我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年9月

2014年9月21日 (日)

受光部が、、、

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ペトリ7Sにワイド&テレの両コンバージョンレンズが付いた、珍しいセットもの!!なんて、喜んで店に並べていたところ。

お客さんに質問されました、「これって、コンバージョンレンズ付けた時はメーターどうなるんでしょうか?」と。。。

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そう言われて見てみると、露出計の受光部はレンズの外周部分にあるタイプ。そこに付けるコンバージョンレンズは、ワイドもテレも、受光部を完全に塞いで取り付けるようになっています。

これは、実際のところ、どうなるも何もないですね。。。受光部に光の当たりようがありませんから!!

コンバージョンレンズを取り付けて撮影する際は、露出計は働きません。。。以上。

これ、ペトリらしい割り切り~と割り切って考えてよいのでしょうか???

 

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2014年9月20日 (土)

だとしても「コダクローム」とは言えない

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近頃のデジタルカメラには、様々な表現効果を生む機能が装備されています。

例えば、周辺光量を落としたりするトイカメラモードや、アオリを効かせて撮ったようなミニチュアモードなどなど。

色味を変えてしまうセピアカラーモードや、モノクロモードだってそう。

また、フジのデジタルカメラには、さすがフィルムメーカーゆえ!?フィルムシミレーションといって、フジのリバーサルフィルムのタイプ名を付けたモードがあります。

PROVIA(プロビア)、Velvia(ベルビア)、ASTIA(アスティア)がそれで、各々のフィルムの特徴に似せた効果が得られるようになっています。

  • PROVIA/スタンダード:標準的な発色と階調で人物・風景など幅広い被写体に適します。
  • Velvia/ビビッド:高彩度な発色とメリハリある階調表現で風景・自然写真に最適です。
  • ASTIA/ソフト:落ち着いた発色とソフトな階調でしっとりとした表現に適します。

以上の3種に加えて、最近発売された「X30」から、「クラシッククローム」なるフィルムシミレーションも加わりました。

その特徴は「深みのある色合いと豊かな陰影の写真表現が可能な」とありますが、ある情報サイトでは、このクラシッククロームは「コダクローム」のイメージだぁ!と評されていました。

ちなみに、「いや違う!」と評しているサイトもありましたが。。。

コダクロームを懐かしむ人の話はよく耳にするので、もしかしたら、それをイメージしていたりするかもしれませんけど、、、たとえそうだとしても、絶対にフジフイルムさんは言えないことでしょうが。

 

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2014年9月19日 (金)

我楽多屋シール

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今年2月に登場させた我楽多屋シール

我楽多屋で販売するカメラのフィルム室に貼ってみようかぁ?ってとこから始まった企画なので、サイズ的には非常に小さいです。

なのに、調子に乗って、販売用として5色も作っちゃったりしました。

おかげさまで、最初に刷った分は程なく売れてしまい、ここ数ヶ月欠品していましたが、このたび刷り増ししました。

やはり、サイズ的に小さいですし、わざと縦書きにしちゃったりしてるので、貼る場所が限定されますが、もし良かったらご来店時にお求めください。

*水色・赤・濃緑・茶・紺の5色が各2枚の計10枚セットで250円です。

以前、お買上げいただいた方、劣化具合とかどうでしょうか?

私自身、メモ用に使っているコンデジに貼って使っていますが、思ったより、持ちはいいようです(笑)。上の画像で一番左の紺のはもう半年ほど貼ってます。

また、黄色地に赤文字タイプは、売ってるカメラのフィルム室に貼る用の非売品です。ただし、まずまず動作していて、それなりにキレイなレベルのカメラ以上に貼っていますので、ご了承ください。

 

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2014年9月18日 (木)

ブラックボディの真偽

キヤノンL1ブラックの超美品を最近入手された~という方が少し前にご来店され、このブラックボディはホンモノか後塗りか~と相談されたことがありました。

正直、真偽の断定は出来ませんでしたし、その方の所有品ですから下手なことも言えません。

聞くところによると、中古カメラ屋さんのウインドウに並んでいる時点で、真偽不明で売られていたものらしく、見た目がキレイなだけでなくて、シャッターやファインダーなどの状態も良いので、納得のうえの入手だったそうです。

キレイなシルバーボディを買うことや、後からオーバーホールすることや、リペイントすることを考えたら、十分にお買い得なモノなので、たとえ、リペイントでも構わない~というお話でした。

昨日、その方が再びご来店された時に、長徳先生もご来店の最中でした。長徳先生とそのお客さんが、真偽のほどについて何やらお話されていらっしゃいました。

さて、私の手元には、明らかにリペイントのペトリカラー35のブラック(画像内右側)があります。

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何故に「偽」を明言するのかというと、自分で依頼して塗ってもらったからです。

塗ってもらったのは、もう20年近く前の話。当時はまだホンモノのブラックボディを見たことなかったのですが、後から、ホンモノ(画像内左側)を入手した時にはその差が歴然。

キヤノンとペトリを比較することも、ペトリの塗り加減レベルを踏まえても、同じ土俵で語ること自体がナンセンスではありますが、ついつい、若気の至り~ってやつを思い出してしまったのです。

 

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2014年9月17日 (水)

京橋駅の方が近いです

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本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

★来週23日(秋分の日)は臨時休業させていただきますので、24日(水)と合わせて連休になります。

******************

「先週撮ったもの行ったとこ」で、写真展などを取り上げると、ほとんどの場合、その時点で開催終了~となっているので避けているのですが、この写真展は、今度の日曜日20日までやっています。

田中長徳写真展「ライカと共に、世界の果てへ/WIEN1973」。

私は中古カメラ屋であって、カメラマンでも写真家でもないので、偉そうなこと言えません言いません。ただ、今回の写真展の感想は、長徳先生ご自身もおっしゃられていましたが、「コダクロームの色」にとても反応して帰って来ました。

  • 田中長徳写真展「ライカと共に、世界の果てへ/WIEN1973」
  • 2014.9.6(SAT)~21(SUN)
  • ISLAND GALLERY
  • 東京都中央区京橋1-5-5 B1  tel/03-3517-2125
  • http://islandgallery.jp/

 

下の画像は、ギャラリーへ向かう時に利用した東京駅八重洲口。工事をしていたのは知っていましたが、こんな立派な駅前になっていました。が、ギャラリーへの最寄り駅は銀座線京橋駅です。

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2014年9月16日 (火)

さすがライツのフィルター

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これは初期のズマリット50mmF1.5用フィルター。

ねじ込み式ではなくて、バヨネット式。といっても、被せてチョロッと回してひっかけるだけなので、落としてしまうこともボチボチあるとか。。。

そもそもレンズフィルターって~、と言っても、ズマリット現行の時代はモノクロ世代ですから、色付きガラスでコントラスト用と考えれば別だけども、この個体はuvタイプで、保護用と言えば、それまで。

そういうフィルターにこんな立派な造りをしてしまうのが、さすがライツってとこなんでしょうか!

枠の部分なんて、通常のフィルターの倍くらいあります。で、内側には、フエルト生地が貼ってあって、レンズ本体先端との接触に気を遣ってます。

こうして、このフィルターを前にすると、なんだかとっても有難みのあるものに見えてきてしまいました。

 

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2014年9月15日 (月)

カメラバッグ専門masumi

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かつて、「masumi(マスミ)」というカメラバッグを専門で製造販売しているブランドがありました。

革製のバッグが多かったと思います。金属製のハードケースでも、取っ手は革製だったりで。

買取りをしていると、今でもマスミのバッグにカメラを入れて一緒に持ち込まれることが時々あります。感心するのは、もう何十年も経過しているであろうに、シッカリしたバッグが多いことです。

近年のものならまだしも、中途半端な時期の樹脂製のものより、さすが自然素材の革は強いんだな~なんて今までは思っていましたが、このたび、お客さんからマスミのカタログのコピーをいただいて、その見方がちょっと変わりました。

確かに、自然素材の革は強いのかもしれませんが、マスミのバッグに対するこだわりのようなものが、このカタログから感じられました。シッカリ作っていたんでしょうね、マスミさん。

バッグのバリエーション紹介のページ。収納出来るカメラを透視したように見せているあたり直感的にイメージ出来て親切です。でも、バッグ自体のデザインが分かりませんけど…。

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「皮革製カメラバッグの手入方法」「簡単な中枠の作り方」を記したページ。どちらも親切な内容です。

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手入方法はかなり具体的に書かれていて~、「半年に一回は牛乳に市販のコールドクリーム約1%を溶かしたもので塗り、みがいてください」ってあるけど、、、これ実際にやったことある人、いらっしゃいますか?

このカタログのコピーを提供してくださったYさん曰く、「このカタログの内容を見ていると、アローカメラ・我楽多屋さんのウェブと同じような、モノに対する愛を感じるんだよね。。。」と言ってくださいました!嬉しい。

ちなみに、マスミさん。住所を見たら、「新宿2-9-23」って。四谷三丁目の隣の新宿御苑にあったようです。

 

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秋分の日は臨時休業

 

誠に勝手ながら、9月23日(秋分の日)は臨時休業させていただきます。

翌24日が水曜定休のため、23日24日はアローカメラ&我楽多屋とも連休いたします

よろしくお願い申し上げます。

 

2014年9月14日 (日)

ROUND1 フィルム・トイカメラ

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本日の話題は、「世の中にはこんなカメラもあるのだぁ~!」って内容です。

詳細は調べていませんが、箱に書かれている内容からして、ROUND1(SPORTS ENTERTAINMENT)の賞品だか景品のようです。

数日前に話題にした、昔のサンズームレンズの広告にしたツッコミどころじゃないですよ。

上の画像は、このカメラ(ROUND1 フィルム・トイカメラという名称のようです)の元箱の上面を撮ったもの。

いちおうマジなカメラ屋ですから、トイカメラの案内や説明にいちいちツッコミを入れるような大人げないことはしたくないので、皆さん各自、画像を拡大して確認してください。

で、開けたら出て来たカメラがこれ!

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似たようなトイカメラ、今までに見たことありますけどね。

手に取ってみて非常に不自然に感じるのは、思ったより重いです、このカメラ。

重いと言っても変な重さ。右手のグリップ部の下の方が妙に重い。電池が入っているわけもないのに。。。

出来ればご来店いただいて、この変な重さを実感してもらいたいくらいなのです(笑)。

 

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2014年9月13日 (土)

M型ライカの背面で

M型ライカの背面に、丸いフィルムインジケーターがあるのをイメージ出来る人、多いと思います。

例えば、M3の場合はこんな感じ。

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フィルムタイプ(デイライト・タングステン・モノクロ)、そしてフィルム感度を示せるようになっています。これ、あくまでも自分で合わせておいて、装填したフィルムの覚えに使うだけです。

M6の場合はこんな感じ。

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フィルム感度の領域は広がりましたが、示せるのはフィルム感度のみになってます。これも自分で合わせないといけないものの、内蔵の露出計はこの感度に合わせて露出表示をします。

そして、M4-2及びP、MD-2(いわゆる、そのほとんどがカナダ製ライカ)の場合はこんな感じ。

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フィルム感度の数値は記されてますが、合せたりする可動部分がありません。鉛筆とかダーマトとかで自分で印を付けとけ~ってことなんです。

一番最後のパターン。今まで特に意識していなかった人も多いでしょうが、これにはちょっとビックリする人もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

ちなみに、M7になるとDXコードが搭載されるので、自分で感度合わせなくても大丈夫になって、このインジケーター部分で露出補正も出来るようになります。

 

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