ブランデーか!?
この布張りの箱に銀色で描かれた豪勢な感じの鳥の絵や、紐で結わけるような体裁を見て、この中にカメラが入っていると思える人って少ないと思います。
まるで、高級なブランデーでも入っていそうな雰囲気ですが、「ワルツ・オートマット44」という二眼レフカメラの箱なのです。
開けてみると、127判フィルム使用の二眼レフに共通する、小さなボディに機能が凝縮された感のあるメカメカしさが溢れています。詳細を見てもシッカリと作られた感があって、なんとも頼もしいというか、魅力的なカメラです。革ケースもちゃんとしているし、付属のキャップもメタル製で結晶塗装が分不相応!?なくらいに立派。
ワルツといえば、どちらかというとカメラよりもカメラアクセサリーをイメージされる人も多いでしょう。それでいうと、かつて二眼レフ用のフードでもずいぶんと立派なものが出て来たりしました。
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