ローライフレックスSL26
126フィルム(インスタマチック)を使用するカメラなので、フィルムの入手が困難な現在、実用カメラではありませんが、非常に魅力的なカメラです。
見た目のデザインだけでなく、金属ボディの質感も良く、手に取っても満足出来ます。フィルムは無くても、空シャッターを切って楽しむことは出来ます。
巻上げレバーの小ささや細さがちょっと気になりましたが、レバー自体も金属製なので実際に巻き上げてみると、そんなに不安感はありません。露出計を内蔵していてファインダー内に指針がありますが、シャッタースピードと絞りを自分で決めるマニュアルカメラ。
ピントがちょっと合わせずらい感もあるものの(個体差かも)、シャッターを切るとシャッター音と感触に、「おぉっ」と思える良さがありました。
それは、決して静かでショックが無い・・・わけでは無くて、確実に撮れた(フィルム入ってないのに…)という安心感みたいな一眼レフ特有のミラーの動作音と振動なのかもしれません。
そう、このローライフレックスSL26は、ローライ製一眼レフとしては第一号機らしいです。登場は1968年。自分より一つ年上でビックリしました。
標準レンズはテッサー40mm/F2.8。前玉が交換可能で、28mmと90mmのフロントコンバージョンレンズが存在しているようです。
上の画像、横に置いたのは大きさのサンプルとして135mmフィルムのパトローネ。このローライフレックスSL26に使用するフィルムではありません。でも、これが使えたら魅力的なのになぁ~。