ROLLEIMETER
カメラ屋人生60年の買取名人が、この茶色のケースを持って来て「これ何だか分かるか?」との質問。(*よーく見ればケースに名称書いてますけどね。。。)
カメラ屋人生20年の私 二代目、ローライの何らかのアクセサリーのケースだろうことは分かりましたが、、、これという自信もなく「ローライキンか?」と答えると、違うとのこと。
今(買取りコーナーで)、お客さんがこれを出してすぐに、「ローライメーターですね?」って言ったら、お客さんがビックリしてた!と買取名人は自慢げ。
で、ケースの中のローライメーターを見ましたが、私は現物見るの初めてかもしれないので、当てられるわけがない。。。う~んと少々考えたけども、どうやって使うものかすぐに判明しない。。。
まず、「メーター」と言っても露出計ではないです。「距離計」です。
2.8用と3.5用があって、この個体は3.5用のパーツが付いてます。
カメラ本体のピントフードを開けた上に、スポーツファインダーで使う状態にして、ボディ上部前面に、このローライメーターを取り付けます。すると、繰り出される前板と連動することで使えるようになる距離計。
ここからは長徳先生の二眼レフカメラワークショップの一文を抜粋させていただきます。「フレームのまん中にはプリズムが組み込まれ、やや離れた場所にあるプリズムの回転角で距離計の基線長を得て、ライカのようにレンジファインダーで測距しようという~」とのこと。
先週のライカアクセサリー「VOOLA」の時のように、ボディやレンズがない状態での解説で分かりづらかったら申し訳ありません。
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