★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
コンタックスのG1デラックスストラップ。2年程前、話題にした時は付いてなかったゴージャスなチェーンが今回のには付いていたので、また話題にしたくなりました。
前回(下の画像左側)の脱着可なポケット付きより、今回(下の画像右側)の方が金色のチェーンがキラキラしてデラックスに見えますでしょ!?
しかしまぁ~ポケットの代わりにチェーンを付けた状態は、まるでブランドバッグのストラップみたいですよね。このチェーンに実用面での意味は無いと思いますので、まさにデラックスな見た目を演出するための飾り。
G1が発売されたのは1994年ですから、既にバブルははじけていましたが、まだ派手な余韻のあった時代。何となく…こんなストラップが存在していたことが理解出来ますよね。
クリーンな感じのする三脚です。無垢なイメージの白い脚に、地球にやさしい感じの緑の雲台。
前オーナーさん曰く「脚と雲台はもともとの組み合わせではない」とのことです。そして、どちらもそれなりに古いもの。
最近でこそカラフルな三脚も少し存在するものの、三脚って地味なモノが多いですよね。
半年くらい前にも、少しさわやかな色味の三脚を紹介したことがありましたが、あれは銀色ベースにアクセントカラーとして青が使われている程度でした。
個人的には三脚にカラーバリエーションがあれば、個性を発揮できる部分なのになぁ~なんて思ったりもしますが、長年そういうものが少ないってことは一般的に需要が無いんでしょうね。
それに、造る売る側からしたらそうそう数が出るものじゃないのに、そんなにラインナップを揃えられるものでもないのでしょう…。また、オリジナルでペイントしたりする人もほぼ見たことないですね。
どうでしょう?今年の干支にちなんで、黒い脚の三脚に黄色のカッティングシートを縞々に貼ってトラ柄にしてみたり~とか、目立ちますよね!?ほぼ工事現場か…(>_<)
カメラに限らず工業製品の多くに、後から登場する新型や改良型よりも初代の方がデザイン的に優れている~なんて話がよくありますよね。
まぁ、改良の手段の一つとして新たな機能が付くこともあるわけで、そうなれば複雑煩雑になりやすいのも事実。
このマーキュリーもそれに該当するような気がします。
上の画像の上側が1938年発売のマーキュリー初号機、下側が1945年発売のマーキュリーⅡ。
操作系が少し増えたことと、レンズの位置が中央から少し左側にズレたこと。正面から見てそれくらいの違いなんですが、初号機の方がずいぶんスマートに見えますよね。
ただ、マーキュリーの場合はⅡ型の方が圧倒的に優れているというか有利な点があります。現在の135ミリフィルムのパトローネがそのまま使える点。初号機は専用のマガジンを使用しないといけないのです…。
話は少し変わりますが、買取りアローカメラの買取職人がマーキュリーを見るたびに言うのが「銀座には昔、このカメラで撮った写真を売る人が居たんだよ」って話。これは街頭写真家とか街頭写真屋とか呼ばれる人たちで、街行く人を勝手に撮影して写真をその本人に買ってもらう~という商売をしていたのだそうです。
その証拠ともいえる資料を紹介したことが、過去にこのブログでありました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/05/post-f0e8.html
昨日のお客さんカメラ「ALPA Si2000」。
スイスのカメラメーカー「アルパ」はそれまで独特なデザインのカメラを出していましたが、1970年代後半に日本製チノンによるOEMモデルを2機種販売しました。
その1機種がこの「ALPA Si2000」。ちょっとゴツめな普通の一眼レフカメラです。「ALPA」のネーム位置が不思議。
このお客さんは昨年末にご来店くださった時に、このアルパと同様にチノン製のOEM機「Revueflex 5005」をお買い上げくださったのでした。
ALPA Si2000とRevueflex 5005は、同じチノン製というだけではなくて、中身はほぼ同じカメラ(チノンCE-Ⅱメモトロン)と言って良さそうなので兄弟機みたいなものです。
また、中身だけでなくて外観もRevueflex 5005と同型の「Argus CR-3E」なんてのもチノンのOEMで存在しています。下の画像は類似機種のArgus CR-1。
「Durst(ダースト)」と言えば「引伸ばし機」をイメージする方が多いと思いますが、少しだけカメラも作っていました。
資料によると、120フィルム使用のカメラが2機種あるそうですが、私はどちらも現物を見たことがありません。
135フィルム使用のカメラも2機種で、そのうち1台は10年程前に一度話題にした「Duca」です。その時の記事がこちら→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/08/durst.html
そして、もう1台が今回の「Automatica」。
大きめなボディのわりには~これと言った特徴もないカメラなのですが、セレン露出計による絞り優先AEを導入したのは1961年発売のカメラとしては早いですよね。
一番の見どころ、いや…聞きどころか!?が、シャッターを切った時に「スポッ!」って音がするんです。どうやら、シャッター速度調節をエアー(空気圧?)でやっているのだとか??
あと、まだ見どころありました!巻上げレバーの動き方が魅力的です。
ボディ上面の仕上げがツライチな感じなので普段巻上げレバーは出っ張ていないのですが、レバーを操作し始めるとレバーが少し上昇してきてストローク出来るようになります。
実は今、我楽多屋には「Duca」もあるので、Durstの135ミリカメラが全機種(2機種)揃っています(^^)
困った!?入荷品です。
と言いつつもこうしてネタにして楽しんでいますし、本当に困っていたら前のオーナーさんに失礼になるので、ここであからさまになんかしません。
グレーの貼り革がされている方は「Finette 88」というカメラ、ブラックの貼り革がされている方は「Hanimar」というカメラ。
見た目で分かるように、実際は同型のボディです。
製造はドイツ・ゴスラーにあったFinetta-Werk社。ボディ上面にある「SARABER」はオランダ人の創業者Piet Saraberの名前から。
「Finetta 88」は自社ブランド品ですが、「Hanimar」はオーストラリアの商社HanimexへのOEM品です。
このカメラたちはレンズ交換式なんですが、今ここに一緒にあるのはレンズ1本だけなんです。当然マウントは同じなのでどっちのカメラにも付くのですが、我楽多屋で売るにあたって「じゃぁ~どっちのボディに付ける?」って悩んだわけです。
ただでさえ珍しいカメラで独自マウントだからレンズだけ探そうと思っても、そう簡単に見つけられそうにありませんから、レンズ無しのボディが不憫になってしまいます。
だったら~着せ替えじゃないけど気分によってカメラを換えて使えるように、ボディ2台とレンズ1本の3点セットで値付けをしちゃっています。
最後にこのカメラ、以前に何度か話題にしていたカメラ「DITTO 99」の手動巻上げ版です(レンズマウントは別物)。
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昨日は成人の日でした。
で、ありがちなネタが「今年成人式を迎えたカメラ~」的なやつ。このブログや店のSNSでも毎年じゃないにしても、ちょいちょいネタにしてきました。
今年、成人式を迎えるカメラの1台がニコンUsです。
このカメラの発売日を正確に記憶している人がいらしたら「?」と思われるかもしれませんが、今年2022年成人式の対象になる人は「2001年4月2日~2002年4月1日生まれ」ですから、ニコンUsは2002年3月発売なのでギリギリOKなんですね。
ところで、ニコンUsの後に発売されたニコンのフィルム一眼レフは翌年の「U2」と翌々年の「F6」のみ。成人式カメラをフィルムカメラで話題に出来るのも残り僅かです…(涙)
実を言うと、1年計算違いをしていて、ニコンUsじゃなくてニコンU2が今年成人式だと思って、このブログを書き始めていました。U2(2003年3月発売)は私物として持っているので。
でも、アップ直前にU2じゃなくてUsであることに気付いて、我楽多屋の在庫にあったジャンクのUsに画像を差し替えました(^^;)
去年の11月11日、Facebookページに上の画像を添えてこんな投稿をしました。
「ちょっと相談です。このキヤノンのストラップ、金属部分が錆びてかなり見苦しい状態です。ただ、布部分はシッカリしているし、革のイーグルマークも大丈夫。これを売り物にするか否か?錆が醜すぎるのでわたし的には廃棄かな…と。錆びたアジャスターは別のものに交換しても良いのだけど、いちおう「C.P.E.」ネーム入りなので換えたら意味ない〜という人もいらっしゃるのかな?ハトメの交換はそこまで手間をかけたら合いません…。」と。
この投稿を見た数名の方から錆落としの方法などのコメントを頂戴しましたが、スミマセン...もともとそれを自分でやる気はありませんでした(>_<)
偽貫禄クラブ会長の常連Bさんもコメントを頂戴した中のおひとりでしたが、追伸が来て「待てよ!質問はこのまま売り物になるかでしたね。廃棄の場合は送料を払いますので、こちらまでよろしくお願いします」とのコメント。
私は「そら来た!」と思って、今は九州にいらっしゃるBさんへ発送しました。
ここからは、Bさんからいただいた経過報告を貼り付けていきます。
「こんばんは!本日例のブツが到着しました。早速金属部分をチェックしてみましたが、海水にでも浸かっていたのかと思うほどの錆ですが、皮やストラップ自体は思いのほか綺麗です。これから金属部分をいろいろ処理してベストの方法を模索してみますね!楽しみがひとつ増えました。又、途中経過を報告します。」
「こんにちは、現在までの経過を報告します。なんとかサンドペーパーやリューターでご覧の所まで錆落としをしました。今後この上から錆止めと塗料を塗布予定です。」
「こんにちは。塗装が完了しました。金具の刻印が大事な所ですが、塗装が少し厚くなると見えなくなってしまい何度か剥がしてやり直しました。あとは耐久性に関しては未確認です。」
この時点でBさんから「ストラップ送りましょうか?」とメールがありました。私は最初からBさんに錆びたものを押し付ける(差し上げる)つもり(>_<)で送料負担して送っていましたから、「Bさん、使ってください」と返事をしました。
すると、「こんばんは。早速頂いたキャノンCPEストラップは、やはりF-1に一番似合うと思い取り付けてみました。黒の金具も良い感じです。本当にありがとうございました。大事に使わせていただきます。」と画像を添えてお返事くださいました。