我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年11月 7日 (月)

ROBOT3

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先日、こんなトイカメラがやって来ました。色といい、レンズ周りのデザインといい、トイ的な風情満開で、真面目な中古カメラ屋としてはちょっと小馬鹿にされた感もあり(笑)。

レンズが三つあるのは、1コマを3分割にして3連写出来るという仕組みだから。

ところで、これ何というカメラなんだろう?と思って検索してみたら、「ROBOT3」というらしい。それで、3つのレンズの周囲がロボットのようにデザインされているのでしょう。

さて、ROBOTといえば、カメラ好き的にはドイツのカメラですよね。スプリング式のモータードライブを備えていて、連続撮影が可能なカメラです。

1コマ内3連写のトイカメラのROBOT3は、本家ROBOTの連続撮影の「連」を意識しての命名なのかどうか、気になるところであります。

で、思い出したのが、少し前に見つけたROBOTっぽいカメラがプリントされたポーチ。それに、トイカメラのROBOT3が程よく入るのです。そして、気になったのはプリントされたROBOTっぽいカメラが何型なのか?ってこと。どうやら、「Ⅱa」というモデルのよう。「Ⅱ」と「3」か...。

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第206回目の今回のテーマは「WERAA 個性的なカールツアイスイエナのカメラ」です。

こちらより、お楽しみください!

*閲覧は2017年2月初旬までです。

 

☆「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」の第1話から200話まで約17年分を1冊にまとめた冊子を販売しております。ご購入方法は、こちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2016/07/magazine-7283.html

2016年11月 6日 (日)

Graphic35

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1955年アメリカ製のこのカメラは、「スピグラ」の愛称が有名な当時の報道カメラマン御用達カメラ・スピードグラフィックを製造していた「グラフレックス」社が造った35ミリカメラです。

全般的に個性的なデザインをしたカメラですが、一番特徴的なのは、ボディ前面の左右にあるフォーカシングボタンをシーソーのように操作してピントを合わせる点。

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カメラを構えた状態で、右手側のボタンを押すと無限側へ、左手側のボタンを押すと近距離側へヘリコイドが前後してフォーカシング出来ます。距離計窓はファインダー窓の左にある小さな窓で、上下像合致式。

あと、シャッターボタンも変わった場所にあって、多くの人がセルフタイマーレバーか!?と思うであろうレバーを引くとシャッターが切れます。

カメラを構えた時に、右手人差し指はフォーカシングボタン、右手中指はシャッターボタン(というよりレバー)を操作する感じです。構えたまま、どちらの操作も可能なので、実に使い心地がイイです。


YouTube: グラフレックス社 Graphic35

 

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2016年11月 5日 (土)

クセナー・ゴッセン付き

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かつて、インスタマチックというフィルムがありました。カートリッジタイプのフィルムでカメラの裏蓋を開けてポンとセットするだけで良いので、装填ミスを防げるというのが特徴。

ということは、110フィルムやAPSフィルムと一緒で、どちらかというとマニア向けというよりは一般の人向けのカメラ。すると、高級機や凝った機能があるカメラは存在しない傾向になります。

そんなインスタマチックのカメラの中でちょっと異色なのが、この「Kodak INSTAMATIC 500」。

金属外装のボディはシッカリと重厚感あります。装着レンズは、シュナイダー製のクセナー。露出計はゴッセン製。ずいぶんと贅沢な組み合わせとなっています。

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これなら、フィルムが無くても、持ってるというだけで満足感を満たしてくれます。

あと、「ローライフレックスSL26」もインスタマチックのカメラでは異色でいい感じ。

 

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2016年11月 4日 (金)

WERRA matic

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戦後ドイツの東西分裂後の東側、カールツァイス・イエナが製造したカメラ「WERRA」。発音は「ヴェラ」に近い感じだそうです。

露出計付や距離計付など~いくつかバリエーションがありますが、正直なところ正確に把握していません。私の良くない癖で、データが不明だったり・表記が無かったりして、信憑性に不安があったり・ややこしかったりすると、下手に覚えて間違えたことを教えてしまったりすると不味いので、「分からない」ことにしてしまうところがあります。

以前紹介した、何の表記も無くて露出計も距離計もないWERRAを、最初の基本形と紹介しているのですが、実は今、少し不安になって来ています。シリーズの全貌と見分け方にイマイチ不明瞭な部分があるからです。

ただ、今回のWERRAには、「WERRA matic」というプレートが付いているので、まずそれで間違いないでしょう。

WERRA maticはWERRAシリーズの中では最後発の機種のようです。露出計も距離計も装備されたモデルです。

以前紹介した、最初期のもの?と思われる機種はボディ上面は真っ平らで、潔いシンプルさを感じました。今回のWERRA maticは、上面がかまぼこのように弧を描いています。

ただ、個人的にはボディ両端部のデザイン処理に無理を感じてしまうのです。特にツルツルスベスベのフォクトレンダーあたりに比べての話。まぁ余計なお世話ですが...。ここらえんです。

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巻き上げ・シャッターチャージや、フードとキャップの造りは、前回のWERRAと同じ作りです。

 

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2016年11月 3日 (木)

グレイハウンド(GREYHOUND)

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グレイハウンドといえば、アメリカのバスのイメージが強いですが、カメラにもありました。イギリスはエンサイン社のグレイハウンド。

このカメラの「グレイハウンド」、1933年頃のカメラだそうです。

貼り革では無くて、ちりめん塗装的に加工された金属の表面と、その濁った緑のような独特な色が特徴的です。で、レンズの下に犬のグレイハウンドのイラストが描かれています。カッコいい!

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グレイハウンドという犬はどんな犬かというと~、ウサギなどの小動物の狩り用に作り出された狩猟犬種。また、俊足ゆえにドッグレース用の犬としても使用されていて、そのシステムや扱いなどから動物愛護団体からは非難の声が強く、レース主催者との間には対立があるらしい。

でも、犬のグレイハウンドのスタイルが良くて俊足なイメージにあやかるべく、社名だけでなく、ロゴにまで犬を描いたバス会社が、アメリカで最大規模のバス会社というのは皮肉な気もする。

 

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2016年11月 2日 (水)

ヘリポート

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、東京臨海広域防災公園。

休みの日の朝はミニベロ(小径自転車)でポタリングをすることが多いのですが、先週立ち寄ったこの公園にはヘリポートがあって普段は自由に出入り出来るうえ、こんな早朝に他には人も居ないので自転車をヘリポートに停めてみました。

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2016年11月 1日 (火)

セノック・キャップフード

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出ました!

計算尺式露出計の「関式サロン露出計」や「セノガイド」、一枚のフィルターをいろんなフィルター径のレンズで使用できるようする~不思議なリング「セノックアダプターリング」を製作していた関研究所製の「キャップフード」。

その名のとおり、折りたたんだ状態ではレンズキャップのようなのですが、前面の扉を観音開きに左右へ開くと、上下部分に仕舞い込まれていた扉も開いて、フードになるという代物。

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で、意外とその格好がいい!

レンズへの取付け部は、以前紹介した「セノックアダプターリング」と同様にネジ止めにすることで、フィルター径48~58㎜のレンズに幅広く対応しています。

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2016年10月31日 (月)

VXのスロー・セルフ

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昨日に続いて、「エキザクタVX」です。

このカメラのスローシャッターの使い方を知りませんでした。というか、特に使うことも無かったので、ボディの左手側に集中した巻き上げレバー・シャッタースピードダイアル・シャッターボタンなどに気が取られてばかりで、右手側にスローシャッターやセルフタイマー用のノブや目盛があることに気付いていませんでした。フィルム感度の覚え…とかくらいにしか思っていませんでした。

いや、気付いてからもその使い方は不明。これ、「教えてもらわないと分からない」シリーズに加えられると思います。

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右手側にあるノブがゼンマイを利用したスローシャッターのスピード設定とセルフタイマーの操作部分にもなっていたのです。

で、その使用方法。1/5秒以下のスローシャッターを切りたい場合、まず、左手側のシャッタースピードダイアルを「B」か「T」にセットして巻上げレバーを巻きます。次に、右手側のノブを引き上げて時計回りに回転させると、ジィジィジィとゼンマイを巻き上げるような音がするので、止るまで回します。そして、設定したい速度の数字(黒文字のエリア)に「・」の指標を合わせてノブを下ろしてからシャッターボタンを押すと、任意のスローシャッターが切れます。

そして、セルフタイマー。通常のシャッタースピード(1/25秒以上)で切る場合は、左手側のシャッタースピードダイアルで任意のスピードを設定して巻き上げ、右手側のノブを引き上げて巻いた(ゼンマイ)後に、赤い数字の部分(このエリアならどこでも良い)に「・」の指標を合せてノブを下ろしてからシャッターボタンを押すと、一定の時間後に左手側で合わせた任意の速度でシャッターが切れます。

また、スローシャッターでセルフタイマーを使いたい場合は、左手側は「B」か「T」にセットして巻上げレバーを巻き上げてから、右手側のノブを引き上げて巻いた(ゼンマイ)後に、赤い数字の任意の速度に「・」の指標を合わせてノブを下ろしてからシャッターボタンを押すと、一定の時間後に設定した速度のスローシャッターが切れます。

右手側ノブの黒い数字と赤い数字の数値(スローのシャッター速度)が微妙に違う理由は不明ですが、普通にスローシャッターを切る時は最大12秒まで切ることが可能だけど、スローでセルフとなると6秒までしか切れないということです。

何故だ?とすぐには理解できませんでしたが、ゼンマイを利用しているわけなので、その差6秒がセルフタイマーの待ち時間ってことでした。

何とも分かりづらい説明をしていますが、操作自体がややこしいだけで、かなり~正確に説明している自信があります。お手元にVXがあって、操作方法を知らなかった方は早速試してみてください。

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実にメカメカしくて美しい、左手側のレバーやダイアル部分。

 

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2016年10月30日 (日)

VXの刃

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この「エキザクタVX」というカメラ、マニアさんじゃないと「このカメラは何~?」と思う方も多いでしょう。カメラであることは分かっても、かなり凝った独特なデザインをしています。

また、機能的な部分で一番の特徴は、巻上げレバーやシャッターボタンが左側にある点。左利き用のカメラだ~という説もありますが、右利き用の同機種があるわけでもなく、その線は薄いです。また、顕微鏡に付けた時に使いやすいのだ~という説もありますが、決定的な理由でも無さそうで、操作系が左手側に集中している理由はイマイチ分かりません。

前置きが長くなりましたが、今日話題にしたかったのはフィルム室内にあるカッターのこと。日本のカメラでは、岡谷光機のカメラ「ロード」にカッターが付いている機種があります。

このエキザクタにもカッターがあることは、私 個人的には今回気付いてハッとしました。多分、いつかどこかで聞いている見ていたとは思うのですが、忘れていたのです。

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その刃はロードのものより、切れそうな刃で弧を描いた鎌状になっていました。

何故、フィルム室にカッターがあるのかは…、フィルムの撮影済み部分だけ、先に取り出して現像してしまおう!という発想からなのです。かつて、フィルムが高価な頃のこと。フィルムに残り(未撮影部分)があるのに、フィルムを取り出して現像するという行為はとても贅沢なことだったのでしょう。それでも、早く現像したい、現像する必要に迫られることもあります。そんな時にこのカッターを使ってフィルムを途中で裁断することが出来たのです。

 

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