我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年4月 2日 (日)

ペトリのレンズリアキャップを

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ひと通り店内を品探しされた後に、数点の品物をお買上げくださったお客さんから「ペトリのリアキャップはないですよね?」と尋ねられました。

何日か前に各種リアキャップを入れたカゴの中で見たような記憶があったので、「あったと思うんですが~」と言いながら、カゴの中を探しましたが見つからず…。

お客さんも同じ場所をお探しされたようで「見逃しちゃったかな…」言われているのに、自分の記憶を頼りに探すものの見つからない。それ以降に売った覚えもないのだけど。

悔しいので、これから整理しようと思っているガラクタの中にもあるのを覚えていたので、バックヤードから見つけ出して買っていただきました。

ペトリのレンズをミラーレス機で使用されているそうです。マウントアダプターが無いので、ご自身でコニカ→マイクロフォーサーズ用を改造されたのが画像にも写っています。このペトリ28ミリの他にも、もう1本レンズがあるのでリアキャプを探されていたそうで、喜んでくださいました。

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2023年4月 1日 (土)

重い!!!

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インスタマチックのフィルムを使うカメラは、そのほとんどが簡単カメラの部類。軽いボディに露出操作など出来ないカメラばかり。

その理由の一つはインスタマチックが、フィルム交換が簡単なカートリッジタイプであることが挙げられと思います。ゆえに、誰でも気軽に使えるカメラ仕様が多いと。

そのイメージのままでこのカメラを手に持つと、ズッシリとした重さにちょっとビックリします。

このカメラは「Kodak INSTAMATIC X-90」

ガッチリとした金属ボディであるのが重い理由の一つと思います。カメラの機能的にもレンジファインダーでピント合わせが可能であったり、露出はシャッタースピード優先式。

そして、何より!?フィルム巻上げがゼンマイ式。ボディ底面にあるノブを引っ張ると下の画像のようにビヨーンと伸びて来ます。これを数回くりかえすことでチャージが出来るようです。

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以上、カメラの機能について説明した前の2文ですが、この個体が不動品(対応電池が無い)なので正確に動作確認をしたうえでの説明ではないので万が一誤りがあった場合は申し訳ありません。とにかく、このカメラの重さを話題にしたかったのです!

で、その重さ773グラム。

参考までに、ニコンF(アイレベルファインダー付)のボディが700グラムをちょっと切るくらいです。

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2023年3月31日 (金)

そっくりさん

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前から気になっていたのだけど、初めて?じっくり並べて比べてみました。

「コンタックスのフラッシュTLA360」(左)と、「ニコンのスピードライトSB-24」(右)です。

上の画像、操作パネルがある側の形状は全く同じと言ってよいでしょう。プリントされている文字には微妙に差がありますが。

下の画像、発光部がある側は少し違っています。コンタックスの方ではメインの発光部の下にバウンス撮影する際の補助発光部があってクリアなカバーで覆われていますが、ニコンの方はこの部分がAF補助光が発光する部分で半透明の赤いカバーで覆われています。

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この差は当時MF機メインのラインナップをしていたコンタックスと、AF機がメインだったニコンとの差がハッキリ出たのだと思います。

両側面の画像もお見せしておくと、電池ボックス側は全く同一。シンクロ接点のある側はその数が違いますね。

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さらについでにお見せすると、ホットシューと接する側は各社それぞれボディ側との連絡系統が違うからでしょう、接点の数と位置が違っています。

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さらにさらに、液晶表示もお見せしておきます。面白いのはホットシューに固定するためにクルクル回す部分、コンタックスは「RELEASE」と緩む方向に矢印があるのに対して、ニコンは「LOCK」と締める方向に矢印がある点。こんな所だけ逆を選んでるのは何?意地なんですかね(笑)

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ところで、これらを製造していたのはどこの会社なんでしょうね???

 

 

2023年3月30日 (木)

30秒って長い!

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オートフォーカスのアベノンは珍しいですよね~なんて感じでブログを書き始めていたら、一年半前にこのレンズのことを記事にしていたのを、たまたまやった検索結果に挙がって来たのて思い出しました…。

これがその時のブログ記事→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/08/post-48ec.html

今回、常連さんからの物々交換の中にあったこのレンズ、我楽多屋へ里帰りだったわけです。

以下の話はアベノンレンズだから~ってわけじゃないんですが、AFや絞り動作のチェックをしようと思ってミノルタα303siに付けました。ミノルタαマウントレンズの動作確認用に置いてあるボディなのです。

いつも絞りの動作を確認する時は、露出をマニュアルモードにしてシャッタースピードを遅くしたうえで絞り値を変化させてシャッターを切り、レンズの前から絞りの動きを目視しています。

その際、画像のようにシッタースピードをウッカリよ30秒に設定してシャッターボタンを押してしまいました。

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似たようなことを他のカメラで何度かやっているはずで、そんな時は電源を切ってしまえば30秒待たずにシャッターは閉じてくれて、再び電源をオンにして以後の操作を再開出来るのです。

しかし、このカメラ。30秒で一旦シャッターボタンを押すと、30秒待たないと電源を切ることが出来ず、シャッターは開いたままになります。こういう時の30秒ってえらい長く感じるんですよね~。

と、まぁ...それだけの話なんですけども(^^;)

 

 

2023年3月29日 (水)

餃子~🥟

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、亀戸餃子です。

20代の頃に行き付けの餃子屋さんがあって、週に数回食べに飲みに行くようなこともありました。その頃から餃子がわりと好きなんです。

有名店の亀戸餃子は今回で3回目。午後2時過ぎに行ったのですが、朝から何も食べていなかったので勢いづいて6皿も食べてしまいました~。

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2023年3月28日 (火)

天井の中の3台

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久々に我楽多屋の天井に吊るしてあるカメラについて話題にしたいと思います。

まず始めに、これらのカメラはディスプレイであって売り物ではありませんので、ご了承ください。

ご来店くださったお客さんの中には、天井のカメラをずーっと見ている人が時々いらっしゃるので、売り物だと思ってその気でご覧になっているとお気の毒なので、「売り物ではなくてディスプレイです」とお声掛けすることも稀にあります。

我楽多屋が1階にある時から吊るしているので、ほとんどのカメラが30年近く吊るされていますし、もともと壊れたカメラばかりです。

 

中には3台ほど訳あって吊るしてあるカメラがあります。

1台はコンタックス T-VS。これは以前に話題にしています→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/02/tvs.html。あるお客さんからお願いされて吊るしています。唯一と言っていいくらいの高級機なので、ちょいちょい「これは?」と聞かれます。

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2台目はオリンパス 35DC。これは長徳先生ほか我楽多屋ご常連の数名がよく利用されていた角打ち(酒屋さん)がお店をやめられる時に持って来てくださったものなので、赤提灯柄の寄贈マークを自作して貼っています。

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3台目はオリンパス XA-2。地元荒木町のカラオケBarのママから頂戴したカメラ。私が「荒木町の母」と慕っているママさんからのカメラなので記念に吊るしています。

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2023年3月27日 (月)

Baby SEM

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フランスのSEM(Société des Etablissements Modernes)製カメラ「Baby SEM」。

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このコンパクトさで35mmフィルム使用というのに驚きです。単なる鉄のカタマリ的なボディのフォルムはイギリス製のアドボケイトなんかを思い出しましたが、こちらは地味なグレー仕上げ。

このカメラにはあのアンジェニュー製のレンズが付いている個体もあるようですが、この個体には同じくフランスのサン・ベルチオ製レンズ45mm/F2.8が付いています。

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ちょっと不思議なのは、カメラ背面に貼られた露出換算表のF値は「2.9」なんですが、付いているレンズの開放値は前述のとおり「2.8」。アンジェニュー製レンズは開放値が2.9らしいのです。

外観を見て~ちょっと迷うのは、カメラを前から見てレンズの左下にある銀色の丸いボタンとその左横ボディ側面にある同じく銀色の丸い部分。

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レンズ横のボタンはこれを押してからでないと巻上げノブが回らないようになっています。側面の義色部分は巻戻し時にこれを引っ張ってスプロケットをフリーにします。

何となくちょっと使ってみたくなるような、おフランス製のカメラです。

 

 

2023年3月26日 (日)

24年前のハイブリッドカメラ

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デジタルカメラですが、好きというか思い入れのあるカメラであるフジフイルムの「プリンカム(FinePix PR21)」が出て来ました。

1999年発売の電子カメラゆえ…動くのかどうか?確認するのに、期待でちょっとドキドキしました。

使用電池は単三なので、専用バッテリーを充電する必要などなく直ぐに確認出来るのに、楽しみを後に取っておくような自分を焦らす感じで、1~2日ワクワクを楽しんでから確認をしてみました。

幸い動作品でした。メモリーカードは今となっては懐かしいスマートメディア、カメラの中に残ったままだったスマートメディアに記録された画像をちゃんとプリント出来ました(上の画像は排出されたばかりで像が出ていませんが)。

このカメラは、今現在フジフイルムのチェキシリーズの中で発売して1年以上経つのに人気を維持している「instax mini Evo」と同じハイブリッドシステムです。デジタルカメラとチェキプリンターが一体になっているので、撮った画像の中から気に入ったものだけをプリント出来るうえに、複数枚のプリントも可能なのです。

同コンセプトのカメラが24年も前に一度出ていたわけです。ご存知でしたか?ただ、1代限りで製造販売が終わってしまいましたが、私は長年このハイブリッドシステムの復活を望んでいました。

2017年にスクエアフォーマットのチェキで復活して、2019年にはオリジナルフォーマットのチェキで復活。そして、人気のEvoはフィルムカメラ感を醸し出したデザインや多彩な画像加工などで人気があるそうです。

 

 

2023年3月25日 (土)

ちょっとスローなカメラ

★本日25日(土)は第4土曜日なので、

午後2時から恒例の全品1割引きサービスを行ないます!

 

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フィルムの値段が上昇するだけでなくて、時に流通量が少なくて欲しい分だけフィルムを入手出来ないこともある、昨今のフィルム事情。

ますます「スローカメラ」なんて言葉を使いたくなります。

が、そもそも「スローカメラ」という言葉の定義もイマイチ曖昧ではあります。そんな話題を去年一度しました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/09/post-b374.html

先日、我楽多屋にあったコンパクトフィルムカメラが「スローカメラな状態」だったので、動画を撮りました。


YouTube: ちょっとスローなカメラ

本来は電源オンすると、レンズが前に出て来ながらレンズカバーが開くのが普通です。しかし、この個体はレンズカバーが一瞬遅れて開くのです。

実は検品し始めた時は、レンズが出切って2秒くらいしてからカバーが開いていたので、もっともっとスローカメラだったのですが、ちょっと手を入れて繰り返し操作しているうちに、少しずつスローカメラじゃなくなってきちゃいました。

しかし、過去にもっとスローなカメラを紹介していたことを忘れていました。8年前に話題にしたコニカのコンパクトフィルムカメラはもっとレベルの高いスローカメラでしたよ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2015/11/post-7f58.html

 

2023年3月24日 (金)

我楽多屋チャーム差し上げます

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1971年発売のペトリコンピューター35のボディに刻印されている「COMPUTOR 35」の書体がテクノ書体とか言うとか言わないとか…。

木製アクセサリーシューカバーを作成している我楽多屋のお客さんであり木材加工屋さんが、テクノ書体で「GARAKUTAYA」と刻印した、ニコンF(アイレベルファインダー)の名板と同型の木製プレートを作ってくださいました。

*実際にニコンFアイレベルファインダーに取り付けるには、本来のビスより少し長いビスが必要になります。

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我楽多屋チャームのプレゼントは予定数を超過しましたので、受付終了しました。ありがとうございます

今回特別にこのプレートにストラップ金具を付けてチャーム状にして、ご希望の方7名に差し上げようと思います。

いつもご来店早い者勝ちですが、今回はご遠方の方にもチャンスを!ということで、メール受付の先着順にします

ご希望の方は「garakutaya@tokyo.nifty.jp」宛てに、『テクノ書体の木製プレート欲しい!』とメールを送ってください。

メール受付は2023年3月25日(土)午前10時からです。この時間以前のメールは無効です

プレートの準備数が僅か7個なので、あっと言う間に締切になるかもしれませんが、2023年3月25日(土)午前10時以降、当方でメールを受信した先着順とさせていただきます。

入手資格を得た方にはこちらからメールをしますので、送付先やお名前をお知らせください。

応募が予定数を超えた場合は多少のタイムラグがあるかもしれませんが、ここに受付終了の追記を致します。Facebookにも受付終了の旨をアップしますので、ご確認ください。