ニコン100年、ペトリ110年
一昨日25日、ニコンさんが創業100周年を迎えました。
関係者向けのパーティーも催されたようですし、新宿エルタワー内のギャラリーが新装オープンしました。また、記念モデルなども幾つか販売されて話題になっています。
さて、対してペトリ。現在のことはまず置いておいて、ペトリは前身の栗林工業が1907年に創業しているので、ニコンより10年古いのです。
そこから数えると今、110年。でも、ペトリは1977年に倒産しているので、その時点で70年の歴史だったわけです。
ただ、ニコンがカメラを造り始めたのは、1948年~。なので、1998年にカメラ50周年でF5の記念モデルを出したりしました。よって、今年でカメラは69年。
一方、ペトリは創業時からカメラ製造を手がけていたので、倒産までのまるまる70年カメラ~だったことになり、現時点のニコンとほぼ肩を並べていたということになりますね。
ここで、話をさらにややこしくしますと、ペトリカメラは倒産しましたが、その後、労働組合がペトリ工業として存続させてカメラの製造を続けていたので、70+α年になります。それと、会社自体はカメラ製造をやめた今もまだ存続しているとのことなので、本家倒産をどう捉えるか次第では...ニコン100年に負けない、ペトリ110年もあながち間違えではないのです。
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