我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

Powered by Six Apart

2019年3月14日 (木)

キャップを戻すとき

Image2_2

一昨日火曜日の出来事です。

我楽多屋に並べたミノルタαマウントのシグマ望遠レンズのリアキャップが、斜めにハメられているのに気付いたのはお昼過ぎだったと思います。

あまり良い気分ではありませんが「時にはそういうこともあるわなぁ…」と思いながら、キャップをちゃんとハメ直しました。

そして閉店間際、また同じレンズのリアキャップが斜めになっているのに気付きました。「おいおい、日に二度目かよぉ…」と思いながら、もしかしたら?キャップの具合が悪いのかもしれない~と確認してみました。特にツメが欠けているなどの症状は無く、気を遣わずに適当に戻したのが原因であろうと思われます。

いちいち小うるさい中古カメラ屋と言われるのを覚悟で今日のブログを書いていますが、店に並んでいるものは商品です。気を遣って扱っていただきたいものです。

また、雑な扱いで壊れてしまったり...なんてことが起こることも稀にあります。これについては損をするとかそういう問題ではなくて、壊れる前の状態のモノを欲していた他のお客さんに申し訳ないと思うからです。

使い方が分からなければ無理にいじらないとか、使い方を聞くとか。元に戻せなくなったらそのままにせず、一声掛けていただくとか、それは当然の事だと思うんですけどね。

ちなみに、キャップの場合。ほとんどのキャップには取り付け位置の指標として、ポッチが付いています。それをレンズ側の指標に合わせて付けて回転させればちゃんとハマります。

Image1_2

また、キヤノンのFLおよびFDレンズのリアキャップについても、たびたび事件!?が起きています。こちらをご覧ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2012/11/flfd.html

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年3月13日 (水)

♪ 新宿西口駅の前

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

**********************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、ヨドバシ酒店です。

ヨドバシカメラさんの新宿西口本店地下2階に、お酒売り場が昨年12月オープンしたことはニュースで知っていたので、先週初めてちょこっと覗いてみました。

平日の日中だからか...他の売り場に比べて、かなり空いていましたよ。

ちなみに、アローカメラ&我楽多屋は中古カメラ専門店につき、お酒の取扱いはしておりません(^-^)

53913835_2572801309428855_421470374

2019年3月12日 (火)

世に出てはいけないものだったのか!?

Img_0265

昨日に続いて物々交換絡みの話題です。

もう何年も前から物々交換を利用してくださっているYさんが、今回持ち込まれたものについて「ボディよりもレンズよりもキャップがポイントなんですよね」と、言われました。

上の画像を見て、何がポイントなのか分かりますか???

キャップのツマミの位置がズレているのです。普通はブランドネームの真横にあるはずのツマミが45°くらいズレてるんです。

Yさんに「案外とこの位置の方が脱着しやすいんですよ」と言われながら、ちょうど下の画像のような持ち方で脱着してみたら、たしかにおっしゃる通りでした。と言っても、SIGMAの文字が水平な状態で取り付けられていることが前提での話です。

Img_0266

このキャップは製造上のミスで、世に出てはいけないものが出てしまったのかもしれませんねぇ~などと話をしながら、実はちょっと引っ掛かっていることがありました。

後で気になって検索をしてみたら、なんと5年前に同様のキャップをブログネタにしていました…。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

Img_0314_2_2

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第233回目のテーマは「バルコニーに置きっぱなしのニコンのオリーブドラブの防水双眼鏡には意味がある」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html

 

*閲覧は2019年6月初旬までです。

2019年3月11日 (月)

SEP.1975

53615595_2568961979812788_160019364

この1ヶ月程の間に3回も物々交換に来ていただいたお客さん。その都度、5,000円前後の品物と交換分のジャンク系カメラをご持参くださいました。

増え過ぎたカメラの数を減らす目的でご利用いただいていることもありますし、交換品はフィルターなど比較的に細かいアクセサリーなどから見つけ出されていらっしゃるようでした。

流石に短期間で3回も連続すると、3回目の先日は相当金額分の交換希望品を見つけ出していただくことも難しいと思い、「もし交換希望の品物が金額に満たない場合はお預りとさせていただいて、次回以降のご来店時に交換という対応も致しますよ」とお話しました。

それでも、お時間に余裕がある~とのことで我楽多屋店内を隅々まで物色された中で見つけられた1本の期限切れフィルム。その有効期限が「SEP.1975」。

なんと、お客さんの生まれた年月と一緒だそうで「これもいただいて行かないといけないですよね!」と。

私も「もともと同じ銘柄のフィルムが4本あって、微妙に期限が違うのが混じっていた中で残った1本がそれです。お客さんに見つけられるのを待っていたのだと思います」と後押しをして、交換品の一つとしてお持ち帰りになられましたよ。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年3月10日 (日)

巻き上げレバー型サムレスト

53499901_2567142836661369_647302889

先日、澤村徹さんに見せてもらったライカM10用「巻き上げレバー型サムレスト」の出来栄えが素晴らしいものでした。

何も言われないと、普通に巻き上げレバーのあるフィルムライカなのか!?とか、始めからサムレストが付いているM10Dなのか!?と思ってしまうくらいです。

しかし、よく見るとアクセサリシューに挿して固定されたサムレストであることが分かります。それなのに、巻き上げレバー(またはM10Dのサムレスト)のように、収納状態から指を掛けられる状態まで可動します。

53327536_2567142879994698_453906332

53333277_2567142919994694_721093370

そして、何が素晴らしいって、まず、デザイン。冒頭でも触れていますが、見間違うほどに後付け感が無くてボディに実に馴染んでいるのです。そして、塗装。M10ボディのブラックとの差が分からないくらいの色と質感なのです。最後に可動部の質感も安っぽさが感じられないのです。

澤村さん曰く「可動部の質感はもう少し良くなると思いますよ」とのこと。

実はこれ、昨秋創刊した「Cameraholics」(ホビージャパン発行)の中で紹介されていた、近々発売される巻き上げレバー型サムレストの試作品なのです。

ハンガリーの金属加工工場で削り出されて、オーストリア・ウィーンの老舗メッキ工場で仕上げが行なわれているそうです。

おおよその予想価格を聞いて...それにはちょっとビックリしましたが、この質を考えればもっともな値段であろうと納得しました。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年3月 9日 (土)

ジョンブリアン

53792498_2564985480210438_359830857

デジタルカメラじゃなくてフィルムカメラの話です。

オリンパス・ペンの最初期モデル、呼び名はただの「ペン」。1959年に発売されています。

多くの人はグレーの貼り革をイメージされると思います。でも当時、貼り革にはもう2色あったのだそうです。

後発モデルのペンSと同じブラックの貼り革と、画像のジョンブリアンと呼ばれる貼り革です。

何故にこの2色が少ないのかはイマイチ不明です。海外専用だったのか、販売期間が短かったのか、割高だったのか。。。いくつか理由を推測しますが、多分、販売期間ではないかと...。

「ジョンブリアン」とはフランス語で「輝かしい黄色」という意味で、JIS慣用色名では「鮮やかな黄色」を指す色名だそうです。

ただ、もう60年近く前の個体です。貼り革の経年変化や退色も想像されます。見た目には黄色というより茶か、薄いベージュというのが適当な感じです。

貼り換えかな?とか怪しんじゃったりもしますが、背面に「OLMPUS TOKYO」のロゴマークが型押しされているので、これは大丈夫でしょう。

54398004_2564985550210431_874039237

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年3月 8日 (金)

ライカMLレンズ・ベストセレクション

54002514_2563427330366253_254048674

早いもので澤村徹さんとのお付き合いも10年が過ぎました。なんせ2008年12月に「オールドレンズ パラダイス講演会」をやっていただいた頃が始まりですから!

そして、つい...オールドレンズの澤村徹さんと呼んでしまったりしがちですけど、今回の本はオールドレンズに限らずにライカMLマウントの新旧レンズが取り上げられています。

64本紹介されるレンズの1/3程はライカ純正で、それ以外は日本製やロシア製などのほか改造レンズを含む他メーカーのもの。

この手の本は内容がマニアックになりがちらしいのですが、今回は少~し軽めに読みやすくしているそうです。それでも、シッカリと作例とともに紹介されています。

澤村さん曰く、「純正レンズとロシアレンズを対等に取り上げている本は初めてだと思います」と。

そう言われて~最近気になっていたことを思い出しました。自分の手元にあるレンズ。いちおうライカM6のボディがあるのでレンズも数本あるのですが、4本とも全部ロシアものなこと。

これを機に並べて写真を撮ってみました。本の趣旨に反してボディがフィルムであることはご容赦くださいませ(^-^)

9784768311561

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年3月 7日 (木)

色フィルター枠

53367914_2559048390804147_549700420

色フィルターと言っても、少し前に話題にした~モノクロ用のガラスに色が付いたフィルターのことじゃありません。フィルター枠に色が付いているものがあることをご存知ですか?

もう、10年近く前になるんでしょうか!?ケンコーマルミなどがフィルター枠を白や赤や緑・青などに塗った商品を出しました。多分、ボディカラーのカラフルなデジタルカメラが登場したことや、若い人をメインターゲットに商品化したんだと思います。

今もまだ売られていますが、うちの店で中古品として出て来たことは皆無に等しかったと思います。

ところが去年の中頃に、どこかのお店の棚ズレ品っぽいのが何枚かまとまって入りました。色は緑でした。

数ヶ月前、田中長徳先生が40.5㎜の保護フィルターを探しに来られた時に、その緑色枠のフィルターを「こんなのもありますよ!」とお見せしたら、「珍しいねぇ!」ってことでお買上げくださいました。気に入っていただけたようで、最近でも使用されていらっしゃる様子が先生のブログねたになっていました。

そういう記事を見ると自分も欲しくなってしまいます。でも、数個あった在庫は既に無くなっており、ヨドバシドットコムしようかぁ~と商品ページまで開きましたが勿体ないオバケが登場したので、色付きの装飾テープを持っているのを思い出して、とりあえず自作してみました。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2019年3月 6日 (水)

証明写真

53196655_2559089440800042_338651171

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

**********************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、証明写真です。

といっても、証明写真を撮っておりませんし撮られてもいませんが、散歩中に見つけた証明写真BOXの側面に描かれた宣伝に反応してしまいました。

こういうのを見つけると「カメラの機種は何か?」と気になってしまうのは、もう職業病ですから仕方ありません。

ボディ前面にシャッターボタンがある特徴的な機種なので、判別は容易。これは東独製のプラクチカですね。

多分このBOXに入ると、子供が三脚に載せたプラクチカで証明写真を撮ってくれるのでしょう(笑)

ちょうど一年くらい前に同じ会社のBOXでこんなのを見かけていました。これは二眼レフで女性が撮ってくれます。

30624122_1949430431765949_525489843