リコーフレックスの桐箱
画像に写っているリコーフレックス、まさにこの個体がこの桐箱に入っていたわけではありません。
少し前にこのリコーフレックスを買って行かれたお客さん、マスミーキン(これについてはまた改めて話題にする時があると思います)の実証実験をしたいので~というのが購入動機でした。
その実証実験が終わって、もう要済み…というわけで、物々交換要員としてリコーフレックスを我楽多屋に戻しに来られました。
その時に「実はリコーフレックスの元箱だけは家にあったので~」と立派な桐箱を見せに持って来てくださったのです。見せるだけなので、桐箱は持って帰られましたが…。
さて、昭和25年に発売されたリコーフレックスは人気品となり、定価6,800円にプレミアが付いて1万円ちょっとで売り買いされたこともあったと言われています。
カメラとして高級機ではありませんが、当時の大卒初任給が4,000円くらいだったことを考えると、決して安い買い物でもありません。
そういうカメラが桐箱に入っていた~という点に興味深さを感じます。桐箱というと、着物や陶器・高級フルーツなどをイメージしてしまいますが、高価でデリケートなものという点でカメラも当てはまるのでしょうね。
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