我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年9月

2014年9月12日 (金)

フード美

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先日、フォクトレンダーのフード「310/32」ってののデザインが、個人的に「一番美しい~」と思っているって、Facebookページにアップしました。

その時に、Sさんから「セプトンも、フード使いたさに使っているようなものです~」とコメントをいただいたばかり。

そしたら何日もしないうちに、そのセプトン用フード「310/54」がやってきました。

個人的に好きなVITO-B用「310/32」は、被写体側は円形をしているものの、フード側面は上下左右四面に少し絞り込み加工があるのです。その造形が溜まらなく魅力的なのです。

「310/54」はそれより3回りくらい大きいのですが、よく見ると、こちらは上下と左右で絞り込みの形状が違っていて、被写体側は円形ではなくて上下を少し潰したような形になっています。

Dscf7133_1280x960*画像左側が「310/32」、右側が「310/54」

おぉ~、これも魅力的!!

フード有ってもセプトンレンズが無いので、ニコンFに付いたニッコールの付けてみましたよ。

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第179回目のテーマは「ニコレックスFのコパルスケアの文字に痺れる」です。

こちらより、お楽しみください。

*閲覧は2014年12月初旬までです。

2014年9月11日 (木)

ネタに困ったら

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そう!ブログネタに困ったので、整理中に出て来た古い「カメラ毎日」をペラペラとめくっていました。面白いことないかなぁ~と。

古い雑誌の面白いところは、そこに掲載されている広告。

中古品でしか知らないモノの、現行品時代のセールスポイントなどが明確に分かったり、その表現方法が面白かったり、かなり楽しめます。

で、今回のヒットは「サンズームレンズ」。

何これって?ってくらいに「~たら」って、サンズームレンズを使う理由付けをしています。ふたつだけ英文が入っているのも微妙(笑)。

こんな沢山の理由に応えられるレンズなんだから!?これもキャッチコピー通りに「ズバリ一本、できたヤツ。」なんでしょうけどもねぇ。

今みると、この広告自体ツッコミどころ一杯で、皮肉って言えば、「ズバリ、できてる」ようには見えないんですけど。。。

まず、32個列記された理由付け、ひとつひとつ読んでいくと滑稽。

それ以外のツッコミどころをいくつか、、、

  • 「■仲間達と楽しくやろう<サンフォトグルッペ>へお入りください。」って?
  • 右下に3製品の情報があるのだけど、価格表示に統一性ないし、「ヤングトリオ」って何?
  • 「★カタログご請求の方は《東京サービスステーション》へ」って書いているのに、その前の住所表記とかずいぶん見づらいし。
  • 構えたカメラの画像、「PENTAX」の刻印を隠すためなんでしょうけど、ストラップがカメラの前面に不恰好に被さってるってどうよ???

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すみません、、、ネタに使わせていただいたのに、余計なお世話ですよね。。。

 

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2014年9月10日 (水)

白山~茗荷谷

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

****************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」、白山から茗荷谷。というのも、その中間に位置する「ギャラリーW」で行われていた、写真の内側・外側研究会 展覧会「反芻するけもの」に足を運んだからです。

小石川植物園の正門が、大通りから一本入った細い道に面していることを初めて知りました。

このギャラリー、オープンまだ1年程のキレイで広めなスペース。一面が大きな窓になっていて、その窓の外に小石川植物園の緑が望めるのがいい感じ。望めるといっても、窓から見ると上り斜面なので、見晴らしが良いわけではありません。

白山駅出口の海抜11.0mに対して、坂道を上って下ったところにギャラリーがあります。ギャラリーから白山と反対方面へ坂をずっと上っていくと茗荷谷駅があって、改札口の海抜は26.9m。

画像は白山からギャラリーへ向かう坂の頂上部にあった、協会付属の幼稚園付近で。

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2014年9月 9日 (火)

たった2年の最少最軽量

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何故か、「フジカST701」が好きです。

これといって特徴のあるデザインでもないけど、とてもシンプルなところがその理由なのだと思います。あと、シャッターが電気仕掛けじゃないのも、機械として安心出来るところでしょうか。

で、白と黒と2台。ボディを持っています。

ただ、両方ともジャンク状態。。。なら、電気仕掛けじゃないから安心~という理由は矛盾してるか、、、(笑)。

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実は昨日、ST701が発売された当時は、最少最軽量の一眼レフボディだったことを初めて知りました。(なんかそのことを知ってさらに、ST701が愛おしくなった)

1970年のことでした。富士フイルムが主要なカメラメーカーの中で最後発で一眼レフを発売したのは。

私の中で小さい一眼レフというと、オリンパスOM-1とペンタックスMXのコンマミリ単位の攻防が印象濃いので、ST701との時系列はどんなだったのか確認してみたところ。オリンパスOM-1が発売されたのは1972年ですから、ST701は2年間だけ最少最軽量を謳えたわけです。

OM-1に最少最軽量機の称号を奪われたのかと思うと少し憎いな、OM-1が。

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2014年9月 8日 (月)

「黒の日」

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9月6日は「黒の日」。

そんなこと誰が決めたのか知りませんが、前日5日に自動車メーカーのマツダがSNSで「9月6日は黒の日らしいです」と発信していて、キレイなブラックボディにまわりの景色が映り込んだ画像をイメージで載せていました。

これにつられて、我楽多屋でも急遽!「9月6日、黒の日にちなんで、ブラックボディのカメラを持参されたら、お会計を10%割引します~!」なんて企画をFacebookページで発信しました。

結果、ご持参いただいたブラックボディのカメラは、画像のように撮らせていただきました。

おぉ!インパクトあり!と思われるかもしれませんが、お一人で複数台ご持参だった方もいらっしゃっいましたので、決して多数の方に特典をご提供出来たわけでもありませんでした。。。

そりゃそうですよね、突然思い付て、前日晩にFacebookページだけで発信したんですからね、、、失礼しました。

ちなみに、6日の朝刊で「9月6日はクロレラの日!」なんて広告も見かけましたぁ。

 

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2014年9月 7日 (日)

物々交換

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オリンパスペンSとフォクトレンダー・ペルケオⅠの2台をご持参で、「買取って欲しい~」と我楽多屋にご来店のお客さんあり。

その前にしばらく、我楽多屋店内を物色されていたので、「買取りですか?それとも何か目ぼしいモノがあれば物々交換の方が有利ですけど~」と、ご案内。

さらに、「買取りだと、△円くらい。物々交換だったら、△×1.5 円くらいの品物と交換でいいですよ。」とおおよそお伝えすると、物々交換狙いで、我楽多屋店内を再び物色されることに。

でも、見つけられた品物の金額は、先程お伝えした買取り額△円とほぼ同額。

現金で買取らせていただいたことにして、それで買ってもらったことにすれば、ちょうど行って来いなんですけども、、、、それじゃ、お客さんに面白味ないですからね、、、

見つけられた品物はそのまま交換扱いとして、さらに、△×0.25 円分を差額として差し上げました。

こんなやりとりも、物々交換の醍醐味です。。。

物々交換についてはこちらの記事もご覧ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2012/03/butsubutsu.html

 

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2014年9月 6日 (土)

エルモC-300

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フィルムカメラはより気軽なスチルでさえ、非常に趣味性が高くなってきているのですから、シネとなるとより~の話です。

東京近辺でシネ関係を専門でやられている業者さんが2軒ほどいらっしゃるので、私どもの店でも近頃は相談を受けると、その業者さんを紹介させていただいてます。

ただ、久々に凝った8ミリシネカメラが手元にあるので紹介します。

「エルモC-300」という機種。

どこが凝っているのかというと、マガジンを交換することで、4種類のフィルムに対応できるようになっていること。

画像では一つだけ「ダブル8」用マガジンが不足しているのですが、「スーパー8」用、「シングル8」用、そして「ダブルランスーパー8」用が用意されていました。

「ダブルランスーパー8」は「ダブル8」の長尺版で、これに対応している機種は国産では、このエルモC-300とキヤノンの1機種くらいしかなかったそうです。

こういうカメラシステムを見て、ひらめいてしまうのは、既存の35mmフィルムカメラの裏蓋を交換するデジタルバックや、フィルム型のデジタルマガジンみたいのを装填して、デジタル撮影が容易に出来るようになればいいのになぁ~って、やつですね。

 

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2014年9月 5日 (金)

180度反転わざ

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このブログでは、現行品や新製品を紹介して「これはスゴイねぇ!」的な話題は、ほとんどしたことありません。

うちは中古屋ですし、そういうレポートは雑誌やウェブニュースに任せておけばよいので。。。

でも、今回は現行品。三脚のベルボンの「ウルトレックシリーズ」。

セールスコピーには、「脚を180度反転させるという新発想の収納スタイルが生んだ、比類なき驚異の伸縮比が自慢です。」とあります。

その新発想を、私自身体感してみて「おぉ~!」と思ってしまったので、話題にしております。下の画像はとりあえず脚を1本だけ180度反転させた状態です。

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昔から言いますよね、三脚は安定性を望めば大きく重くなる。だから、安定性を求めると、機動性は反比例して悪くなると。

ところが、このシリーズはそうでもなさそうです。ウルトレックの「UT-63Q」は、アイレベルまで確保できる足の長さをを持ち、フルサイズのデジタル一眼にも対応出来うるシッカリした自由雲台まで付いているのに、ウリである「脚を180度反転させる」ことで、実にこじんまりとしたひと塊に収納できます。

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2014年9月 4日 (木)

チャメッケカメラ

数日前に、富士フイルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」が、国立科学博物館から「未来技術遺産」に選ばれた~というニュースがありました

「未来技術遺産」は2008年度から始まっ登録制度で、科学技術の発展に重要な役割を果たした機器を後世に伝えるのが目的だそうで、登録数は今回の登録で計184件らしい。

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で、今日の話題は、同じレンズ付きフィルムでも、「フジ」じゃなくて「コダック」なんですけど、、、こんなタイプもあったんですね~というわけで。

どちらも「チャメッケカメラ」というネームでして~。

手前の方は、「Wide」版。25mmF12レンズを装備していて、ファインダーは一般的には広角には不向きと言われるスポーツファインダー。

奥の方は、「Twilight」版。ISO感度1600フィルムが装填されていて、「日没後1時間以内程度の明るさでの撮影」が推奨されています。また、レンズの前には取り外せるクロスフィルターがあって、光条効果を演出することも可能。

 

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