我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

Powered by Six Apart

2019年10月 8日 (火)

ナルシス

72597288_3089913067717674_403303450

こういう言い方は失礼でKGBに狙われてしまうかもしれませんが、ロシア(旧ソ連)カメラのわりに良く出来たカメラだと思います。

16ミリフィルムを使うコンパクトなカメラながら、レンズ交換式・フォーカルプレーンシャッター・交換式ファインダーとちゃんとした一眼レフカメラです。

その名を「ナルシス」と言う、1960年代前半頃のカメラです。

71798667_3089913151050999_544320909

72444868_3089913284384319_925059569

サイズ比較のために並べて置いたニコンFとほぼ同じような機能です。そうそう、底蓋もニコンFと同じように背面ごとガバッと外すタイプです。

ただひとつ、ミラーがクイックリターン式では無いんですけど、それを補うくらい小さいわりにシッカリとした作りです。

110フィルムを使う同様にコンパクトな一眼レフペンタックス・オート110よりも、モノとして満足感の強い感じがします。   

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年10月 7日 (月)

MEIKAIFLEX

72045674_3086845404691107_712691783

戦後、ボルタ判フィルムを使うカメラが流行った頃がありました。

と言っても、おもちゃカメラに毛が生えた程度の微妙な質のカメラが多かったのも事実です。

その中でも2眼タイプは珍しい存在と思います。この「MEIKAIFLEX」もローライなどの二眼レフを意識したようなデザインをしていて、トイ感が否めません。

何故かと言うと、フロントの化粧板のテイクレンズ両サイドにノブみたいなのがあって、共に弧を描いた黒い線上にあるので、ノブを動かしてシャッタースピードと絞りを調整出来るのかと思いきや、どちらもダミー。ノブらしきものはもしかしたら、留め金かもしれず貼り付いてます。

まぁ、よく見れば~シャッタースピードはビューレンズの斜め上に3段階切り替えでレバーがあるし、絞りはビューレンズの真下に同じく3段階調整できるようにレバーがありますからね。

そんな具合なのに「COMPLETE」なんて表記していて、何が完全なのか?ってツッコミを入れたくなります。

この「COMPLETE」もコンパ―シャッターの「COMPUR」をモジったものでしょう。

そして、最後に某資料を見てビックリ!このカメラは木製ボディだと書かれていました。ちょっと見ただけでは、背蓋を開けたりしても分かりませんでした。

1948年に東郷堂から出たカメラです。

71926535_3086845498024431_234320673

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年10月 6日 (日)

ブラックペイントのM4

71894246_3084173341624980_791699350

昨日のお客さんカメラ、「ライカM4」です。

ご来店中に肩から提げられていた、ちょっと年季の入ったブラック塗装がイイ感じなので「ちょっとイイですか?」と見せてもらいながら、「ん?もしや?」と思って製造番号を確認すると、私の生まれ年ライカでした(゚д゚)!

普段から、買取りでM4が入って来ると製造番号を気にしています。何故なら生まれ年ライカの可能性があるからです。

買取名人改め買取職人が買ってすぐに業者へ流すことが多々なので、全部のM4をチェック出来ているわけではありません。でも、それが幸いなのです。

運悪く!?買取ったカメラの中に生まれ年ライカがあったら、手元に置いておきたくなるじゃないですか...。それは困るのです。そんな小遣いもないし、カメラ屋はカメラを溜め込んじゃいけません。売って世の中に出さないと。

ご自分のカメラが私の生まれ年ライカと知ったそのお客さんは、「じゃあ、私が死んだときには野田さんのところへ」と笑いながらお帰りになられました。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年10月 5日 (土)

どっちがホンモノか?

71385788_3081384705237177_548758766

ここ数日、ニセモノ系の話題がチラホラ出ちゃってますが、今日もニセモノ系です。

画像内2台のカメラ、どちらも軍艦部に「Leica」と刻印がありますが、片方はニセモノです。

ご存知の方も多いでしょうが、左側はロシア(旧ソ連)製のフェドというカメラです。ライカⅡ型を模したフェドⅠと呼ばれているモデルに、形や機能だけなくて刻印まで模しちゃってるのが、この個体です。レンズにもLeitz Elmarって刻印しちゃっています。

一緒に写っているホンモノのライカは、フェドⅠのベースになったⅡ型ではなくてⅢc。付いてるレンズはズマロン35/3.5です。

昨日この2台がたまたまうちの店に居合わせたので並べてみたのですが、今回のニセモノ、今まで見てきたニセモノより軍艦部の質感や刻印の具合がかなりイイ感じに仕上げられた個体で、どっちがホンモノ!?と見間違うくらいです。下の画像では上のカメラがニセモノです。

71381592_3081384838570497_625924512

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年10月 4日 (金)

非純正ヤシカ・ストラップ!?

YASHICA(ヤシカ)ネーム入りのストラップって、あまり見掛けません。

時々お客さんに聞かれますが、すぐにイメージ出来るのはヤシカエレクトロ35の頃に付属品で付いていたであろう、黒い細めの樹脂製(革ではなくて)のストラップで、端の方に小さく「YASHICA」の型押しがされているタイプくらいです。

46463232_2340470082661980_417811998

ニコンやキヤノンにある、大きくブランド名が入った布製ストラップのヤシカ版みたいなのって存在していたのでしょうか?ちょっと詳細は分かりません。

もともと布製の太めのストラップを使うような、重量がある一眼レフがラインナップに少ないこともあるのでしょうね。

でも、先日こんなストラップが入って来て「珍しいな~」と思っていたら、「これ、10年か15年くらい前に中国か韓国から買って来たのと同じだから、まず間違えなくパチモンだよ」って教えてくれた人がいました。

71772050_3078277065547941_200452764

そ、そういうことなんですね(゚д゚)!

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年10月 3日 (木)

スマホ転送サービス

Suma

大きな声じゃ言えませんが中古カメラ屋でありながら、撮影したフィルムの現像をする機会が最近あまりなくて、近頃はじまった写真屋さんの新サービス「スマホ転送サービス」を初めて利用しました。

結論を先に言うと、カメラやレンズのテスト撮影ではこのサービスを利用するのがいいのかな~と、私は思いました。

ネガフィルムの場合、現像後のフィルムだけではどうしてもテスト撮影の結果の確認がままならないので、プリントかCD書き込みをしますよね。でも、確認が済んでしまえばプリントやCDって不要になりがち。

いろいろなテスト撮影を繰り返してると、どんどんプリントやCDが溜まっていきます。捨てればいいのでしょうけど、ゴミを増やすのも抵抗があったりします。

その点、スマホ転送の場合。仕上がり時に渡されるのは、ネガとQRコードがプリントされた紙のみ。そのQRコードからアクセスして、スマホにデータとしてダウンロードできます。ホントにちょこっと確認するだけならダウンロードしなくても画像は見られます。

これはゴミも出なくて良いのではないかと!

でもでも、前から時々話題にしていますが記録や記憶として残る写真という観点からは、スマホ転送サービスのみはおススメ出来ません。

やはり、なるべくプリントして残すことが写真文化を守るうえで大切な行為だと思います。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年10月 2日 (水)

ストリートピアノ

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

*********************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、川崎。ほとんど行き慣れていない川崎に行きました。

その理由は、自転車屋さんって水曜休みのところが多いのですが水曜も営業している自転車屋さんがあったのと、長い間カメラに入ったままのフィルムを撮りきって現像出ししようという目論見から、川崎を選びました。

画像は川崎のヨドバシカメラの前に置かれたピアノで演奏していた人です。

71847170_3072975116078136_431863029

2019年10月 1日 (火)

貼り替えモノ

Ruiv

昨日取り上げた「赤革ニコン」、Facebookページの方にいただいたコメントの一つに「一生使う人ならメンテナンスも兼ねて新しいのに張り替えるってのは有りだと思います」というのがありました。

おっしゃる通りです。自分のモノを自分なりの好みに仕上げて愛用するのは素敵なことだと思います。

中古市場ではオリジナルでないという理由で相場的に弱くなってしまう...というのはほぼほぼ事実なのですが、例え手放すことになったとした場合に同じ価値観を持てる人の手に渡るのであれば、次の人にとっては手頃な条件で入手が可能ということにもなります。

だから、オリジナルの姿でなくなってしまうことを全否定することも出来ません。

あと、もう一ついただいたコメントに「これがルイヴィトンとのコラボでルイヴィトンが貼り替えたとかだと価値がついたりするんでしょうね(笑)」というのがありました。

そうでしょうねぇ~。たまにインチキな貼り替えは見かけるんですけど(上の画像参照)、やはり付加価値は付きませんね...。

インチキなんて言葉を使ってしまいましたが、かつて田中長徳先生もライカM2のルイヴィトン革モノをお持ちでした。その話が我楽多屋で買ったモノ・マガジンにも掲載されています。

6a0120a63eae74970b015434896209970c

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年9月30日 (月)

赤革ニコン

71315002_3067047633337551_117865972

純正でこういう「ニコンFM」は売られていないはずなので、間違いなく後からの貼り替えもの。

元のボディ自体は決して良い状態では無いのですが、こうして貼り替えでイメチェンすると、見映えがかなり良くなりますね。

で、iPhoneで撮った画像がこれまた綺麗に写っちゃうんですよね(笑)

ただ、中古市場的にはこういう貼り替えものってオリジナルではないってことで、相場的には不利になってしまうんですけども。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年9月29日 (日)

カナダ・ノバスコシアの方角に黙祷

「家の整理をしていたら、しばらく使っていなかったフィルムカメラが出て来たので使ってみようと思って~」と、我楽多屋にフードを探しに来られたお客さんが昨日いらっしゃいました。

お会計時に「こんなものも出て来たんですよ」と言って、2005年で期限が切れている富士フイルム・アクロスの3本セットを見せてくださいました。

セットのパッケージには長徳先生の「モノクロのススメ」というミニ撮影ガイドが付いていました。

「おぉ!貴重ですね!」と言って手に取り見せてもらいながら、「間もなくご本人がお見えになりますよ!」とお客さんに言うと、まさにその時、ドアが開いて長徳先生がご来店。

71674479_3066471443395170_864012109

お客さんはトークショーがあることをご存知なかったようでビックリされていらっしゃいました。お声掛けして記念の一枚を。

その後のトークショーでは、今月お亡くなりになった「20世紀で最も影響力のある写真家」と呼ばれた写真家ロバート・フランクの話題がメイン。フランクが息を引き取ったというカナダ・ノバスコシア州方面へ皆で黙祷を捧げました。

71481191_10157518809467264_46010385

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。