この期限切れフィルムについて
先週、Facebookページにこの画像をアップしました。
23年前に期限が切れたフィルムの割にパッケージがとても綺麗だったことから、あえて「フィルムの質はどうでしょう😵 」というコメントを付けて。
これについて、いわゆるマジレスってやつですか…「カメラ屋さんとして恥ずかしい」とか「ダメに決まってるでしょ」とか「発色しないよ」とかいうコメントを思いのほか沢山頂戴しました。
現在、私は中古カメラ屋の我楽多屋店主であって、写真屋でもカメラマンでも写真家でもありせんが、この業界に入って30余年経過していますので、フィルムについての知識・情報はそれなりに持ち合わせているつもりです。最初の数年間はスピードプリントショップに従事していましたし。
メーカーがフィルムに表示している使用期限について、期限内だって保存環境が良くなければ悪化すること、良い保存環境を保てていれば期限切れても品質を保てる感覚などなど。
ただし、メーカーから出荷された新品は別ですが自分で保管していたものでない限り、どのような環境で保存されていたのか分からないので、例え期限内のフィルムでも、それをどう扱うべきか販売するべきかなどなども含めて考えています。
そのうえで、発した「どうでしょう?」だったのです。
マジレスされた方を責める訳ではありせんが、期限切れフィルムをも楽しむガラクタ道みたいなものだってあるんです。
どこまで許容出来るかは個々人で差があるので、数字にして書いてしまうことは一番気をつけないといけない点ですが、ネガカラーフィルムであれば期限切れて10〜20年くらいはその結果を楽しめる人たちが沢山いるのも事実です。
だからと言って、期限切れフィルムを積極的に?無理に?試してみてください〜なんてことも言いません。
これを言うと大いに語弊を生むでしょうけど、撮影結果は現像するまで分からないフィルムの醍醐味をより味わえるのが期限切れフィルムとも言えます。
ただ、昨今は期限切れフィルムがずいぶんな価格で売られていたりもします。個人的には上げ過ぎという感覚を持っています。だって、最悪はかなり醜い結果もあり得るわけで、それについてはメーカーは勿論、売ってる店も保証はしてくれませんからね。
そして、もともとフジフイルムのREARA ACEの画像をFacebookページにアップした本意は、これだけ古いものなのにパッケージが綺麗過ぎ〜の方だったんです。
最後にもう一つ気を遣わなければいけない点があります。保存環境の良くなかったフィルムを現像したりプリントしたりする業者さんへの気遣いです。
★Gallery 463にて、一周年記念写真展「加納満 小品展」を開催中です(9月6日まで)。
- 我楽多屋のFacebookページ(https://facebook.com/garakutaya.camera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
- 更新は少ないですが…X(旧ツイッター)(https://twitter.com/arrowgarakuta)とインスタグラム(https://www.instagram.com/arrow.camera_garakutaya/)もあります。
