我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2017年9月

2017年9月21日 (木)

GARAKUTAYA

そうだ!そうだ!!パロディっちゃおうと思いながら忘れてました。

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先月23日に発売された、サザンオールスターズ・桑田佳祐さんの7年ぶりというソロアルバム「GARAKUTA」。

それを知った瞬間に「おぉっ!」と思ったのと、ジャケット写真を見た瞬間に「へへっ!」と思ったのでした。

特に説明するまでもないです。これをやりたかっただけのことです。

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並べたカメラは我楽多屋っぽいというか、二代目っぽく。ペトリの小さなカメラにしてみました。ペトリカラー35は4台とも微妙にモデル違いで、ペトリハーフは色違いです。

 

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2017年9月20日 (水)

運河に突き出た屋根

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、芝浦三丁目です。

品川行きのバスの車窓から見ていて、気になってたこの光景。先週は途中のバス停で降り立ったので、そうだそうだ!と思って、少し歩いて見てきました。

運河に沿った古い小さな建物。そこから、運河に向かって細く長く突き出た屋根があるのです。今は使われていないようですが、この画像を見てくださった方の推測をまとめると、かつては船着き場になっていて、積み荷なんかを引き上げていたんじゃないだろうか?って感じです。

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2017年9月19日 (火)

ヤニ・コキ

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ストラップのこの金属部品を何というか?ご存知の人って、案外と少ないと思います。

「コキ」とか「テープアジャスター」とか呼びます。→参考ブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/06/0603.html

さて先日、ストラップの整理をしていると、ニコンのカメラボディに付属品されているタイプのストラップに、「ん?」と思うコキが付いていました。

色がちょっと違うんです。通常のシルバーに対して、ゴールドっぽい色をしているのです。

まさか!?こんな色違いがあったのか?いや、錆て来てんのか?と思いながら、濡れ布巾で強めに擦ってみたら色が落ちました。

どうやら、これ…煙草のヤニっぽいですね。

もう一方のコキを拭く前に並べて記念画像を残しておきました(>_<)

 

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2017年9月18日 (月)

「趣味」って

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先日初めてご来店のお客さんに、「カメラを始めようと思うんですけど、何がおススメですか?」と聞かれました。

内心「えーっ!」と思いました。どんな人かも知らないし、何を撮りたいのか?などなど全く分かりませんから...。

「デジタルですか?フィルムですか?」聞くと、それもまだ決めきれていないようです。

少しお話をするうちに「買おうかなぁ~」と思っているカメラがおありのようで、それがニコンのデジタル一眼「Df」であることが分かりました。Dfは古いニッコールレンズが使えることは情報としてお持ちのようでした。

そして、次に聞かれたのは「Dfを買ったとして、どのレンズを買ったらいいですか?」と。

内心「えーっ!」とまた思いました。スナップを撮りたいのか、ポートレートなんかを撮りたいのか、はたまた虫とか撮りたいのか~全く分からないし...。

それを聞くと、それも決まってないらしい。漠然と写真を始めようと思っている模様。

少しお話をしていると、デジタル一眼は親が使っていたEOS-Kissの古いのが家にあるというのです。

古いレンズを試してみたり、何を撮りたいか方向性が見えるまでは、EOS-Kissをボディにして、マウントアダプターを使っていろんなレンズで遊ぶのも手っ取り早いんじゃないですか!と、一案ススメてみました。

もう一案。予算があるなら「Df」ありきで、それを買って始めるのも方法。その場合はとりあえず、手頃なAFズームをセットで買って、使い慣れたり自分なりの方向性が見えてから、オールドレンズや単焦点レンズに目を向けてもいいと思いますよ!と。

 

などなど、いろいろ話をしている中で「ニコンとキヤノンとどっちがいいんですか?」と聞かれたので、「時々そういう質問ありますけど、どちらも立派なメーカーだし、個人の好みや相性もあるので、どっちが良いかなんて一概に言えませんよ。それを自分で判断することが、それが出来るようになるのが楽しいんだと思いますよ」と答えました。

また、私 二代目がどんなカメラを使っているか?聞かれたので、それは参考にならないし、しない方がいいと答えました。いや、それを前提にザックリとは答えましたけど。

こんな流れを受けて、最後に私なりに指南したのは、まず、量販店へ行ってDfの実機を触ってみること。あと、Dfが発売された頃に、いくつかのカメラ雑誌がDfについての解説や使い方(オールドレンズとの相性なんかも含めて)を書いたムック本を出しているはずなので、それを読んでみたらどうでしょうか?と。

そして、Dfを買うのか、古いEOS-Kissから始めるのか、これは自分で決めましょうよ!と。

 

さて、「趣味」って、自分で調べたり・経験したり・失敗したりしながら、自分なりに満足できるものを見つけていくところに面白みがあるんだと思うんですが、違うのかなぁ...。初めてのことは分からないことが多いけど、人が言うことや、やっていることをそのまんまやるのではツマラナイと思うんですけど。

最近は、手取り足取り指南したり、お店の価値観でモノをススメて売るようなやり方もあるのかもしれませんし、そういうのを求めている人も多いのかもしれません。でも、趣味ってそこまで間口を広げる必要があるのかなぁ~と思ってしまいました。もっと自主性が必要なんじゃないかと。

「いやいや、初心者には必要でしょ!?」という声があるのも分かっているのに、こんなこと書いてしまうから、そういう層に敬遠されてしまうのかもしれませんね、我楽多屋は。

 

でも、このお客さんは「いろいろありがとうございました。また遊びに来ます!」言われて帰って行かれました(^-^)。

 

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2017年9月17日 (日)

先見性があった!?

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今から50年くらい前、一眼レフが出回って第二段階ってあたり、普及機のシャッタースピード最高速が1/500秒から1/1000秒へ引き上げられました。

でも、今、それらのカメラの多くが1/1000秒でちゃんとシャッター幕が開かなくなっている症状が出ています。音はしてても、幕がちゃんと動作していないのです。

その点、当時のペトリの一眼レフは最高速が1/500秒止まり。技術の無さなのか、、、無理をせず大衆機・安価に徹底したのか。。。その真意は分かりません。いや、今日の話題的にはどうでもいいんです。

あるお客さんが、ペトリ一眼レフのシャッターダイアルの最高速1/500秒表示を見て、「ペトリは先見性があったんですねぇ(笑)」と言われました。

ちょっと皮肉な言い方ですが、後年、1/1000秒がちゃんと動作しなくなるのを見越して、1/500秒止まりにしておいたのかもね~と兪やしてるんです。

 

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2017年9月16日 (土)

Rollei-Mutar

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二眼レフのローライには、いろんなアクセサリーが用意されています。

とにかく、どんな状況でも俺のローライで撮ってやるんだ!的な無理しているようなアクセサリーもあって、その徹底さに滑稽さを感じてしまうものもあったりします。

そんなアクセサリーをこのブログでもいくつか会紹介したことがありました。横撮りアタッチメントや、距離計ローライグリッドマグニファイヤーフードなどなど。

今回は「ローライ-ムター1.5×」。レンズの前に付けるコンバージョンレンズで、画角が1.5倍になります。

その造りが立派。テイクレンズ用とビューレンズ用の各コンバージョンレンズが一体化されているうえに、結晶塗装っぽい仕上げの折り畳み式の立派なフードも付いています。

取り付け部も凝っていて、ボディのビューレンズのバヨネット枠に被せるように付けた後に、テイクレンズ側のコンバージョンレンズの根元にあるリングを回すと、ボディのテイクレンズのバヨネット枠に噛み合って固定されます。

今回のローライ-ムターは品数が複数あった買取り依頼の中にありました。これはRⅰ(BeyⅠ)用なのですが、一緒にあったローライフレックスは「3.5型」なので、バヨネットサイズはRⅱ(BeyⅡ)。合致しないので、急遽、しまい込んでいた私物のローライフレックス「オートマットⅤ型」に付けてみました。

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ローライ-ムターには画角が0.7倍で広角になるものも存在しています。

 

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2017年9月15日 (金)

FT-1 PRO HALF

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ご存知のマニアさんも多いと思いますが、一般的には知られていない~というか発売されなかった、コニカ「FT-1」のカメラ店向けに仕様変更された、証明写真撮影用のハーフ判カメラです。

ボディの前面、「FT-1」のネームの右に「PRO HALF」と記されたシールが貼られています。

裏蓋を開けると、ハーフ判用にマスクが足されています。

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ファインダーを覗けば、ハーフ用のフレームが付け足されています。

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一時期、中古市場では希少品ということでずいぶんと高値が付いていましたが、最近はさすがにかなり落ち着いてきた模様。

 

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2017年9月14日 (木)

ブランデーか!?

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この布張りの箱に銀色で描かれた豪勢な感じの鳥の絵や、紐で結わけるような体裁を見て、この中にカメラが入っていると思える人って少ないと思います。

まるで、高級なブランデーでも入っていそうな雰囲気ですが、「ワルツ・オートマット44」という二眼レフカメラの箱なのです。

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開けてみると、127判フィルム使用の二眼レフに共通する、小さなボディに機能が凝縮された感のあるメカメカしさが溢れています。詳細を見てもシッカリと作られた感があって、なんとも頼もしいというか、魅力的なカメラです。革ケースもちゃんとしているし、付属のキャップもメタル製で結晶塗装が分不相応!?なくらいに立派。

ワルツといえば、どちらかというとカメラよりもカメラアクセサリーをイメージされる人も多いでしょう。それでいうと、かつて二眼レフ用のフードでもずいぶんと立派なものが出て来たりしました。

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2017年9月13日 (水)

青春18きっぷで

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、中央本線。青春18きっぷを利用して、小淵沢まで行って来ました。

高尾~小淵沢間の鈍行列車は事前に調べてみたら、使用される車両は見た目が同じでも、シート配列はロングシート車なのか、ボックスシート車なのかは、来てみないと分からないとのこと。

片道2時間半の長旅ですから、やはり旅情気分を味わうにはボックスシートですよね。

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で、行きはボックスシート車が来たので満足気分だったのですが、帰りにやって来た車両はロングシート車でした。

が、画像のように夏休みも終わった平日の午後、ガラガラに空いていたので端っこに座れれば、これはこれで解放感抜群でした。

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2017年9月12日 (火)

勝手に記念シール

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ニコン100周年の時に、ペトリを絡めたネタを話題にしたことがありました。

現時点で、ニコンは創業100年で、カメラ製造は69年。

対して、ペトリは創業から倒産までの70年まるまるカメラ製造していたし、倒産後に労働組合が存続させたペトリ工業でもカメラ製造を継続していたし、会社自体はまだ存続しているのでおおもとの栗林写真工業の創業から数えたら110年だと!

そのブログを見てくださった常連Yさんが物々交換でお持ち込みいただいた品物の中にあった、ペトリ Ⅴ6に、「KURIBAYASHI 110th」なんてシールが貼られていました。

そして、同じく持ち込まれたトプコン スーパーDには、「85th anniversary」なんてシールが貼られていました。

洒落が利いてますね(^-^) 

*勘違いされる方がいらっしゃるといけないので、このシールは共にお遊びで貼られたものです!

そう、かつて日本光学(ニコン)は海軍に採用され、東京光学(トプコン)は陸軍に採用され、「海のニッコー、陸のトーコー」と呼ばれていたのでした。そのトプコンは今年で85周年なんだそうです。

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