我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年11月

2011年11月12日 (土)

またも隠し電池ケース

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今日の主役は昔のミノルタのストラップに良く付いている、このボコッとしたもの。画像、手前のストラップに付いている、黒いのがそれです。

今まで、ストラップを整理する際に束ねるのに邪魔だな~と思いながらも、「これが何なのか?」全然気にしないでいました。そりゃ、何か意味あるんだろうけど「私には関係ないな~」くらいに思ってました。

言い訳を一つすれば、ミノルタの他のストラップに同じような感じで付いているアイピースカバー(画像、後ろのストラップに付いてる黒いの)も「束ねる時に邪魔だな~」と思っていたので、それと同類!?くらいにしか気にしていなかったのです。

ところが先日、ミノルタXDの取扱説明書をパラパラと見ていたら、「電池ケース」という文字が目に留まりました。どこが?と思ってよく見ると、ストラップに付いているあのボコッとしたやつを指してます。えっ?と目から鱗。

電池ケースというくらいだから、このボコッがパカッと開いて電池が入るのかと思ったら、取扱説明書には「電池を取り出すときは電池ケースからストラップを抜いてください」と。そのためには「サルカン」も「コキ」も抜かないといけないわけで、ずいぶん面倒。

*(サルカンとコキについては、こちらで取り上げ済)

でも、電池交換なんてそうそうあることでも無いし、いいのか。下の画像のような感じで、中にLR44が二個入ります。

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そういえば、ミノルタはストラップの肩当てにも電池ケースを付けていましたね。ある意味どちらも隠しワザみたいだな(笑)。

 

2011年11月11日 (金)

水没ニコノス

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水没!?ニコノスって、全天候型カメラとして水中でも使用可能なカメラなのに・・・?

でも、案外と多いらしいです。全天候型カメラを謳っていたって、Oリングなどの防水パッキンが確実な状態でないと水も漏ります。また、落下などのショックでボディに歪みが出ていたとしたって同様です。

ここにあるニコノス。電池蓋が開かないうえに、シャッターも何もまったく動きません。ボディ前面から内部をのぞくと、シャッター幕にサビが見えます。

で、一緒にあったレンズには内部にシミのような跡があったので、やはりこれも水が浸入した形跡か。。。

冒頭にも書いたように、最初は「ニコノスで水没?」って思ってしまったけど、普通のカメラであれば水に浸けること自体が稀なわけですが、ニコノスの場合はそういう機会は当然多いはずで、整備不良による浸水が発生するのも仕方ないパターンなのかもしれません。

ニコノスだって完全無欠ではないのです。

2011年11月10日 (木)

コニカ ミノルタ

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コニカミノルタ、旧コニカ、旧ミノルタ製品のアフターサービスを、フィルターで有名なケンコーさんが委託されて行うようになったニュースは、1年半くらい前にこのブログでもお知らせしました

ちなみに、今年の6月にレンズのトキナーと合併して、正式名称は「㈱ケンコー・トキナー」になってます。

先日、何気にケンコー・トキナーさんの「コニカミノルタ製品アフターサービス」のサイトを見ていたら、そのサイト内に「フィルムカメラ製品使用説明書」というコンテンツがあって、かなりいろんな機種の取説が見られました。

ミノルタのαシリーズはほぼ全機種、TC-1やCLE、ライツミノルタCL、ヘキサーRF、コニカFTAやAcom-1、AUTO S2やジャスピンコニカ…まで。

これは親切で便利なサービスですね。また、より古い時代のものは見ているだけでも楽しめますし(上の画像は1950年代半ば発売の「コニカⅢ」)。

2011年11月 9日 (水)

絵手紙

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今、「絵手紙」が中高年層の趣味の一つとしてかなりメジャーになりつつあるようです。

我々カメラ写真族は、出掛けた先や日常で見かけたもの気になったものに向けてシャッターを切るのが習慣ですが、絵手紙を趣味としている人々は、そういったものをハガキに書いて送る~というのが習慣だそうです。

先日、うちの店を訪ねて来られた方から届いたのがこれ。帰り際に通りの反対側からスケッチされたそうです。

改めてこういう絵手紙をいただくと、毎日見ている建物が新鮮に見えてくるのが不思議な感じです。

絵手紙についてちょっと調べてみて思ったのは、テクニックよりも自分らしさがハガキに出ているかどうかが大事らしいし、「ヘタでいい、ヘタがいい」とも言うらしいので、絵手紙の「え」の字も知らないような素人がいうのもなんですが、とにかく「書く」ことが大切なんでしょうね。すると、見慣れたものでも新鮮に見えてきたりする。

そう、写真だって「撮る」ことが大切なんですよね。

デジタルで撮るのもいいですが、フィルムも使ってますか?私は先週、ある企みを持ってフィルムカメラをちゃんと持ち出しましたよ。その企み、そのうち紹介します。

2011年11月 8日 (火)

液漏れ注意

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時計のがらくたも扱いはじめたわけではありません。

数年前に愛用していた腕時計のバンドが損傷してしまい、そのバンド交換を手頃な方法で~と知人に依頼していたのですが、適当な方法が見つからなかったために、そのまま私の元に戻ってきました。

その間、以前に紹介した時計を使用していたのですが、モノはいいのだけど何かしっくりこない…。

そこで、10年以上放ったらかしにしていた腕時計が多数あることを思い出して、物置から引っ張り出してきたのです。ブランドものと呼べるようなモノはなくて、正直恥ずかしいのですが。。。

電池式の時計がほとんどなので、当然ながらそれらはすべて電池切れで止まっていました。一番無難なデザインのを電池交換してもらおうと某百貨店の時計売り場に持参したところ、電池が液漏れしているというので電池交換のみはしてもらえず。分解清掃が必要とのこと。

ただ何となく気になって、後で自分で電池を新しいのに入れ替えてみたら動き出しました。

百貨店さんレベルでは、液漏れを起こしているものは中途半端な対応はしたくない~ということでしょうね。接点をちょっと磨いて動き出したからといって、他が不完全な状態が想定されるから、いつ再び止まるかわからない。そんな状態はヨシとしないってことでしょう。

でも、同じような話はカメラでも多々あることです。

一般の方から買わせていただいたカメラやレンズには、さまざまな状態・程度のものが存在するわけで、程度良好でそのままでも安心して売れるもの、整備点検してからちゃんとしたルートで売られるもの、現状のままそれなりな売り方をされるもの、壊れた状態のままジャンクとして売られるもの。

そんなのはカメラも時計も同じなのに、私自身は時計についてついつい怠っていたことがありました。電池切れをした時計をそのまま放置していたこと。日々、液漏れを起こしたカメラを多数見ているのになぁ、、、

さて、バンド(正確にはバックル)が損傷してしまったお気に入りの腕時計とはこれです。実は同業K商事さんの今は亡き先代社長から譲っていただいたものということもあり大切にしたいのです。当然、私が赤好きなのも理由の一つですよ。

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これのバンドが直るまでは、がらくた時計をちょこちょこ整備して使おうかな。。。

1500000アクセス突破!

今から1時間くらい前に気付いたのだけど、このブログのアクセス数が「ヒャクゴジュウマン(1500000)アクセス」を突破してました!

こんな身勝手な?ブログを読んでいただいている皆様や、励ましのお言葉をかけていただける皆様のおかげです。

これからも日々更新を目標に頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。

2011年11月 7日 (月)

この黒い物体

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これを見てピン!とくる方は、ディープな方と推測します。

これはペンタックスKマウントのリアキャップに、ペンタックスオート110のマウント部をはめ込んだもの。Kマウントレンズを、オート110のボディに付けて撮影しようという企みの結果です。

オート110のレンズをデジタルカメラに使おうという企みは、ミラーレスのデジカメが登場したお陰で遂行している人々もいらっしゃいます。

でも、110フィルムの製造が終了し、市場に残っていたフィルムがほぼ姿を消した今、カメラが110というのは致命傷です。

ただ、どこかから出てきた110フィルムがひょっこりと中古カメラ屋に並ぶことがあるかもしれないし、撮らなくたって遊べるのもカメラの楽しみのひとつ~!というわけで、やってみました。

それが下の画像です。オールペンタックスを意識して、レンズはM50mmF1.7を付けてみましたよ!カッコいいじゃないですか!!

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第70回 得?or 特?

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今回は『ミノルタα5xi 28-80mm 70-200mmセット2,500円』です。

現在、この手のフィルムAF一眼市場がかなり淋しいのはご存知かと思います。そう、AF一眼を使う層がほとんどデジタルへ移行してしまったからです。

でも、フィルムを使うのであれば、これほど簡単便利なカメラもないんですけどね。。。

このセット、かなり状態は良い品物です。SONYのαユーザーさん、フィルムの世界へのきっかけにどうですか?そんな方には、言っていただければフィルムも差し上げます。

いつものように我楽多屋ご来店早い者勝ちです。

2011年11月 6日 (日)

ペンタ67木製グリップ

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この木製グリップ、握り手に絶妙になじむよう加工された握り部分は、一度でも握ったことのある人なら、記憶に残っている感触ではないかと思います。

握り応えのあるグリップゆえに、その大きさも相当なものなのだけど、重量級のペンタックス67を保持するには、これくらいが相応なモノになってしまうのです。

大きな67がさらに大きくなる~と嫌う人もいるようですが、使い勝手が良くなるのも事実で、重量級ボディをいくらか軽く感じながら取り回しが出来るようになります。

我楽多屋に来店されたお客さんが、さり気なく~(というには無理がある大きさかもしれませんが…)肩からペンタ67のグリップ付を提げているのを見つけると、「おぉ、カッコいい!」と目で追ってしまったりします。やはり縦吊りが更にカッコいい。

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この書き込みを始めたきっかけは、実はこの木製グリップの材料は何の木なんだろう?って思ったことだったのですが、今のところ分からないままです。。。その素材と加工法が握りの良さに影響しているんでしょうね。

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

今回で145回目、タイトルは「反ライカ世界としての「ビテッサT」です。

ちょうど昨日のブログでビテッサを話題にしたところへ、長徳先生からこの原稿が届きました!「呼びましたね!」

では、こちらよりお楽しみください