がB30だから2眼レフだろうし、ニコンで2眼?から連想したのはマミヤ2眼レフのCシリーズ用にニコンが作っていたPORROFLEX。でも、これは「NIKKOREX」だし??

そんな話をお客さんとしながら、お楽しみには後に取っておくことにしました。

翌日の空き時間に「では~」正体を明かしてやろうと思いながら実物を良~く見ると、貼り付ける時にはみ出した接着剤のようなものが見えました。

な~んだ、ローライのあれのあの部分に、ニコレックスのシューアダプターの一部をカットして貼り付けている加工品でした…。フラッシュバルブじゃなくて、2眼レフにエレクトロフラッシュを付けようとしたのでしょうね。

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2024年9月16日 (月)

シルバー → ブラック

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数日前、店へ並べる時に「FE2じゃなくて、FEじゃダメですか!?」みたいな投稿をFacebookページにしたら、ずいぶんとたくさん皆さんからご意見を頂戴した~ニコンFEブラック。

その個体をお買上げくださったお客さんから「これは動作OKなんですよね、テスト撮影とかはされていらっしゃるのですか?」とかなり恐縮されていらっしゃる体で質問されました。

レンズを付けた状態で露出計の振れや目視レベルでの動作チェックはしているけども、フィルムを通して撮影まではしていない…旨をお伝えすると、「この値段で売られているんですから、勿論そうですよねぇ」と現状売りの内容をご理解いただいたうえでの質問だったことが感じ取れました。

そして、実は…とお客さんが続けられた話は以下のような内容。

数ヶ月前に我楽多屋でお買上げいただいたニコンFE(申し訳ないのだけど…それなりに前のことで、お客さんのお顔は記憶しているものの、お買上げいただいた内容まで私はハッキリと記憶していない…)で撮影をしたら、最初に通したフィルム1本の中で何枚かシャッターが開き切っていないような症状が出ていたのだそう(スマホに保存された画像も見せていただきました)。他のカメラもお持ちなので、それ以来はそのFEを使っていないらしい。でも、FEのデザインが気に入ってるのでもう一度チャレンジしたいと思っている~と。

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そのお話を伺って、ブラックのFEを少しお安くして差し上げようかと思っていたら、件のFE(こっちはシルバー)もご持参されていて「これは置いて行きますので、部品取りなど何かの役に立てば〜」と仰られる。

さすがに、時間も経過しているので返品対応は難しいけども、シルバーのちょい下取りと聞かせていただいた経緯を考慮して、ブラックのお買上げ値は値札から少し頑張った値引きをさせていただきました。

 

 

2024年9月15日 (日)

頭でっかち

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このカメラ「コンタックスFB」を見て、あのカメラ「プラクチカ Ⅳ」を思い出しました。

上の画像ではあまり気にならないかもしれませんが、無意識のうちに頭でっかちなデザインに共通点を感じたのでしょうね。

「プラクチカ Ⅳ」の時は言葉が悪いですが「不細工…」と思いましたが、今回はそれとはちょっと違う印象。

国産の一眼レフ機、例えば~ペンタックスSVキヤノンFPコニカFPあたりの露出計が内蔵されていないカメラには、ペンタカバー部に被せるように載せるタイプの外付け露出計が用意されていたりしますよね。あの外付け露出計を載せた状態をそのまんま一つのカメラにしてしまったような大胆!?なデザインにある意味、驚愕…って印象なんです。

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2024年9月14日 (土)

DONGWON P70-z

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先日、ペンタキシアンのお客さんがネタとしてご持参くださったカメラがこれ、「DONGWON P70-z」。

DONGWONは韓国の企業で、1980~90年頃にペンタックスのカメラの輸入販売を手掛けていて、ペンタックスの一眼レフ2機種とコンパクトカメラ5機種を扱っていた模様。

以前、そのうちの1機種も見せていただいたことがありました。ペンタックスMEスーパーのボディに「DW」(DONGWON(東遠)の略)のプリントがされていました。

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DONGWONがペンタックスとの提携で扱った一眼レフのもう1機種が「P50」だったことの影響なのか、今回の「P70-z」も「P」と数字の組み合わせ。でも、この機種はペンタックスとはまず無関係。

見せていただいた時点では「何処かで見たことあるカメラだな~」と思うだけで…それ以上に思い出せなかったのですが、いろいろ探していたら思い出しました。

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そう、この液晶表示風な操作ボタンはかつてこのブログで話題にしたことのある「チノン CP-7m」と同型種と思われます。

 

 

2024年9月13日 (金)

太陽観察専用の双眼鏡

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その派手な色が、商品に値札を打つラベラーとよく似ている「太陽観察専用の双眼鏡」。

持った感じの造りはオモチャレベルのような品物ですが、太陽を覗いちゃう製品ですから目がつぶれてしまったら大変なこと。ちゃんと、DINの規格で安全標準値を満たしています。

話題に取り上げてみたのは~とはいえ…オモチャみたいな造りの本体に「本製品は太陽観察専用の商品です。通常の双眼鏡での太陽観察は絶対にしないこと」という注意書きがされている点。

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この表記って義務付けられているんでしょうかね??

ドライに考えれば、この双眼鏡の使い方で重要な事項を書き込むのは分かりますが、他の双眼鏡の使い方まで関係ねぇ~よ!それは使う側の責任でしょ!言ってしまえばいいようなもの...と思ったからです。

こじつけで考えてみると、そもそも巻上げという概念の無いデジタルカメラの本体に「巻き上げ音の大きなフィルムカメラでの静かなコンサート会場等の撮影はお控えください」とか、まず書いてません…。

それは、人体に影響を及ぼす可能性があるかマナーの問題か~言われてしまえば、大きな差になりますからね。

 

 

2024年9月12日 (木)

明るいレンズ・暗いレンズ

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一般的にレンズはF値の明るいモノの方が高価なレンズとされています。

中古品の場合は価格に稀少性が加味されることがありますから、逆転現象が起こることもありますが、それでも稀なパターンかと思います。

画像のニコンS(後塗り)に付いているレンズ、普通に考えるとニッコールSC50mm/F1.4なんですが、名板をよく見てください。これ50mm/F1.5なんです。

F値1.4の標準ニッコールが出る直前に少量だけ生産されたという、稀少なF値1.5のニッコールなのです。

 

明るいレンズ・暗いレンズでいうと、少し前にこんなことがありました。多分、初めてご来店された方だと思うのですが、我楽多屋店内をひと回りされた後に「1.2とか明るいレンズありますか?」と質問されました。そもそもマウントが何なのか、どういう世代なのかも分かりません…。

「ありませんね。そういう明るめなレンズは基本ここには置きませんから」と答えると、「?」という表情をされたので、「そういう市場性の高いレンズは仲間の業者ルートにまわすので、ここはガラクタ的なものばかりです」と。

すると、「変わったレンズとかありますか?」と聞かれたので、「『変わった』って?人それぞれ求めるものが違うでしょうし、あなたが思う『変わった』分かりませんし」と答える。

次に「くせ玉とか?」と聞かれたので、「すみません。うちはこういう写り方をするから、どう?みたいな(セレクトショップ的な)売り方をしていないので」と答えました。

多分、感じの悪い店だと思われたかもしれませんが、このやり取りから~私が言わんとしていることを分かっていただける方もいらっしゃるでしょう。それで十分です。例えば、ひとつにこんな感じ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2018/12/post-95c5.html

あと、ご入店時に目の前で「いらっしゃいませ」と挨拶しているのに、ソッポ向いて無反応だったことも引き金になっていますから…悪しからず。

 

 

2024年9月11日 (水)

上毛かるた風鈴🎐

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、伊香保温泉。

先週水曜日は写真組合の研修が泊まりでありました。伊香保温泉の石段街入口の広場でバスを待っている時に録った動画です。

毎週水曜日のこの企画では初めての動画かと思います。

https://youtu.be/faq1zaHXf7A?si=uGP1INeoAl2bHSy7

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