我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

Powered by Six Apart

2021年4月 7日 (水)

バスから桜

本日水曜日、我楽多屋は定休日です。よろしくお願い申し上げます。

************************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、高輪の桜です。

桜は季節ものですから嘘偽りなく記しておきます。先週のいつ撮ったのかと言いますと、3月28日にバスの車窓から撮影したものです。

今年は桜の開花が早かったものの、案外と長い期間咲いてる桜を楽しめた年だったような気がしますね。

166233768_5225617277480565_53938742

2021年4月 6日 (火)

我楽多屋之印

169323781_5270756756299950_50907063

日常業務の中で特に必要があるわけじゃないのですが、我楽多屋の角印を作りました。

先日、常連さんから「今回の分はちょっと理由あって、買取りの証明書みたいなものを出してくれる?」と頼まれました。

その書面を準備している時に住所・店名のところに角印を押した方がカッコが付くなぁ~と思って、ネットで印鑑作成を検索したりしました。でも、必ず押印する必要も無く…今回は「野田」の印鑑を押印して仕上げました。

その書面を手渡す時にも角印の話題になったので、その勢いで作ることにしました。ネットでお昼過ぎに注文したら、翌日の朝一で届きました。

差し当たって、押せる場所といえば手書きの領収書くらいだけなんですけどね。

ウェラのボディ上面にはシャッターボタンがあるだけで寂しいので、角印を押印してみました。ってのは冗談で透明のシートに押印したものを乗せてるだけです(^^)

169627985_5270756849633274_58908030

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年4月 5日 (月)

Reise-Q.C 5cm/f3.5

169156600_5264999306875695_12781958

昨日、我楽多屋へご来店のお客さんが面白いネタを提供してくださいました。

画像のお客さんご持参のソニーα7Ⅱに付いているレンズ「Reise-Q.C 5cm/f3.5」は、去年3月にこのブログに登場しているレンズなんです→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2020/03/post-5c5f.html

でも、お客さんがこのレンズを購入されたのは、去年の秋に銀座で開催された中古カメラ市。何処かで見たレンズだなぁ~と思ったお客さんは、それがうちの店のブログであることに気付き、さらにはシリアルナンバーからまさに同一の個体だった!という次第なのです。

もともと去年の3月、姉妹店買取りのアローカメラへ買取り依頼があった品物の中に、このレンズはありました。

当時のブログに載せはしましたが、アローカメラから仲間の業者へ流通させられて我楽多屋には並びませんでした。そういう品物が別の中古カメラ店を経由して、我楽多屋のお客さんの手元に辿り着いたわけです。

興味深い話だなぁ~と思いましたが、結果的に知っているお客さんの手元へ行くのがもし分かっていたなら、我楽多屋に残しておいて直接買ってもらえてたら、お客さんにはいくらかお安く入手してもらえたかもしれないのに…と、ちょっと恐縮の気持ちも湧きました。

そのことを伝えると、「いやいや」とお客さんは中古カメラの流通のことやタイミングのことなど十分ご理解いただけていたので安心しました。

たしかに現実的にはそうなんです。もし我楽多屋に並べていたとして、そのお客さんの目に留まる前に他のお客さんが買われてしまう可能性の方が高いでしょうからね。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年4月 4日 (日)

このフィルムの状態は…

168697500_512018220187061_120276266

一昨日、ジャンク系カメラを相当数まとめてご持参いただきました。

店側がこんな発信するのも恐縮ですが、お客さんから「交通費にでもなれば良いから」と言ってくださいました。でも、各々状態を確認してプラス評価出来る品物はそうしたいものですし、「急ぎませんから」とも言ってくださったので数日のお時間を頂戴しています。

こういう対応が出来るのも、今回の場合は気心知れた常連さんであるからです。たとえ、常連さんでなくても事前にしっかりとコミュニケーションを取らせていただければ可能です。

さて、順番にカメラをチェックしている時のこと。あるカメラの背蓋を開けたら、フィルムが画像のような状態で入ったままでした。これは…フィルムを撮り終えた後に巻き戻したまま放置しちゃった~状態でしょうかね!?

買取ったカメラの整理中に、後からフィルムが入ったままであることに気付くことは時々あることです。とはいえ、パトローネのデザインから何十年も前のフィルムであったり、撮影途中であったり(ということは私がその時点で感光させてしまっているのですが…)で、今回のようなウッカリ現像出しを忘れているのでは?と推測されるのとは事例がちょっと違ったりします。

常連さんに連絡をして、フィルムを保管しておくことをお伝えしました。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年4月 3日 (土)

国内製造を打ち切るというニュース

168106819_5254603024581990_66970831

昨日4月2日の朝イチ、買取職人が「ニコンが一眼レフをやめるらしいよ。今朝の新聞に書いてた。これから何を売るんだろう?」と言ってきました。

「ん?一日遅れのエイプリルフールか!?」とも思いましたが、厳しきご時世ゆえ現実味があるような気がしなくもない…。

調べてみると、実際は「一眼レフの国内生産をやめる~」というニュースでした。現在唯一のボディ製造を行なっているのが仙台にある工場で、年内をメドにボディの製造をやめてカメラ部品製造に絞るのだそう。そして、D6の製造はタイへ生産拠点を移す計画だとか。

じゃあ、現在国内で製造しているニコンのカメラボディって何なの?と考える人が多いでしょう。なんともう、デジタル一眼レフ最上位機種の「D6」だけなんですって。

その他の一眼レフやミラーレス、コンパクト機はすべて、中国かタイかインドネシアのいずれかで製造されているのだそう。

参考までに、ニコンのウェブサイトに製造国について記されているページがありましたので案内しておきます。

 

上の画像はイメージで使いましたが、2005年12月発売のデジタル一眼レフD200は「MADE IN THAILAND」でした。 

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年4月 2日 (金)

Lion

167979318_5246868885355404_38454135

我楽多屋に置いてあるこのバッグを見て、アローカメラの買取職人が「懐かしいなぁ、これはコンタックスのアポゾナーのケースでしょう」と言いました。

残念…よく似ているのですが、これはLIONのカメラバッグ。LIONは30~40年くらい前にヨドバシカメラさんが販売していた写真用品系のオリジナルブランドなのです。カメラバッグの他にフィルターやフィルターケース、暗室関係で暗袋やフェロ板なんかも時々見かけます。

その頃、ヨドバシカメラさんに出入りされていたカメラ・写真好きな人の中には、それこそ「Lion」が懐かしい~って人も多いのではないでしょうか。

167689324_5246868798688746_23823007

このカメラバッグ、ワイン系の色と縁の銅色が渋い組み合わせでいい感じですね。コンタックスの高額レンズに似た色合いのケースがあったのも納得できます。ただ、最近はこういうハードなカメラバッグを使う人がめっきり減ってしまいました。ちょっと腰掛けたりも出来るの便利なんですけどねぇ。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年4月 1日 (木)

放っておいても壊れる、減る

先日、物々交換のお客さんがいくつか持参された品物の中に、ロシア製レンジファインダーカメラのキエフがありました。

「このカメラはどうしようかと決めかねてるんだけど…」と言われるので、念のため動作するのかどうか巻き上げてシャッターを切ってみようとしました。が、その巻上げ自体が引っかかってうまく行かない…。そうでなくても、我々業者はこのカメラは状態を疑ってかからないといけない部類の品物。

お客さん曰く「こういうカメラは買って2年も3年も放置しておくと、どうかしちゃうよね…」と諦め模様。飾りに置いておく~というので、物々交換の対象から除外しました。

166581647_5236388466403446_42625427

同じ日に、ニコンFMを売りに来られたお客さん。人気のNewFM2ではないものの外観がとても綺麗だし、シッカリ動いていればちゃんと値付けを出来るのだけども、シャッターはOKなのに残念ながら露出計が盛大にズレている状態。

その動作チェックをする際に「電池入っていますか?」と聞くと、「カメラバッグの中に新品の電池が入ってるので使ってください」とお客さんが言ってくださいました。

でも、こちらが聞いたのはそう意味ではなくて、覗いたファインダー内に露出計のランプが点かなかったのでいちおう聞いたのでした。電池は用意してあるのでテスト用電池を使って確認。

後から、カメラバッグに入っていた電池を確認すると、画像の電池でした。TOSHIBAの方、パッケージにいつ頃のものか分かる年号など書いていないのですが、裏面に印刷された大阪の電話番号が9桁の時代なので、20年以上前のものと判明。SONYの方はパッケージのデザインからして、確実にそれより前のもの。これだけ古いと未使用でも使えなくなりますよね…まず。

今回の話題、お客さんを悪く言うつもりではありません。ご自身の持ち物って、長期放置しても使えるものと思っている傾向にありますよねぇ~って話です。

買取りなどをしていると時々あることですが、動作や状態チェックをして「壊れてますね…」とか「カビ生えてますよ…」と言うと。「前回(その前回が何年も何十年も前の可能性ありあり)まで動いてたから、そんなことないはず!」と主張する人がいらっしゃいます。

機械ものは壊れる前までは動いてるんですぅ~よ(^^)

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年3月31日 (水)

青空ホームだったのに

本日水曜日、我楽多屋は定休日です。よろしくお願い申し上げます。

**************************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、四ツ谷駅です。

うちの店の最寄り駅の一つ、東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅の隣り駅「四ツ谷駅」は地下鉄でありながら地上にあります。そのホームの赤坂見附より2両分くらいは屋根の無い青空ホームでした。

が、ここ数年前続いていた工事がほぼ終了したようで、ご覧のような屋根がホームの端まで出来てしまいました。

164070016_5208529619189331_91140782

2021年3月30日 (火)

店との相性

166213559_5232459003463059_12468366

忙しいお仕事の合間に時々「気分転換」や「癒し」を求めてご来店いただけるお客さんの話です。

だいたいいつも、いくつか気になる品物を発見されては、どれにしようか?買うべきかどうか?買いの迷い(=それは楽しみ)をされていらっしゃるのが分かります。

私は押し売りはしたくない派なので、「じっくり悩んでください」とお話します。あっ、細かい点を気にして神経質に悩まれる人の場合は「やめておいた方がいいです」って言っちゃいますけどね。

数日前のご来店時、こんなやり取りになりました。

  • お客さん「いつも我楽多屋さんでは、いい買い物をさせてもらってるんで」
  • 私   「それはお客さん自身の目利きによる影響が大きいのでは?」
  • お客さん「でも、他のお店で買う1ケ月保証の付いた品物よりも、我楽多屋さんで買ったものの方が長くちゃんと使えたりしますよ!」 

こんなことを言っていただけるなんて嬉しい限りです。

が、現状売りをするのが我楽多屋。やはり、お客さんご自身の目利きによる部分が大きいと思います。でも、相性ってのもあるかもしれませんね。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年3月29日 (月)

アダプトールとアダプトール2

166352794_5226938737348419_37399071

レンズメーカー・タムロン自慢のマウント交換式レンズシステム「アダプトール」。

マウントを変えることにより、1本のレンズで各種マウントに対応が可能な便利なシステムです。これ、メーカー側にとってはマウントごとにレンズを作らなくていい~というメリットがあるから採用されたんじゃ!?と思ったりもします…。

タムロンはアダプトールの前にも、Tマウントとアダプトマチックというマウント交換システムを採用していました。アダプトールになってからも、途中でアダプトール2へと細かな仕様変更がされます。

アダプトールとアダプトール2の違いについて、恥ずかしながら良く分かっていません。変更が行われた当時はいざ知らず、今、タムロンの人に聞いても答えられない人の方が多いんじゃないか!?なんて噂を聞いたこともあります。気にせず互換しても問題が起こらないパターンの方が多いのかもしれません…。

で、ここにある2個のアダプトールなんですが、ひとつは(上の画像右側)「ADAPTALL 2」とシッカリ刻印された上に墨入れもされていますが、もうひとつは(上の画像左側)「ADAPTALL 2」とプリントされたシールがきれいに貼られていますが、「tamron」の刻印は旧ロゴなんですよね…。

こんなのを見てしまうと、アダプトールにアダプトール2のシールを貼るだけでOKなのか!?なんて勘ぐっちゃいます。当然、元のアダプトールに何か小変更が施されているのかもしれないし、もしかしたら、ミノルタMDマウントの場合はアダプトールもアダプトール2も同じで大丈夫なのかもしれませんが…。

ちなみに、タムロンがアルファベット小文字のロゴから大文字のロゴに変えたのは1978年で、アダプトール2が登場したのは1979年です。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。