ジョンブリアン
デジタルカメラじゃなくてフィルムカメラの話です。
オリンパス・ペンの最初期モデル、呼び名はただの「ペン」。1959年に発売されています。
多くの人はグレーの貼り革をイメージされると思います。でも当時、貼り革にはもう2色あったのだそうです。
後発モデルのペンSと同じブラックの貼り革と、画像のジョンブリアンと呼ばれる貼り革です。
何故にこの2色が少ないのかはイマイチ不明です。海外専用だったのか、販売期間が短かったのか、割高だったのか。。。いくつか理由を推測しますが、多分、販売期間ではないかと...。
「ジョンブリアン」とはフランス語で「輝かしい黄色」という意味で、JIS慣用色名では「鮮やかな黄色」を指す色名だそうです。
ただ、もう60年近く前の個体です。貼り革の経年変化や退色も想像されます。見た目には黄色というより茶か、薄いベージュというのが適当な感じです。
貼り換えかな?とか怪しんじゃったりもしますが、背面に「OLMPUS TOKYO」のロゴマークが型押しされているので、これは大丈夫でしょう。
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