陸のトーコー 海のニッコー
「陸のトーコー 海のニッコー」、この言葉をご存知の方、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
戦時中の話になります。当時、陸軍の御用達メーカーだった「東京光学(現トプコン)」と、海軍御用達メーカーだった「日本光学(現ニコン)」、光学機器では双璧をなしていた両メーカーをそんな呼び方していたそうです。
後に東京光学はカメラ事業から撤退してしまいますが、今でも眼科系医療機器や測量機器などの製造販売を続けています。
さて、少し前にSマウントニッコールをM42マウントに改造したレンズを紹介しました。あのレンズ、既に販売済なんですが、訳あって、お買上げいただいた常連さんの厚意でうちの店にお預りしています。
その訳ってのは、私の遊び心を満足させる機会を待たせてもらっているのです。
マウント改造レンズとはいえ、ニッコールを何か別のボディに付けて、その組み合わせで遊んでみたいという~ふざけた遊び心。
最初は、ペトリあたりのM42マウントボディに付けて、猫に小判状態を楽しんでみたいなぁ~なんて思っていましたが、なかなかタイミング良く、M42ペトリが入って来ない。。。
で、数日前にトプコンRE200(上の画像のカメラ)を見て、これとほぼ同じ型でKマウントボディ(RM300)があったことを思い出し、「陸のトーコー 海のニッコー」組み合わせ(要アダプター)も面白いかなぁ~などと考え出しています(笑)。RM300は輸出モデルだから、より難しいかなぁ。
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