我楽多屋で買ったモノマガジン更新
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第295回目のテーマは「京セラコンタックスのカメラをプロテクトするためのレザーの小物にびっくり」です。
こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine1.html
*閲覧は2024年8月初旬まで
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
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5月4日と5日はゴールデンウィーク休業をいただいた我楽多屋です。
ちょっと大袈裟な言い方をすれば...その2日間で「血眼になって探した」のが「アレ」でした。
理由は~Facebookページでは半月ほど前に画像をアップしていた訳ありフード。
訳ありな理由はその時のコメントを引用すると、「このフード、実際のネジ径は46㎜なのに49㎜って浅く刻印されてしまっていて、それをマジックで消してます。こんなにあるので一度人手に渡ったものではなくて、いわゆるアウトレット品ですな」です。
で、こられフードをどうやって店に出そうか考えた結果、袋に入れて塗りつぶしているところをよく見てもらえないのは嫌なので、上の画像のように積み重ねて置こうと思ったのですが、数が多くて倒れてしまいそう…。
「アレ」があればいいのになぁ~と思いながらも探して買ってくるのが面倒そうなので、ビニールタイに通して吊るしておくことにしました。
欲しい人がいらっしゃったら、ビニールタイを一度外して勝手に取ってもらってもいいんだけど、自分でやるのを躊躇される人もいらっしゃるだろうな…と思っていたら、やはり「これを欲しいのですが~」と声を掛けられました。
で、ゴールデンウィークの休みに「アレ」を探しに出たわけです。
事前に調べたところ、私が望むデザインの「アレ」を以前は100円ショップで売っていたこともあったようなのですが、今は見つけられず。生活雑貨を扱う店などを転々として...望むデザインのを売っている店もあったのですが予算オーバー。
6~7軒目で100円ショップに比べたら数倍の予算オーバーですが、何んとか納得できる品質と値段の「アレ」を発見したのです。
「アレ」は、ご覧のような「キッチンペーパーホルダー」のこと。
フィルムコンパクトカメラです。トイレベルの風格!?バリバリです。でも一点気になることがあって取り上げてみました。
機種名が「ZOOM-1」で、レンズ部分には「OUYAMA ZOOM LENS 35-50MM」と記されているのです。
ズームなの???
で、実際にレンズまわりのゴムが貼られている部分を回すと前後に動きます。光学的にどういう風なのか?まったく分かりません。知識もありません。
ファインダーを覗きながら回すと、一丁前に画角も変わっています。本当に35-50mmのズームなんでしょうか???
怖いもの見たさでテスト撮りをしてみようかと思ったのですが、フィルムも現像も高いし躊躇しています(・_・;)
どなたか~どんな写りをするのか興味が湧いてきませんか?さぁ、さぁ!
Google検索したら、このカメラそこそこ引っ掛かってきましたが、売ってる情報くらいで使った人や撮った画像は出て来ませんでした…。
★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
先週火曜の「PEN F を話題にせよ」に続く、第二弾です。
その理由はPEN Fの時にも書きましたが、お隣りアローカメラへ買取り依頼のお客さんから「ぜひ二代目さんのブログで話題にして欲しい」とご要望が~と買取職人から伝え聞いたからです。そう言われると話題の切り口を見つけるのに、変に意識しちゃったりします…(^^;)
さて、1952年発売のハッセルブラッド1000Fは、3年前に発売されたハッセルブラッドの初号機1600Fとともにフォーカルプレーンシャッター機です。しかしながら、その後メインになるのは外見は似ているのにレンズシャッター機である500シリーズだったりします。
そういうことは、調べればどこにでも書いてあるので話題にしません。
私が今回「むむ?」と思ったのは、ボディ底面。三脚用のネジ穴が二つあります。画像では片側に大ネジ小ネジ変換アダプターが装着されているのでどちらも小ネジに見えますが、ボディ自体に開けられたネジ穴は大ネジ1個と小ネジ1個。「気が利くねぇ~!」ということよりも、私はネジ穴の周囲が三角形にデザインされている点に着目してしまいました。
まるで顔文字の「(>_<)」みたいに見えてしまったからです!!
とんでもなく下らない…切り口でございました。すみません。
★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
知人からネタ用に貰いました。アクセサリーシューに付けるキャラクターグッズです。ひとつはディズニーのミニーちゃん、もうひとつはリラックマ。
個人的にどちらも全くと言っていいほど関心が無いのだけど、一般的にはかなり有名どころのこれらキャラクターがこういう製品になっているのだなぁ~と興味深く思いました。
だって、カメラのアクセサリーシューに付けるという発想自体がかなりマニアックじゃないですか。
アクセサリーシューに付ける~こういいうトイ的なものがあるのはかなり前から知っていました。一番最初に知ったのは10年ちょっと前のこと、ご来店されたお客さんのカメラにみかんの形をしたものが付いてまいた。
これが既製品だったのか?自作品だったのか?は忘れてしまいましたが、その後、何かのキャラクターや猫だか犬だかマスコット化されたものが付いている製品の情報を見ましたし、ガチャであったカメラのミニチュアにはシューへ付ける台座が付属されていました。
個人的に欲しいキャラクターはあるのか?と聞かれたら、下の画像左側のアンパンマンかな(^^)。右側のは怖いな…(>_<)
★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
このカメラ「トプコン35A」を見た買取職人が、「懐かしいな、オリンパス35(Ⅳa)と同時期に良く売れたカメラなんだよな」と言うのを今まで何度か聞いたことがあります。
発売時期を調べたら、どちらのカメラも1953年後半。1954年春に買取職人は神戸カツミ堂に就職しているので、仕事を覚えている時期なのでより印象深いのかもしれません、納得ですね。
私の場合、このカメラを見て思い出すのは15~20年前のこと。ちょうど今回のトプコン35Aにもセットで付いて来ている交換レンズのケースを思い出すのです。
どんなケースなのかというと、ご覧のような金属製の立派なケース。
ローレットがある部分の両側が外れるようになっていて、長い方に80mmレンズを収納します。短い方には可変式のアクセサリーシューが付いていて、80mm用のビューファインダーを収納出来るようになっています。
思い出すのはこのケースだけではなくて、それにまつわる出来事の方が強烈なんです。あれはがらくた市の長徳先生トークショーの時のこと、その日の商品にこの金属ケースがあって、長徳先生はレンズを収納する側の長い方をコップ代わりにお酒を入れて飲んだんです。もちろん、ボディやレンズとともに長徳先生がお買上げ後の話ですよ。
言われてみれば、これだけだったらカップにしか見えないかも!?
そして、今回さらに気付いたことがあります。80mm用のフードは金属ケースの中には納まらないんですが、画像のように金属ケースにちょうど被せることが出来るんです。これ、偶然なのか?考えられてのことなのか?は不明です。
*トプコン35Aについては、過去にも一度話題にしていました。こちらも合わせてどうぞ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2015/05/35a-9ff7.html
★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
画像はお客さんに見せてもらったデジタルカメラ「オリンパス E-5」に付いていたストラップ。カメラとレンズについての会話をしながら、ストラップ裏面のモシャモシャが気になっていました。
こちらから敢えて聞くことでもないかな…なんて思っていたら、最後にお客さんから「ストラップの裏地の滑り止めが劣化していたので、裏地を全部剥がしてしまったんです~」とのこと。
そういえば、少し前に別のお客さんからも同様の話を聞きました。オリンパスの「瑞光ストラップ」(2017年のカメラグランプリ三冠受賞記念ではなくて、その10年くらい前に何かの特典で配布されたもの)の裏地が劣化したので全部剥がしてしまって、衣類の補修をしているお店で新たに裏地を縫い合わせてもらっている~と。
なんと!どちらも10数年経過した程度のストラップ。
使用環境や保存状態で劣化の差は当然あるでしょうが、このE-5に付いていたストラップは、最近入手された未使用に近い状態の中古品に付属されていたのだそうです。
うちの店の近辺で2例もあるのですから、同世代のオリンパス純正ストラップをお使いの方は裏地の滑り止めに要注意ですね。気を付けないと、服などを汚してしまう危険があります。
他には私の経験上、もっと古いものですが、30~40年くらい前と思われるニコンとペンタックスの一眼レフに付属していたような黒い細めなストラップ、それの肩当て部分に付いている滑り止めの裏地が劣化してボロボロと落ちて来るのが時々あります。
★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。定休日の5月1日(水)と合わせて、営業日が少し飛び石的になりますので、よろしくお願い申し上げます。
去年の夏くらいから~買取りのアローカメラの方へ継続して買取り依頼の品を送って来てくださるお客さんがいらっしゃいます。
それらの品物は市場性あるものばかりなので我楽多屋にはほぼ回って来ていませんが、買取職人から伝え聞くところによると、そのお客さんはこのブログを日々楽しみに読んでくださっているとの事で嬉しい限りでございます。
さて、数日前にもカメラ2台が届き、「ぜひ二代目さんのブログで話題にして欲しい~」とのこと。そう言われると話題の切り口が見つかりにくかったりもするのですが…(^^;)
で、1台目。オリンパス ペンF 40/1.4付について「話題にせよ!」の指令で私が思いついたのは~。
アクセサリーシューが付いていたので、それを外してみて、取り付け部のアイピースがまったく欠けていない点に着目しました。
プラスティック製のアイピースだけでアクセサリーシューを支えるため、シューの重さだけなら問題無いんでしょうけど、ストロボなどを乗せてしまうと、何らかのショックなどを受けてアイピースが欠けてしまうことが多々あったようなんですね。
なので、ペンFはこの部分をチェックする~のが一つの決まり事みたいな感じになっています。
ま、欠けていてもアクセサリーシューを使うことが無ければ問題ナシですし、それ以外の機能面に何ら影響はありませんけどね。商品価値は少し落ちてしまうのです…。
下の画像は過去の画像から探して来ましたが、アイピースが両サイドともに欠けてしまっています。
★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。定休日の5月1日(水)と合わせて、営業日が少し飛び石的になりますので、よろしくお願い申し上げます。
両側にレンズを付けられるようになっているキャップの話です。
ライカの一眼レフのR用(上の画像内の左)とレンジファインダー機のM用(上の画像内の右)ともに、我楽多屋では比較的ちょいちょい出て来ます。
私は今まで何の疑いもなく純正アクセサリーだと認識していましたが、先日ある人に言われて~実際LeitzやLEICAや品番の表記が何もないので…純正品ではないのかもしれないと自信を無くしています。
用途としては、使わない交換レンズをバッグなどに収納する際にこのキャップの両側にレンズを付けることで、コンパクトに収納したり・バッグの中でガチャガチャせずに収納するためのものなんだと思います。
これを真似てユーザーが自分で普通のリアキャップを2個接着している事例は、今までに何度か見たこともあります。
今回出て来たのは同様にニコンのリアキャップを2個接着しているのですが、吊り金具を付けている凝ったもの。
そうそう、この手のが製品化されているのを以前に話題にしたことありました。「Lens Chenger」ってやつ。あれの用途は収納時の話ではなくて、撮影中のレンズ交換時に外したレンズを地面などに置く必要なく素早く交換するのが目的でした。
このニコン純正リアキャップから自作したのも、それを目論んだものでしょう。ただ、誰がどんな方法で接着したか分からいないのでその接着力が不明。実際に利用するのはちょっと怖いかも...(>_<)