G1デラックスストラップ
コンタックスG1とG2に付属されていたストラップは、一般的なストラップよりも少し細めでした。
これは肩に当たる中央部分が細いだけではなくて環を通す端っこまで細いため、細めなストラップしか通せない他のカメラにも転用出来るのです。このことは中古カメラ屋としての一知識とも言えます。
革製の細めなストラップを探しているお客さんにおススメ出来るからです。革の部分に「CONTAX」の文字が型押しされてはいるものの、よく見ないと分からないレベルなので、ブランド違いを気にする人にもまずOKなのです。
さて、今日の話題はG1、G2用の「デラックスストラップ」として販売されていた画像のストラップ。
付属されていた標準ストラップと同じ材質で、環を通す端っこの方も同じく細いのですが、革の部分がデラックスの所以か少し太めになっています。そして、何やら金色の金具で脱着出来るポケット状のものも付いています。
当時のカタログで調べたら、ここに専用ストロボTLA140やフィルターを収納できると書かれていました。
また、このポケットを外した場合はこの部分に付ける、金色のチェーンアクセサリーがあったようです。さすが、デラックスたる所以です。
実は数日前のこと、このストラップを見た常連さんが「このストラップ、ずいぶんと短いですよね...。そのうえ、このポケットがずいぶんと顔に近い位置にあるので、邪魔っぽくなりそうですね」と言われていたので、こうやって改めて調べて話題にしてみたのでした。
実際、カメラ(コンタックスGシリーズじゃありませんが)に付けてみましたが首から提げる・肩から提げるのであれば、これでほぼ最長にしてます。長さはギリギリ適当ですね。斜め掛けはちょっと無理っぽいです…。
ちなみに、当時の定価で標準ストラップが2,500円だったのに対して、このデラックスストラップは13,000円でした。
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