我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年1月

2022年1月11日 (火)

ニコンUsが成人式

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます

 

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昨日は成人の日でした。

で、ありがちなネタが「今年成人式を迎えたカメラ~」的なやつ。このブログや店のSNSでも毎年じゃないにしても、ちょいちょいネタにしてきました。

今年、成人式を迎えるカメラの1台がニコンUsです。

このカメラの発売日を正確に記憶している人がいらしたら「?」と思われるかもしれませんが、今年2022年成人式の対象になる人は「2001年4月2日~2002年4月1日生まれ」ですから、ニコンUsは2002年3月発売なのでギリギリOKなんですね。

ところで、ニコンUsの後に発売されたニコンのフィルム一眼レフは翌年の「U2」と翌々年の「F6」のみ。成人式カメラをフィルムカメラで話題に出来るのも残り僅かです…(涙)

実を言うと、1年計算違いをしていて、ニコンUsじゃなくてニコンU2が今年成人式だと思って、このブログを書き始めていました。U2(2003年3月発売)は私物として持っているので。

でも、アップ直前にU2じゃなくてUsであることに気付いて、我楽多屋の在庫にあったジャンクのUsに画像を差し替えました(^^;)

 

 

2022年1月10日 (月)

錆びたストラップを~

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去年の11月11日、Facebookページに上の画像を添えてこんな投稿をしました。

「ちょっと相談です。このキヤノンのストラップ、金属部分が錆びてかなり見苦しい状態です。ただ、布部分はシッカリしているし、革のイーグルマークも大丈夫。これを売り物にするか否か?錆が醜すぎるのでわたし的には廃棄かな…と。錆びたアジャスターは別のものに交換しても良いのだけど、いちおう「C.P.E.」ネーム入りなので換えたら意味ない〜という人もいらっしゃるのかな?ハトメの交換はそこまで手間をかけたら合いません…。」と。

 

この投稿を見た数名の方から錆落としの方法などのコメントを頂戴しましたが、スミマセン...もともとそれを自分でやる気はありませんでした(>_<)

偽貫禄クラブ会長の常連Bさんもコメントを頂戴した中のおひとりでしたが、追伸が来て「待てよ!質問はこのまま売り物になるかでしたね。廃棄の場合は送料を払いますので、こちらまでよろしくお願いします」とのコメント。

私は「そら来た!」と思って、今は九州にいらっしゃるBさんへ発送しました。

 

ここからは、Bさんからいただいた経過報告を貼り付けていきます。

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「こんばんは!本日例のブツが到着しました。早速金属部分をチェックしてみましたが、海水にでも浸かっていたのかと思うほどの錆ですが、皮やストラップ自体は思いのほか綺麗です。これから金属部分をいろいろ処理してベストの方法を模索してみますね!楽しみがひとつ増えました。又、途中経過を報告します。」

 

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「こんにちは、現在までの経過を報告します。なんとかサンドペーパーやリューターでご覧の所まで錆落としをしました。今後この上から錆止めと塗料を塗布予定です。」

 

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「こんにちは。塗装が完了しました。金具の刻印が大事な所ですが、塗装が少し厚くなると見えなくなってしまい何度か剥がしてやり直しました。あとは耐久性に関しては未確認です。」

 

この時点でBさんから「ストラップ送りましょうか?」とメールがありました。私は最初からBさんに錆びたものを押し付ける(差し上げる)つもり(>_<)で送料負担して送っていましたから、「Bさん、使ってください」と返事をしました。

すると、「こんばんは。早速頂いたキャノンCPEストラップは、やはりF-1に一番似合うと思い取り付けてみました。黒の金具も良い感じです。本当にありがとうございました。大事に使わせていただきます。」と画像を添えてお返事くださいました。

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2022年1月 9日 (日)

カメラ歴4年弱

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昨日のお客さんカメラ「ライカM8」です。

このお客さん、2018年の春に初めて我楽多屋にご来店されたのがカメラにハマったキッカケだということなので、カメラ歴はまだ4年弱です。

その間、Facebookページでは今日のお客さんカメラでたびたび取り上げさせてもらっていますし、物々交換や買取りもさせていただいているので、約4年間にどんなカメラやレンズをお使いになって来られたのか…なんとなく知っているのです。

ちなみに、去年の春先にブログで話題にさせてもらった時の記事がこちら→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/03/post-4dce.html

その記事内ではとてもマニアックな?レンズを使用されていました。また、デジタルだけじゃなくてフィルムカメラも現像が追い付かない程たくさん使われています。

そして今年に入って、ついにライカM8を入手されたのです。二重像でピントを合わせられるデジタルカメラってところがとても良い!とのこと。

子供の成長を見届ける~ってのは表現がちょっと違うかもしれませんが、M8を肩から提げられているのを見て「おぉ~!ついにここに辿り着いたのか!(^^)」と嬉しくなってしまいました。

とはいえ、ご来店時にお話しさせていただくのは特に専門的な話ではなくて、カメラ・レンズ・写真趣味についてはお客さんご自身がドンドン独自に楽しんでいらしゃってます。私は趣味ってのはそういうものだと思っているので、それも嬉しいんですよね。

ちなみに、このお客さんはカメラ女子です。それもちょっとビックリですよね(^^)

 

 

2022年1月 8日 (土)

実用新案出願中

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マツダフィルタの箱がイイ感じなので開けて中を覗いて見たら、薄い紙に印刷された説明書のようなものが2枚入っていました。

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大きい方の紙は、優秀性を謳う文章や使用効果が記された説明書でした。もう1枚の小さい方は、実用新案出願中のフィルターケースの案内でした。

 

今まで何度もこのケースを見ていましたが、こんな仕掛けになっているとは知りませんでした!

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ケースの本体側が分割構造になっているのです。その底板がネジ式になっているので回転させると、底板自体がフタの方へ少しずつ上昇していきます。フィルターを入れた後に底板を回転させることで、フィルターをフタに押し付けて、ガタつくことを防ぐような仕掛けなのです。

ご覧のように底板には滑り止めのギザギザが円状にあるので、回転させるときに指が滑らないようにしてあります。

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実に良く考えられていますが、フィルターがケース内でガタつくことをそれ程気にしない人もいるでしょうし、クッション状のものを入れることなど他の方法で簡単にガタつきを抑えることも可能なわけです。そんな理由から、結局この仕様は長続きしなかったんでしょうねぇ~きっと。

 

 

2022年1月 7日 (金)

赤いカメラ

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個人的に「赤」が好きな色です。

そんなわけで、気になった赤いカメラが手元に少しずつ増えてしまっています。

最近のデジタルカメラの中にはカラーバリエーションが豊富なモデルも多いので、全部集め出したら切りが無くなりそうだし、そもそもコレクションが目的でもないので、手元にたまって行くのは今となっては価値の乏しい赤いカメラばかりなんですけどね…。

でも、トイカメラまで対象にすると一気に対象が増えるので、それは除外してます。って、コレクターじゃないのに線を引いてるのも変か!?

6台の内訳。デジタルカメラが4台、35ミリのフィルムカメラが1台、インスタントフィルムのカメラが1台。

 

 

2022年1月 6日 (木)

ビックリ!駅ビック

本日6日(木)より、本年の営業を開始します

 

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私も1台持っていて、付属の着せ替えシート以外にもネットでダウンロードしたり、自作したりして、着せ替えを楽しんでいるコンパクトデジタルカメラ「ペンタックス Optio LS 465」。

以前に「使う用」ではなくて、「ネタ用」に置いていると言っても過言ではない~なんて紹介しちゃってます。

これに、ビックカメラ赤坂見附店オープン記念の着せ替えシートが存在していたことを初めて知りました!!

カメラの発売が2012年で、赤坂見附店のオープンが2013年なので、当然ながら時代考証もあっています。

いやいや、これを付けて持ち歩く勇気はないですけどね…。

下の画像は過去に私がこのカメラで遊んだ記録です(^^)

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第267回目は、ニューイヤースペシャルで「コニカF」についてです。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2022年4月初旬まで。

 

2022年1月 5日 (水)

荒木町夕暮

本日水曜日、我楽多屋は定休日です。よろしくお願い申し上げます。

新年の営業は、明日6日(木)から行ないます

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、荒木町裏路地。

店のある荒木町、その裏路地の写真を時々撮っています。普段撮るのは開店前や閉店後なので早朝や夜の写真が多くってしまうのですが、これは先週の午後5時頃の夕暮れ時です。ちょっと用事があって銀行ATMへ行った帰り。

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2022年1月 4日 (火)

ミノルタA-2 LT

新年は、6日(木)から営業いたします

 

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ボディが樽っぽいデザインをしていて珍しい形のミノルタA-2ですが、その存在自体はそんなに珍しいものでもなく時々出て来ます。

ただ、発売から65年くらい経過している今、シャッターが壊れてしまっている個体も多く、巻き上げレバーが利かなかったり、戻って来なくなってる個体をちょいちょい見かけます。

今回やって来たA-2は、そこら辺がシッカリ動いているうえに、交換レンズが付いていたのです!

これ、1956年に発売されたA-2をベースに、100mmの専用レンズへの交換を可能にした「A-2 LT」(1958年発売)というモデルだそうです。

45mm/F2.8の標準レンズを回して外して、100mm/F4.8の望遠レンズへの交換を可能にしたために、ファインダー内には望遠用のフレームが追加され、ボディのレンズ取り付け部の脇に独特のピンが1本出ています。

ボディのどこにも「LT」とは記されていないので、ベースボディと比較して見た目の差は、この2点のみ。

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先述の独特のピンは望遠100mmを付けた時に距離計と連動させるためのピンなのですが、レンズ側にあるツメに引っ掛けてのボディへの装着など、そのやり方を知らないと…ちょっと難しいです。

また、45mm/F2.8付のA-2からの改造をメーカーが正式に行なっていたので、厳密に言えばこの個体も改造なのか?LTとして売られたものなのかは不明です。

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2022年1月 3日 (月)

恋したミモザⅡ

新年は、6日(木)から営業いたします

 

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新年早々、カメラ屋がカメラに恋して「売りたくない~」なんて思っちゃいけないんですけどね。

あ、年末にもZeiss ikon製イカレックス35に恋してましたけど…(^^)

今度は東独ドレスデンにあったMimosa社製の「ミモザⅡ」。1949年の発売だそうです。

そのボディの縦横奥行き比からして、どんなフィルムでフォーマットは何だろう?と思われるでしょうが、普通に35ミリフィルムのフルサイズです。

位置付けは普及機。簡単な作りをしているようですが、ガッチリとしたボディや重さに魅力を感じずにはいられません。これはちょっと手元に置いておきたい。

ちなみに、ペトリカラー35と比べてみると、横幅と高さはほとんど同じ。奥行きが分厚い以外は意外と小さいんです。

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