我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年1月

2022年1月31日 (月)

SEMFLEX

フランス製の二眼レフカメラ「SEMFLEX」

あんまり馴染みのないカメラなんですが、意外とバリエーションがあるらしいです。

ちょこっと検索などしてみたところ、この取って付けたようスポーツファインダーがあるモデルが見つかりませんでした。

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が、実際に取ったら外れました…。ピントフードの蓋部分にスライドさせてハメ込んでいるだけなので。

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ピタッとキッチリサイズなので純正品のようでもありますが、ガチガチにキッチリサイズゆえ~スライドさせての着脱時にピントフードの蓋側面にキズが付いてしまいそうなくらいなので、もしかしたら?自作品かサードパーティー製か…微妙なところ。

そもそも情報量が少ないので、判断に苦しんでおります。

が、そんな状態のまま店に並べていたら、もう嫁ぎ先が決まりました。次のオーナーさんにも判断しかねている点をちゃんと伝えております。

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2022年1月30日 (日)

木製?三脚(^^)

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2週間ほど前「三脚って地味なモノが多い~」と話題にしたのに反応して、我楽多屋で販売している木製アクセサリーシューカバーを提案・作成してくださった木材加工をお仕事にされているOさんが、こんな三脚を見せに来てくれました。

本物の木を薄くシート状にしたものを三脚の脚に貼ってあるんです。

斬新な発想だけども、すんなりと馴染める雰囲気もあって、好印象を受けました。

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構造上、収納される2段目や3段目の脚には貼れないので伸ばすとこんな風になってしまって、Oさん曰く「まるで測量か何かしている人みたいに見られてしまいますが…」と。

でも、携帯時には存分にナチュラル派?を主張できそうです。ただ、Oさん的にはキズ防止のために貼ったそうです。

あと、触れないくらい脚が冷たくなるような冬場に有効なんじゃ?と思いましたが、木材のシートがとても薄いので…その効果は無く、実際持ってみたら冷たかったです。

 

 

2022年1月29日 (土)

HELIOSなんだけど

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「ヘリオス」(HELIOS)というのはロシア製レンズである~と知っている人、そこそこ多いんじゃないでしょうか。

昔からあるレンズ名ですが、最近のオールドレンズ流行りで知名度が上がっているような気がします。

ところで、画像のレンズはスクリューのM42マウント。その名板に「HELIOS 1:2.8 f=28mm」と記されていますが、鏡胴側面には「LENS MADE IN JAPAN」とも記されているんです。

「何じゃこれ!?」

と思ってネット検索してみたら、長年ロシアモノの販売をされているショップさんにこれとほぼ同じレンズが出ていて、「どのようないきさつで作られたレンズか分からない」と書かれていました。

詳しいお店がそういうのだから…これ以上調べるのはお手上げ!と思ってやめました。

さらに、「日本製の鏡胴を使用してロシアで改造されたレンズではないかと思います」とも書かれていました。

 

 

2022年1月28日 (金)

セルフタイマーが~

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先週、このニコンFM10のお買い上げを迷ったお客さんがセルフタイマーの動作確認をして、途中で引っ掛かってしまう時があるのを理由にお買い上げをやめました。

「でも、来週まで残っていたら買おうかな…」と言い残して。

このお客さん、20年来の常連さんです。迷った時にセルフタイマーを動作させて、その調子で買う買わないの判断をされることが時々あります。一種の占いみたいなもんでしょうかね!?判断を天に任せるみたいな!?買い物をする上での楽しみの一つなのかもしれません。

そして、そのセルフタイマーの動作を一緒に見ている私も、ちょっとドキドキしながら見守っています。何故ならば、私は品物を検品して値付けをするにあたって、セルフタイマーの状態はほぼ気にしていないからです。

別の見方をすると、ここ大事です。セルフタイマーを使って撮影する可能性がある人は、我楽多屋の動作品をお買い上げの際にはセルフタイマーの動作確認されることをお勧めします。

さて、このFM10。セルフタイマーの状態がそのままでも、この常連さんは「残っていた」という理由でお買い上げいただけるのかもしれませんが、より気持ちよく買っていただければ!と思って、リハビリをしてみようかと思いました。

そもそもどんな状態なのかと言いますと、セルフタイマーをスタートさせると程なく止まってしまうのです。レバーをちょっと押すと、カチッカチッと音を立ててタイマーが少しスキップする感じで進んだ後に正常に戻ってシャッターが切れる時と、再び止まってしまう時があります。

その時の音や動作がプラスティック系の安っぽい音や感触なので、あまり言いたくありませんが…ニコンブランドのカメラなのに、所詮コシナ製だからか…と思ってしまうのです。

リハビリはセルフタイマーを数回動作させてみたり、セルフタイマーレバーを軽く指でアシストしてみる方法など繰り返してみましたが、改善の傾向は見られない感じ…。

他は現状、シッカリ動いてます。

 

 

2022年1月27日 (木)

素敵な橋渡し

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ここ数年、物々交換を何回も利用してくださっていたお客さんが、今年に入ってから2回に渡ってカメラを何台かまとめてご持参されて、買取りをさせていただきました。

お話によると、好きで買ったカメラだけども増えてしまって使う機会が減って仕舞いこんでいるくらいなら、使ってもらえる人のところへ出した方がいいんだろうなぁ~と考えるようになったとのこと。ただ、ちょっと変わったカメラが多くて市場性の面であまり一般的な品物でないので、我楽多屋にお願いするのが良いと判断してくれたんだそう。嬉しい限りです。

既に、何台かが次のオーナーのところへ旅立っています。

例えば、そのうちの1台であるローライB35。次のオーナーになった方が、早速撮影結果を知らせてくださいました。「トリオターレンズが好きで、何台かのB35を使ったことがあるけど、今度の個体は今までで一番描写が気に入っている~」と。

私としてはこの報告を前オーナーに伝えたいと思い、早速次のご来店時にお話しすると「私もこちらへお願いするにあたっては、どんな人の元へ行くんだろうか~?なんて思いを巡らせながら手放しているので」と喜んでくださいました。

他にも、次のオーナーに買って行かれる際に、私が説明しきれなかったそのカメラの使い方や謎の部分について、次回ご来店時に「判明しましたよ!」と報告してくださった例が2件ほどありました。

我ながら実に良い橋渡しをさせてもらってるなぁ~と満足しています。これも全ては、前オーナーさんや新オーナーさんのお気持ち頼りなんですよね。良いお客さんに恵まれて感謝です。

 

 

2022年1月26日 (水)

ゴムホース

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、有明の空き地。

実は数ヶ月前、夜の空き地にあったゴムホースに惹かれて写真を撮ってSNSの個人アカウントにアップしました。そしたら、長徳先生がそれに反応されて、ご自身のnoteで話題にしてくださいました。

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再びその空き地の前を通ったので、そのゴムホースの昼景を。

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2022年1月25日 (火)

巻き戻しボタンの窪みに注目!

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一昨日から、カメラの底面にある「巻き戻しボタン」に注目しています。カメラ歴30年弱ですが、こんなの初めてです。

厳密には「ボタン」自体よりも、ボタン周りの「窪みの形状」と言った方が正しいと思います。

そのキッカケになったのが、ミノルタSR-3。

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今まで全然気にしたことありませんしたが、SR-3の場合、この窪みの角にアールが付けられていてとっても滑らか。さらに、画像の手前方向からは斜度の緩いスロープ状になっています。

ボタンを押しやすくするためのアールでありスロープなんですけど、ボタンを押すまでもなく、このアールとスロープを指の腹で撫でるとスベスベと優しい触感で癒されます。

で、他のいろいろなカメラの巻き戻しボタン周りの窪みの形状を確認しましたが、機種によってそれぞれな形状がありました。

今のところ、ミノルタSR-3が一番です。

 

 

2022年1月24日 (月)

大きめな液晶表示

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デジタルカメラの場合はカメラの背面に液晶画面があるのが普通ですが、フィルムカメラの場合はあっても~日付や簡単な露出データを写し込んだりするための数字を設定する程度の小さな液晶表示があるくらいです。

しかし、このデータバックの液晶表示は案外と大き目です。といっても、1.3インチくらい…。ごくごく初期のコンパクトデジタルカメラの液晶画面くらい。これはペンタックスSFx用の「インターバルデータバックF」。

説明書が無いのでどんな機能があるのか確認出来なかったのですが、電池を入れた時に液晶にある文字が一瞬だけ全表示されるので、その状態を画像に押さえました。

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あと、「ん?」と思ったのが、電池蓋の真上にある小さな窓。通常のフィルム確認窓と比べるとずいぶん小さいので、何か他の目的があるのか?と疑ったりしましたが、とりあえずフィルムが入ってるか入ってないか確認するだけの窓のようです。何枚撮りが入ってるのか?などのフィルム情報を見ることは出来ません。

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記憶ではフィルムカメラの大きな液晶表示といえば、ミノルタα7000やα9000用に大きな液晶のついたデータバックがあったのと、α-7には標準で大きな液晶のある背蓋が付いていたように思います。

 

 

2022年1月23日 (日)

ハッセルのミラージュ

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長年ほぼ毎週日曜の決まった時間にご来店されるMさん。

先週の日曜日、このハッセルブラッド製のミラージュフィルターを発見されたMさんが言いました。「ホントにあるんですね。ハッセルのミラージュって。ハッセルを使うような人がこのフィルターを使ってどんな撮影をするのか想像がつかないんですけど…」と。

そして、「見てしまうと気になるけど今日はやめて、来週まで残っていたら買おうかな…」と言って。

最後に、「一番前に置いておこう。他の人の目について先に買ってもらえたら、それはそれで気が済むので…」と、私に聞こえるような独り言!?を言われました。

ミラージュフィルターはひとつの被写体が複数に写る多重効果が得られるフィルターです。このハッセルブラッドのは「MP6」というタイプで、本来の被写体のまわりに5つ多重に写ります。下の画像のような感じ(これはケンコーのカタログより)。

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日本ではこういう特殊効果フィルターは、ケンコーやマルミが得意なところです。ニコンやキヤノンなどカメラメーカーは自社ブランドでミラージュフィルターは出していないと思うので、Mさんが言われる「ハッセルのミラージュ」の意味合いも分かるような気がします。

で、今日がその次の週の日曜日です。

 

 

2022年1月22日 (土)

ロマンスカー型カメラ

★本日1月22日は第4土曜日なので、我楽多屋は午後2時から全品1割引きサービスを行ないます!

★田中長徳先生トークショーは今月も感染拡大防止の観点からお休みいたします。

 

今まで、いろんな形をしたトイカメラを見たことがあります。

缶ジュース、紙パックジュース、タバコ、タイヤ、サッカーボール、辞書…。乗り物ではクルマの形をしたのを2回、1台は赤色、もう1台は紫色でした。

過去の画像を探してみたら、クルマの形は同じだけど色違いで全然違うブランド?みたいでした。

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だいたいトイカメラってのは、それを企画した会社が数社に売り込んだりするので、同型で色違いの他ブランドなんてのが多くあったりします。

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そして、今回初めて見たのが電車の形をしたカメラ。トミーとポラロイドがコラボして開発・販売した「Xiao(シャオ)」がベースになっています。その名も「ロマンスカーde撮ッチャオ」。

ベースというか…普通のシャオに小田急ロマンスカーEXEを模ったカバーを被せているだけなんですけどね、実際のところ。

でも、これは小田急電鉄公認なので、色違いの鉄道会社違い~なんてのは存在しないオリジナルのようです。

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