我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年3月

2019年3月12日 (火)

世に出てはいけないものだったのか!?

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昨日に続いて物々交換絡みの話題です。

もう何年も前から物々交換を利用してくださっているYさんが、今回持ち込まれたものについて「ボディよりもレンズよりもキャップがポイントなんですよね」と、言われました。

上の画像を見て、何がポイントなのか分かりますか???

キャップのツマミの位置がズレているのです。普通はブランドネームの真横にあるはずのツマミが45°くらいズレてるんです。

Yさんに「案外とこの位置の方が脱着しやすいんですよ」と言われながら、ちょうど下の画像のような持ち方で脱着してみたら、たしかにおっしゃる通りでした。と言っても、SIGMAの文字が水平な状態で取り付けられていることが前提での話です。

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このキャップは製造上のミスで、世に出てはいけないものが出てしまったのかもしれませんねぇ~などと話をしながら、実はちょっと引っ掛かっていることがありました。

後で気になって検索をしてみたら、なんと5年前に同様のキャップをブログネタにしていました…。

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第233回目のテーマは「バルコニーに置きっぱなしのニコンのオリーブドラブの防水双眼鏡には意味がある」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html

 

*閲覧は2019年6月初旬までです。

2019年3月11日 (月)

SEP.1975

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この1ヶ月程の間に3回も物々交換に来ていただいたお客さん。その都度、5,000円前後の品物と交換分のジャンク系カメラをご持参くださいました。

増え過ぎたカメラの数を減らす目的でご利用いただいていることもありますし、交換品はフィルターなど比較的に細かいアクセサリーなどから見つけ出されていらっしゃるようでした。

流石に短期間で3回も連続すると、3回目の先日は相当金額分の交換希望品を見つけ出していただくことも難しいと思い、「もし交換希望の品物が金額に満たない場合はお預りとさせていただいて、次回以降のご来店時に交換という対応も致しますよ」とお話しました。

それでも、お時間に余裕がある~とのことで我楽多屋店内を隅々まで物色された中で見つけられた1本の期限切れフィルム。その有効期限が「SEP.1975」。

なんと、お客さんの生まれた年月と一緒だそうで「これもいただいて行かないといけないですよね!」と。

私も「もともと同じ銘柄のフィルムが4本あって、微妙に期限が違うのが混じっていた中で残った1本がそれです。お客さんに見つけられるのを待っていたのだと思います」と後押しをして、交換品の一つとしてお持ち帰りになられましたよ。

 

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2019年3月10日 (日)

巻き上げレバー型サムレスト

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先日、澤村徹さんに見せてもらったライカM10用「巻き上げレバー型サムレスト」の出来栄えが素晴らしいものでした。

何も言われないと、普通に巻き上げレバーのあるフィルムライカなのか!?とか、始めからサムレストが付いているM10Dなのか!?と思ってしまうくらいです。

しかし、よく見るとアクセサリシューに挿して固定されたサムレストであることが分かります。それなのに、巻き上げレバー(またはM10Dのサムレスト)のように、収納状態から指を掛けられる状態まで可動します。

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そして、何が素晴らしいって、まず、デザイン。冒頭でも触れていますが、見間違うほどに後付け感が無くてボディに実に馴染んでいるのです。そして、塗装。M10ボディのブラックとの差が分からないくらいの色と質感なのです。最後に可動部の質感も安っぽさが感じられないのです。

澤村さん曰く「可動部の質感はもう少し良くなると思いますよ」とのこと。

実はこれ、昨秋創刊した「Cameraholics」(ホビージャパン発行)の中で紹介されていた、近々発売される巻き上げレバー型サムレストの試作品なのです。

ハンガリーの金属加工工場で削り出されて、オーストリア・ウィーンの老舗メッキ工場で仕上げが行なわれているそうです。

おおよその予想価格を聞いて...それにはちょっとビックリしましたが、この質を考えればもっともな値段であろうと納得しました。

 

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2019年3月 9日 (土)

ジョンブリアン

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デジタルカメラじゃなくてフィルムカメラの話です。

オリンパス・ペンの最初期モデル、呼び名はただの「ペン」。1959年に発売されています。

多くの人はグレーの貼り革をイメージされると思います。でも当時、貼り革にはもう2色あったのだそうです。

後発モデルのペンSと同じブラックの貼り革と、画像のジョンブリアンと呼ばれる貼り革です。

何故にこの2色が少ないのかはイマイチ不明です。海外専用だったのか、販売期間が短かったのか、割高だったのか。。。いくつか理由を推測しますが、多分、販売期間ではないかと...。

「ジョンブリアン」とはフランス語で「輝かしい黄色」という意味で、JIS慣用色名では「鮮やかな黄色」を指す色名だそうです。

ただ、もう60年近く前の個体です。貼り革の経年変化や退色も想像されます。見た目には黄色というより茶か、薄いベージュというのが適当な感じです。

貼り換えかな?とか怪しんじゃったりもしますが、背面に「OLMPUS TOKYO」のロゴマークが型押しされているので、これは大丈夫でしょう。

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2019年3月 8日 (金)

ライカMLレンズ・ベストセレクション

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早いもので澤村徹さんとのお付き合いも10年が過ぎました。なんせ2008年12月に「オールドレンズ パラダイス講演会」をやっていただいた頃が始まりですから!

そして、つい...オールドレンズの澤村徹さんと呼んでしまったりしがちですけど、今回の本はオールドレンズに限らずにライカMLマウントの新旧レンズが取り上げられています。

64本紹介されるレンズの1/3程はライカ純正で、それ以外は日本製やロシア製などのほか改造レンズを含む他メーカーのもの。

この手の本は内容がマニアックになりがちらしいのですが、今回は少~し軽めに読みやすくしているそうです。それでも、シッカリと作例とともに紹介されています。

澤村さん曰く、「純正レンズとロシアレンズを対等に取り上げている本は初めてだと思います」と。

そう言われて~最近気になっていたことを思い出しました。自分の手元にあるレンズ。いちおうライカM6のボディがあるのでレンズも数本あるのですが、4本とも全部ロシアものなこと。

これを機に並べて写真を撮ってみました。本の趣旨に反してボディがフィルムであることはご容赦くださいませ(^-^)

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2019年3月 7日 (木)

色フィルター枠

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色フィルターと言っても、少し前に話題にした~モノクロ用のガラスに色が付いたフィルターのことじゃありません。フィルター枠に色が付いているものがあることをご存知ですか?

もう、10年近く前になるんでしょうか!?ケンコーマルミなどがフィルター枠を白や赤や緑・青などに塗った商品を出しました。多分、ボディカラーのカラフルなデジタルカメラが登場したことや、若い人をメインターゲットに商品化したんだと思います。

今もまだ売られていますが、うちの店で中古品として出て来たことは皆無に等しかったと思います。

ところが去年の中頃に、どこかのお店の棚ズレ品っぽいのが何枚かまとまって入りました。色は緑でした。

数ヶ月前、田中長徳先生が40.5㎜の保護フィルターを探しに来られた時に、その緑色枠のフィルターを「こんなのもありますよ!」とお見せしたら、「珍しいねぇ!」ってことでお買上げくださいました。気に入っていただけたようで、最近でも使用されていらっしゃる様子が先生のブログねたになっていました。

そういう記事を見ると自分も欲しくなってしまいます。でも、数個あった在庫は既に無くなっており、ヨドバシドットコムしようかぁ~と商品ページまで開きましたが勿体ないオバケが登場したので、色付きの装飾テープを持っているのを思い出して、とりあえず自作してみました。

 

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2019年3月 6日 (水)

証明写真

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本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、証明写真です。

といっても、証明写真を撮っておりませんし撮られてもいませんが、散歩中に見つけた証明写真BOXの側面に描かれた宣伝に反応してしまいました。

こういうのを見つけると「カメラの機種は何か?」と気になってしまうのは、もう職業病ですから仕方ありません。

ボディ前面にシャッターボタンがある特徴的な機種なので、判別は容易。これは東独製のプラクチカですね。

多分このBOXに入ると、子供が三脚に載せたプラクチカで証明写真を撮ってくれるのでしょう(笑)

ちょうど一年くらい前に同じ会社のBOXでこんなのを見かけていました。これは二眼レフで女性が撮ってくれます。

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2019年3月 5日 (火)

アクセサリーシューカバーの切り欠き

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昨年末から我楽多屋にて販売している木製アクセサリーシューカバーの関連で知ったことがあります。

今まで特に気にしていなかったけども「言われてみれば!」なのが、ペンタックス純正アクセサリーシューカバーにはボディ前方に向かって左側に切り欠きがあることです。

上の画像は「左:ペンタックスの現行品(左側に切り欠きがある)、中:ペンタックスの過去の純正品、右:ニコンの現行品」です。

今現在、ペンタックス以外にもニコンやフジ・ソニー・オリンパス・パナソニックも純正品としてアクセサリシューカバーが用意されていますが、特に切り欠き状のものはなくて左右対称です。しかし、キヤノンには純正品自体が存在しないのです。

ペンタックス純正に切り欠きがあることとキヤノンに純正品が無いことには、どうやら共通の理由があるようなのです。

まず、キヤノンの場合。アクセサリーシューにストロボが装着されているかどうかを感知するような仕組みが備わってる機種があるのだそうです。その感知する部分がアクセサリシュー右側のレールにあるので、社外品でキヤノン用として現在販売されているシューカバーには右側に切り欠きがあります。また、過去のキヤノン・デジタル一眼20Dには左側のレールにあるという情報もあります。

キヤノンさんはストロボ装着有無感知の煩わしさを防ぐために、シューカバー自体を純正品で用意していないのかもしれませんね!?

じゃあ、ペンタックスの場合はどうなのか?と思ってネット検索してみました。これという情報がすぐに見つからなかったのですが、手元にあるデジタル一眼K-mのアクセサリシューを覗いたら、左側奥に白い小さなボタン状のものがありました。このボタンが何の為なのか?今のところ不明ですが、このボタンを避けるための切り欠きであることは、まず間違いないでしょう。

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さて、ストロボが装着されているかどうかを感知する必要はどんな理由からか?取扱説明書に記されていたり、メーカーから正式にアナウンスされたものを見ていないので何とも言えませんが、カメラの設定に何らかの影響を及ぼすことが考えられますし、キヤノンの場合はストロボが装着されていると感知すると、ボディ内蔵のポップアップストロボが出て来ないらしいです。

 

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2019年3月 4日 (月)

昨日の我楽多屋

昨日3月2日(日)は横浜で開催され好評だったCP+の最終日だったうえに、都内は東京マラソンによる交通規制、挙句には朝から雨降り…と、荒木町の我楽多屋としてはお客さんが少なくなりそうな予感~三重奏でした。

で、朝からカメラバッグ掃除などを始めました。

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実はもう1週間近く、レジカウンターの前に3薄汚れたまま置いていたカメラバッグ3個。掃除をするのが面倒くさいのもあって...、もし「これいくらですか?」と声を掛けられたら、超々安価でお譲りしようと思っていたのですが、一回も声が掛からなかったのです。

いよいよ簡単に掃除して、値札を貼ろうと思ったのです。

そしたら、お昼ごろのことでした。レジカウンターの傍に置いていた、昨日物々交換で入って来たレフレックスコレレの革ケースを見たお客さんに「これは何のケースですか?」と声を掛けられました。ボディのチェックをしたものの、シャッター幕がすだれのように向こうが透けていたので値付けにちょっと迷ったまま放置していたのでした。

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事情をお話しして考えていた値段をお伝えすると、革ケースだけじゃなくてカメラごとお買い上げくださいました。

面白いですよねぇ(^-^)。1週間も置いていたバッグには一切声が掛からなかったのに、まだ1日経っていない、たまたま置いていた革ケースに反応してカメラ本体まで売れちゃうなんて!

でも夕方前には、Facebookページにアップしたカメラバッグ掃除の画像を見て、バッグを買いに来てくださったお客さん。3つ掃除したうちの2つお買上げくださいました。

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さらには、横浜のCP+にお仕事で4泊も上京されていたおふたり。おひとりは長野、もうおひとりは新潟まで帰られる前にわざわざ寄ってくださって、木製アクセサリーシューカバーを1個ずつお買上げくださいました。

他にもミュージシャンのお客さんから、景気と音楽業界のお話や、ライブで音を売るミュージシャンのお話などを聞かせていただいたりと~~~結果、かなり濃い一日になりました。

 

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