★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
キヤノン・フィルムカメラの話です。ちょっと強引な話でもあります。
キヤノンのレンズ交換式レンジファインダーカメラは戦前から製造されていて、特に戦後はライカと同じスクリューマウントを採用してから相当数のバリエーションが存在しました。
細かな分類まですると、国内で販売された機種だけでも両手両足の指で数えられないくらいあるみたいです。そして、そのシリーズ末期に登場するのが「7」(1961年)で、一番最後が「7S」(1965年)でした。
そして、キヤノンのAF一眼レフカメラといえば「EOS」。このEOSシリーズでも最後発の機種は「7」に縁があるのです。シリーズ内の最後発機が2004年発売の「EOS7s」と「EOS Kiss7」なのです。
これって偶然なんでしょうけど...何か「7」の呪縛みたいなのが、他にもキヤノンにあったら不気味ですね。
ちなみに画像の2台は、ともに一昨日我楽多屋へやって来ました。片方はレンジファインダー最終機の「7S」ではなくて「7」なんですが、EOS7sとは別々のルートから偶然にも同じ日にやって来たのです。
昨日のお客さんカメラです。
昨年12月にそれぞれ壊れている3台のミノルタHI-MATIC3台を3個1して、新品みたいに綺麗な動作品を組み上げたものを見せてくださった方です。3台のうち1台は我楽多屋出身のHI-MATICとのことでした。その時のカメラは下の画像のこれ。
今回見せてくださったのは一番上の画像のカメラで、3個1の残りで作った「改造品なんですが~」とのこと。
知っている人ならば見るからに、露出計の受光部が見慣れない状態であることが分かると思います。
不良な露出計部分を取り除いてしまって、本来であれば~露出計の針の動きに従って露出決定する部分を背面のダイアル(もともとフィルム感度設定のダイアル)で露出選択出来るように改造されているのです。
フルマニュアルではないですが、もともとプログラムされている数段階の露出の中から露出を選べるので、セミマニュアル的な使い方が出来るわけですね。
取り外された受光部があった部分には、透明なアクリル板がはめ込まれていて内部が見えるようになっているのも興味深い点です。アクリル板には「HI-MATIC」の文字も綺麗に入れられています。
改造カメラに否定的な意見の方もいらっしゃるかもしれませんが、不動のカメラをこういう形で復活させて、実際に使用されていることに「カメラ愛」を感じました。
我楽多屋では束ねて輪ゴムで結わいてあるネックストラップの値付けは、輪ゴムの色で区別しています。
いわゆるゴムの色(黄土色)の輪ゴム単色で結わいているのは300円。赤や緑などの色付き輪ゴム(原則2色混ぜるようにしています)で結わいているのは100円。それぞれを300円の箱と100円の箱に分けて入れています。*店内の他の場所で輪ゴムで結わいてる場合は個別に紐付きの値札を付けています。
300円の箱と100円の箱を二つ並べて置いているのがいけないのかもしれませんが、時々100円のストラップが300円の箱に、300円のストラップが100円の箱に入っていたりします。
もちろん悪気は無いのでしょうが、手に取って見たお客さんが戻し間違えているんですよね。
私がすぐに気づいて元に戻せればいいんですけどそのままになってしまって、後のお客さんが勘違いする~ってことが稀にあります。
昨日のこと、ご来店早々にお客さんが「二代目さん、前回の会計で儲け損ねていますよ」と言われました。お買上げいただいた品物2点とレシートをご持参されて、「このストラップを100円で計算されていますよねぇ!?」と。
でも、そのストラップは色付きの輪ゴムで結わいてある方でした。300円の箱に入っていたのでしょう~お客さんはそのつもりで買って行かれたのに後で計算したら「?」となったのです。
前回のご来店は2週間くらい前。それを気に掛けていただいて、わざわざそのまま持って来てくださったのです。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第269回目のテーマは「パリ、ニューヨーク、ベルリン、ウィーン、プラハなどで見る中古カメラ屋さんのルールとそこに訪問するお客さんのルールの話です」。
こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html
*閲覧は2022年6月初旬まで。
ブログ始めて14年程、何回かは書いているのですが~「うるさい中古カメラ屋」と言われるの覚悟で改めて書いておきます。*Facebookページにはつい最近、過去の記事のリンクを貼りました。
店の中でやめていただきたいことの一つ。
『手に取った品物を戻す時に、視線を別の品物などへ向けること』
案外と多いんですよ…これ。無意識にやっている人が多いです。
この半月くらい、直接口頭で以下のようにお願いすることが何件か続きました。
「品物を戻す時は最後まで品物を戻す先を見て元あった場所に戻してください。よその方向を見ながらはやめてください。お願いします」と。
何故、そういうお声掛けをするかと言いますと、それをしないと品物をぶつけたり落としたり、稀に思わぬことが実際に発生しているからなんです。そもそもお声掛けするキッカケ自体が、既に品物をぶつけているのを見たからってパターンがほとんど。在庫が多い時は品物をギッシリ並べてしまっているので、どうしてもぶつけやすくなるのは承知していますが、だからこそ最後まで品物と戻す先を見て欲しいのです。
だって、手に持っているものは商品。ジャンク品だって商品です。後からそれを買って行かれる人がいらっしゃるわけで、なるだけいい状態のままでその人に買って行っていただきたいじゃないですか。そういう気を遣ってください。
この流れでもう一つ付け加えさせていただくと、品物を見る時の扱いが雑な人は、もう論外です。必要以上にシャッターを切ったり、レンズのヘリコイドを回したり。同じ操作をするにしても、その操作が荒い人。それを買って行かれる人に失礼です。
よろしくお願い申し上げます。
【追記】この件、ちょうど1ヶ月ほど前にレンズが床に落下して、即座にとても気を遣ってくださったお客さんのこととは無関係です。あの時は品物の扱いに気を遣ってくださってる上での不慮の事故ですから、くれぐれもお気になさらないでください。
昨日話題にしたニコンのソフトシャッターレリーズAR-1の新品定価は500円でした。でも、あの価格は21世紀になってもまだ販売されていた頃の最終価格。発売当初の1970年代半ば頃は、定価250円だったそうです。
250円との比較であれば、現在10倍ちょい超えくらいの値付けをする店もあるようですが、我楽多屋ではまだそこまで勇気?がありません。
今日話題にするオリンパスのペン用フードも、新品当時の定価からずいぶんと値が上がっている品物。今から50年以上前の発売時の新品価格は160円でした。
それがどうでしょう~今、中古価格は数十倍ってところです。程度やケースの有無、店によっても大きな差が出るので「数十」というちょっと曖昧な表現なのはお許しください。
私の指の場合、親指よりちょっと太いくらいの径のちっぽけなフードなんですけどね。材質は金属です。
がらくた整理中に出て来た、元箱入りのニコン・ソフトシャッターレリーズ「AR-1」。
元箱の中には、前の持ち主が購入された時のものと思われるレシートも一緒に入ってました。
2001年にヨドバシカメラで新品を買われた模様です。税抜き定価500円(元箱の裏に表示あり)を、25%オフの375円(税抜き)で。
ニコンFやF2などで使える形状のソフトシャッターレリーズですから使用機種は限られます。
約20年以上が経過した現在は新品が無くなって、中古市場において需給のバランスも良くないので値が上がってしまう傾向にありますね。新品定価の倍以上の値付けが可能なカメラアクセサリーのひとつです。
約6年前に動画まで撮ってアップしていたのに、それをやった本人がすっかり忘れてしまっているくらいなので、再び話題にしてみます。
前から見るとライカM3に似ている~なんて言われる「アイレス35 ⅢC」を見ていて、ふと、ボディ上面の隅っこにある「この赤い×印は何だっけ?」と思ったのです。
程なく…巻上げレバーを操作した時に、この×印がクルクル回転していればフィルムがちゃんと送られている証しとして確認出来るんだった!と思い出しました。
YouTube動画は前回の流用ですが、ご覧ください。