我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« お気遣いありがとうございます! | メイン | 中藤毅彦写真集「DOWN ON THE STREET」 »

2024年7月22日 (月)

現場系カメラ2台の値付けで迷う

452113934_26035319486083707_7024438

上の画像の「フジ HD-R」と「コニカ 現場監督 WIDE28」、物々交換でお持ち込みいただいたカメラの中にあった2台です。

物々交換成立後、改めて順番に状態チェックや値付けをしていく中で「コニカ 現場監督」の方を先に見ました。動作的にはOKなんだけど、外装が現場で活躍した感あって~白系のペンキが所々付いていたり、幾つか赤いペンキの点もありました(下の画像をよく見ていただくと分かると思います)。

452113946_26035319039417085_9005401

そういうのをヨシな方もいらっしゃるので簡単に取れる汚れ程度の掃除にして、動くけど程度悪いモノとしての値付けをして店に並べました。

続いて、同じく現場系のフィルムカメラ「フジ HD-R」。外装はペンキ汚れは無いものの使い込んだ感がそれなりにあって動作はOKなので、動くものとしての値付けをしました。

この2機種を比較した場合、店側からすると売りやすさ、お客さん側からすると人気の高いカメラがどちらかというと、圧倒的にコニカ現場監督なんですよね。

それを踏まえたうえで自分で付けた値段を見て、「ん~この値段差は…近過ぎる」と思いました。でも、これ以上にフジの値段を下げるのは動く個体なんだから避けたい。だからと言ってコニカの値段をを上げるにはペンキ汚れが気になる。

現場感あるペンキ汚れに価値を見出す方もいらっしゃるでしょうが、綺麗に越したことないという方もいらっしゃるでしょうから、賛否両論あると思います。でも、私としては現場監督のペンキ汚れを落とす作業をして、値段を少し上げることにしました。

それに要した時間と手間を考えると、上げた金額には釣り合わないような気がしますが、まぁ~ヨシとします。下の画像、よく見ていただくとペンキ汚れがほぼ落ちています。

452105910_26035319152750407_2712590

 

★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html