偽貫禄仲間に告ぐ!
偽貫禄クラブが全国区になる第一歩として!?某カメラ誌にて取り上げてもらえそうな雰囲気になってます。
で、今度の土曜日(26日)のがらくた市は長徳先生トークショーの時間帯に、偽貫禄仲間の作品を少々集めて、作品の集合写真を撮りたいと思っています。
会長はもちろん、ニコノスに偽貫禄したKさん、先月iPhoneに偽貫禄されてた方など、是非ご参加ください。
また、今回初めての飛び入り参加も大歓迎ですです!!自慢の偽貫禄作品をご持参ください。よろしくお願いします!
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近年のペンタックス製デジイチの名称には、ほぼ「K」が付いています。K10DやK100D、K-xやK-m、最新ではK-01。この「K」って何か気にしたことありますか?
レンズマウントが「K」だからという説がありますが、じゃあ、その「K」は何よ?というと、「King of SLR(一眼レフ)」だそうです。
比較的近い頃(と言っても30余年程前)には、フィルム一眼レフにK2、KM、K1000などの「Kシリーズ」がありました。ただ、その前後には、SPやS2などの「Sシリーズ」、MXやMEなどの「Mシリーズ」、MZ-3やMZ-5などの「MZシリーズ」などがあって、「K」の名称は継続的には使用されていないんです。
そして、今回まさに「K」を名乗るモデルが入って来て思い出したのですが、「Kシリーズ」以前に、そのもの「K」というモデルが存在してたのです(1958年発売)。ちょっと調べたら、その由来はやはり「King」の「K」らしい。ずいぶんと自信に満ちた命名。
ところがですよ!
前述の「Kシリーズ」登場時の「K2」のカタログに、ペンタックス一眼レフの歴史を振り返っているページがあって、市販されたアサヒフレックス、AP、SP、ESのほか、試作機まで登場させているのに、APとSPの間に存在していた「K」が出て来ないんです。。。
これって、当時、ややこしくなるので?この「K」を抹消しようとしていたかのようです(考え過ぎ?)。。。
ぐにゃりニコンとは、ボディに刻印された「Nikon」の「N」の字が“ぐにゃり”と弧を描いているもののこと。画像のS2は、その時代のボディです。(参考にこちらもどうぞ)
今回は一緒に入ってきたユニバーサルファインダーの刻印も“ぐにゃり”していたので、セットで撮ってみました。
このユニバーサルファインダー、黒塗りは比較的珍しいかと思います。そして、そこに刻印されたぐにゃりNikonの前後には、これ見よがしに!?、引用符「“」「”」が付いています!! 何なんでしょう?
後から出て来たんですが、まさにこのセットのものと思われるストラップにも、ぐにゃりニコンが金文字で記されてました。革に型押しして金色のペイントがされてるんだけど、色が落ちずにこんないい状態のモノ、珍しいです。
そして面白いことに、S2の元箱に書かれた「N」は、“ぐにゃり”してなかったんですね。えらい角張って直線的な「N」です。
「我楽多娘」という命名が正しいかどうか自信ないんですが、、、我楽多屋には珍しい小学生女子がご来店。上の画像は盗撮じゃなくて、ちゃんとお父様の了解を得てからシャッター切ってます。
そのお父様は常連Kさん。一昨日の土曜日、奥様にお仕事が入ってしまったために、お父様が娘さんの面倒をみる一日に。
「天気がイイから江の島でも行こうか?他にどこか行きたいところある?」と娘さんに聞いたら、「我楽多屋に行きたい!」との返事だったそうです。実は1~2ヶ月前に一度、お父様と一緒にご来店いただいてたのです。
これはお父様にとっても好都合。ご自分も掘出しモノ探しが出来るわけで~。
で、娘さん、モノクロ用の黄や赤などのフィルターを買って行かれました。何に使うのかは、まだ聞いていませんが、、、
そして驚くなかれ、この娘さんのお名前はライカ(来佳)ちゃん。肩に提げたポシェットもカメラ型のものなんですよ。
【追記】 色フィルターは工作に使うらしいです。。。
これ、けっこう昔(30~40年前)のモノだと思うんですが、全体がすべてギンギラギンの三脚って、当時としてはかなり未来的に捉えられていたんじゃないでしょうか?
パン棒のグリップ部は白ですが、これもありがちな黒なんかじゃないのがイイですね。
脚の先(というか裏)も地面に触れる中心部に、ちょこっと黒いスベリ止めが付いてるだけのこだわりよう。
これだけギンギラギンに決められると、据えるカメラを何にするか迷ってしまいます(笑)。
パッと思いついたのは、オリンパスμやペンタックスESPIOにあったはずの、ボディー全体がシルバーメタリック調の限定カラー。でも、どちらも見当たらず。。。
で、かつて、カスタマイズしていた銀ペトリ35を載せてみました!
来月1日から6日まで、I.C.S.輸入カメラ協会恒例の世界の中古カメラフェアが渋谷の東急東横店で行われます。
そのポスターが上の画像。
ケチを付けるようで申し訳ないのだけど、並んだ3台のカメラの真ん中。ライカⅢCにはレンズが付いていなくて銀色のボディキャップが、ポスターのど真ん中にあることに、なんかとても違和感を感じます。
これはイメージ写真ではなくて、実際の売りモノであるから、セット売りでないレンズを付けてしまったら、お客さんを惑わせてしまうから~なんでしょうけど。。。ポスターとして美しくないような気がして、、、すみません、I.C.S.さん。
あと、これから派生して~。バルナックタイプ(ライカに限らず)のカメラで、スローシャッターダイアルがボディ前面にあるタイプについて。そのスローダイアルにある最高速の数字(25や30)は赤で表示されてるパターンが多いですよね。
実は私、ボディ上面にある高速よりのシャッターダイアル(25や30より高速)で切る場合は、スローダイアルは、この赤い数字に合わせておいた方が機械的に好ましいのかと勘違いしていました。
実際はそうそう超低速を使うことないから、赤に合わせておいた方が実用上都合がいい~くらいの理由でしかないんですけどね。でも、私はなるべく、赤い数字に合わせておくようにしてます。見た目もいい気がして。
でもでも、こういう撮影の時は他の人も気を遣って赤い数字に合わせるのかな~と、雑誌など見てみたけど、あまり気にしていないみたい。。。まさにこのポスターでも。。。
「テレコン」というのは、合コンや街コンみたいな楽しげなものではありません。テレコンバージョンレンズの略称。
特にここで言うのは、カメラボディとレンズの間に挟み込むリアコンバージョンレンズ型のもの。
効果としては、装着したレンズの焦点距離を1.5倍や2倍にすることが出来ます。例えば、2×のテレコンを標準50㎜レンズ付き一眼レフのボディとレンズの間に挟むと、100㎜の中望遠レンズとして使えるのです。
カメラやレンズ自体がまだまだ高価だった時代は高倍率のズームレンズも登場していなかったわけで、こういうテレコンを使うことで、望遠に手頃に対応していた人が多かったのです。
ただ、20年くらい前からでしょうか、、、普及クラスのレンズの低価格化や高倍率ズームの登場で、このテレコンが活躍する場が減ってしまったのです。
あと、テレコンを付けることでレンズの明るさが落ちるので、オートフォーカスのカメラには不向きという、、、物理的な問題点もあったりしました。
また、デジタルカメラにオールドレンズを付けて楽しむ最近の人たちにとっても、フルサイズ用レンズを装着すると、ただでさえ焦点距離が、撮像素子サイズAPS-Cサイズで約1.5倍、マイクロフォーサーズで約2倍になってしまうので、あんまり魅力がないようです。。。
かつては需要があってそこそこ出回ったものですから、買取りをしていると長年のうちに相当数入ってきます。ところが、現在の需要は乏しいので当然ダブついて来ちゃいますよね。先日来、我楽多屋のMF用テレコンの値段を少し下げてみました。
それなら遊んでみよう~という方がいらっしゃるかと思いまして~。思い切って、テレコン2連装なんてのも面白かも!?
この大きなレンズ、ピント合わせのヘリコイドもなければ、シャッターもない、絞り羽根だけを備えた、暗箱カメラなんか向けのレンズです。
フジのフジナー300㎜F4.5。重さ868g、直径82㎜(フィルター径で)、画像でも分かると思いますが、絞りはキレイな円形絞りです・・・いやいや、そういうデータは今日のネタ的にはどうでもよくて。
この製造番号を見てください!
「148470」、「イシバシナオ」って読めますよね。
製造番号ネタは今までにも何度かありました。キリ番だったり、語呂合わせだったり。今回のも語呂合わせではあるけど、そのまま日本人の名前でありそうな「イシバシナオ」。
もし、「イシバシナオ」さんが、これをご覧になって「このレンズ欲しい!」と思われたら、ご来店ください。運転免許証やパスポートなど、顔写真入りでご身分証明出来るものをご持参いただければ、このレンズ差し上げちゃいます。もちろん、先着1名なので、その点はご了承お願いします。
カメラでは、オリンパスが「ペン」や「OM」を出したり、クルマでは、トヨタが「86」というクルマを出したり。
まぁ、このどちらもが「コンセプトの復刻」的であって、単純に「復刻」と呼んでいいのか疑問でなくもない。
今から、12年前にニコンが、さらに42年前の銘機「S3」の復刻版を出しました。これは、見た目も中身も基本はうりふたつ。外装部品の小さな部分に差があったり、微妙に質感が違ったりはしますが、上の画像のような角度だと、どっちが復刻でオリジナルか分からないくらい。
念のため、左がオリジナルで、右が復刻版です。
この復刻版S3、申込み期間中の予約分はすべて造る~という手法を取ったことで、ニコンの予想をかなり超えた相当数の予約が入り、予定通りの出荷が出来ないため順次出荷していくことに。それが裏目に出たのか、キャンセルなどがかなり発生、在庫過多になってしまい、以降、中古相場は厳しいものになってしまいました。
その反省があったのか、5年後に復刻された「SP」の時は、最初から限定数販売でした。
私、このSP復刻の時のパンフレットに書かれたコピーが、今でも忘れられません。SPに搭載された精巧なユニバーサルファインダーについて、「現代の技術では再生産不可能とさえ言われた~」とあったのです。
結果としては、それを克服出来たから復刻販売したんでしょうけど、「え~、ニコンさん、技術力落ちちゃってたの?」「それを告白しちゃうんだ!?」と思ったモノでした。
今の時代、工業製品の多くは大量生産、薄利多売…が基本でしょうから、昔とはモノ造りの構造自体が根本的に違って来ているんでしょうし、造る側には造る側の事情もあるのでしょうが。。。
最後にもうひとつ思い出しました。クルマの話ですが、フランスのシトロエンは「DS3」というクルマのキャッチフレーズに「アンチ・レトロ」ってのを使ってます。これは、懐古主義的な「復刻」流行りの逆ってこと。どちらが良いのか?ということは抜きにして、こういうのをウリにしてくるクルマがあるのも興味深いですよね。
外装の革がシッカリしていて見事ですが、内装を見てビックリされる人も多いでしょう。これじゃ、自由に使えないじゃん!って。いやいや、そうじゃなくて、これはライカをセットで収納するためのバッグなんですから。
または、これに合わせて機材を揃えたら、いくらお金がかかるだろう?ってビックリする人も居そう。
ところで、ネットで検索したり専門誌を見ても、この手のユニバーサルキャリングケースの情報って、ほとんど見つかりません。銀座のカメラ屋さんや、長徳先生などはお詳しいと思うのだけど。
幸いなことに、中のどこに何を入れるのかが記されたカードが残っていたのが助かりました。
この中仕切りは「Insert Ⅰ」というもののようです。ライカM型ボディを2台収納。1台はレンズとライカメーターを付けた状態で。それ以外に望遠レンズ、広角レンズ他、レンズを収められるところが3ヶ所。フィルターを収めるところ、近接用のメガネを収めるところ、ファインダー用にシューも備わっています。
ちなみに、、、我楽多屋にはここに正しく収めるべき機材は一つもございませんでした。。。フィルムと純正フィルターくらいはありましたけど。