我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年8月15日 (日)

幻に近い露出計アクセサリー

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コシナ製フォクトレンダーブランドの露出計「VCメーター」には、のちに「幻の?」と呼んでいいくらいのアクセサリーがあります。

ひとつは「ダブルシューアダプター」。VCメーターとビューファインダーを並べて載せることを目的としたアクセサリーです。最近、UNがよく似たものの販売を開始しましたね。

そして、もう一つは「ストラップアダプター」。VCメーターを首から提げって使ったりするとき用のアクセサリーです。

このストラップアダプターを見てヒマだったものだから、メーター以外に付けるものはないかなぁ~と探し出しました。

が、実用的に「いいね!」と思えるものも、ネタ的に「ウケるね!」と思えるものも見つかりませんでした…。下の画像のように意味もなくニコンのスピードライトSB-24をぶら下げてみたりしましたけど、面白みがありませんね(>_<)

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*TOKYO 2020開催に浮かれてJAPANシャツを着ているわけではありません。これは何年か前のバレーボール応援シャツであることを念のために付け加えておきます(^^) 

 

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2021年8月14日 (土)

私のD200

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もう2年くらい前から手元にあるニコンのデジタル一眼レフD200。

ちょいちょいご来店くださるお客さんが、ポチポチと物々交換でご持参された品物の中にあったD200で、その時から「ジャンク品ですから~」と持ち込まれました。

何かでデジタル一眼が必要になった時のためにと思って、結果ずっと売ることなく手元にあります。ということは、ジャンクと言っても使える状態にあるんです。

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その症状なんですが、使おうと思って電源をONにすると1枚だけ撮影出来ます。しかし、そこで「Err」表示が出てフリーズしてしまうのです。でも、一旦電源をOFFにしてからONにすれば、以降は普通に撮影が可能になります。

ただ、電源OFF状態が何時間も続くと、次に起動したとき再び前述と同じ症状が発生します。

こんなふうに...ほんのちょっとだけ手の掛かるジャンク品なのです。

我楽多屋なので、但し書きを付けて見合った値付けをすれば、すぐに嫁ぎ先が見つかると思うのですが、いちおうカメラ屋なので1台くらいは急な時に使えるデジタル一眼が必要かと思って手元に置いています。

 

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2021年8月13日 (金)

シャッター切ってくれた上に(^^)

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昨日のお客さんカメラのライカⅢgなんですが、このカメラの持ち主であるTさんから良い話を聞かせていただきました。

数日前のことらしいです。このカメラを持ってお孫さんと後楽園付近を散歩しながら、何かのオブジェの前でお孫さんの写真を撮っていたんだそうです。

すると、近くにいた数名の中学生か高校生くらいの女の子グループの中の一人が「シャッター切りましょうか?」と声を掛けて来たのだそう。

Tさんはあまり自分が写るのは好きじゃないみたいですが、折角なので露出やピントを確認して「では、お言葉に甘えてお願いします!ここを押してください」と言って、ストラップを女の子の首に掛けてからカメラを手渡しました。撮ってもらった後にお礼を言ってカメラを受け取ると、その女の子が「コロナ禍なのにカメラに触れてしまってスミマセン」と言ったのだそうです。

気を遣って、そんなことまで言える出来た子がイマドキいるなんて!と感激して、その喜びを二代目さんにも伝えたくて!と、ご来店早々に話してくださいました。

いや~ビックリですね!心が豊かになるお話でした。

あ、画像に写っているKenkoのレンズフードは我楽多屋出身です。

 

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2021年8月12日 (木)

烏賊んよね

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「これはイカンよね!」って、ダジャレを言うのも恥ずかしいのですが、イカ(烏賊)の形をした小さなカメラスタンド(三脚)です。

脚の部分とカメラ取付部の間にイカみたいなのが居るわけですが、それなりの大きさがあるので何か意味があるのか?仕掛けがあるのか?と思ったりしましたが、単なる飾りでした。

それをマジに受け止めて「イカンなぁ~」と思ったわけです。

そもそもイカなのに足が3本しか無いし!とか、真面目なツッコミも野暮ってものですね。

実際にカメラを載せてみましたが、プラスティックボディであってもフィルムコンパクトカメラの重さには耐えられない感じです。

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コンパクトデジタルカメラを載せてみましたが、それでも気を付けないと…イカの首の座りが悪いので、バランスが悪いとバタンッと倒れます…。

ま、おもちゃレベルの品物という認識で。

 

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2021年8月11日 (水)

スケボー少年

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」、スケートボード少年。

東京オリンピックで新競技として加わったスケートボード。若い日本人選手が活躍したみたいですね。メダルを獲った翌日か翌々日の朝でした。

普段の朝、この場所でスケートボードやっている子供なんて見かけたことなかったのに、3人もの少年がスケートボードをやっていました。

流行りに乗るのが早いなぁ~と感心しました(^^)

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2021年8月10日 (火)

キヤノンFTbとFTb-N

★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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1973年発売のキヤノン「FTb-N」は、2年前に発売されていた「FTb」の改良版。

といっても、ボディの刻印には「FTb」だけで、「N」を表す文字は記されていません。ボディ自体も全くそのまま流用されていると思います。

では、何が改良されたのかというと~外観ではいくつかのパーツが変更されています。今日はその間違い探しじゃないですが、2台が揃っているのでその違いを探してみてください。

キヤノンのウェブサイトにあるキヤノンカメラミュージアムに書かれているのは3ヵ所でしたが、それ以外にも5ヵ所ありました。

さぁ~見つけられますか!?下の画像、上が「FTb」で下が「FTb-N」です。

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では、回答を!

キヤノンカメラミュージアムに書かれていたのは、

 1.押しやすさを考慮したシャッターボタンのサイズ変更

 2.巻き上げレバーに指当ての取り付け

 3.セルフタイマーレバー兼絞り込みレバーの形状デザインの変更

さらなる差は、

 4.シンクロ接点にカバーが付く

 5.シャッタースピードダイアルのローレット加工を変更(一番上の画像が分かりやすい)

 6.アクセサリーシューのデザイン変更

 7.露出計のON/OFF/C表示のOFF部にフラッシュマーク「☇」の追加

 8.巻上げレバーのデザイン変更を受けて軸のカバーもデザイン変更

 

そして、外からは分からない部分ではファインダーを覗くと分かるのですが「セットしたシャッタースピード値をファインダー内の片隅に表示」という改良もされています。

 

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2021年8月 9日 (月)

まずはアクセサリーから

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昨日のお客さんカメラ「オリンパス PEN-EM」です。

「これに付くフードが欲しんだけど~」とお客さん。純正品がどんなものだったか?すぐにイメージ出来なかったものの、どのみち現時点で我楽多屋の在庫には無いのは確か。汎用品の43mm径フードを案内したところ。気に入ってくださいました。

そして、お客さんが「最近、他のカメラ屋さんで見つけたんだけど、ペンにこんな型があったんだね!」と言われたので、「変な聞き方しますけど、ちゃんと動いてるんですか?」と聞いちゃいました…。

何故って、ご存知の方も多いでしょうけど、このカメラの現存品で動作している個体って非常に少ないですからね。

すると、お客さんが「さすが、よくご存じで!」と言われました。どうやら、現状不動品だそうです。

それなのに、ストラップ付けているし、ソフトシャッターレリーズも付いている。そして、フードもお買い上げいただきました。

これから、どうにか動かそうとしているとのこと。先に、アクセサリーを揃えていくって「粋」ですなぁ。

 

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2021年8月 8日 (日)

キヤノンEFマウント系キャップ

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またまたキャップの話。

我楽多屋のキャップコーナーには、各社各種マウントのボディキャップやレンズリアキャップがあります。

そして、これはキャップに限った話ではありませんが、新品を売っているわけではないので不足している品物を注文して仕入れることは出来ません。

すると、何故だかというか…需要と供給のバランスや人気ブランドかそうでないか…など何らかの理由があって、在庫が偏ってしまうこともしばしばです。

そんな中で最近気になっていたのが、キヤノンEFマウントのボディキャップとレンズリアキャップの在庫が過多であること。

何となく、キヤノンのキャップの新品価格を確認したら、思いのほか安かったのです。それが原因なのか!?と思って、これらの我楽多屋の値付けを少し下げようと思っています。

改めて、現在の新品価格を見てちょっと勉強になりました。以前より安く売っているキャップが他にもあったりしました。

これに近いことが今から20年くらい前にもあったんですよね。もともと在庫が豊富にある系のマウントではないヤシカコンタックスのキャップなんですが、他のキャップと横並びの200円くらいの値付けをしていたら、新品価格が200円だった~ってことが!それで、値付けを下げました。

しかし、今となっては新品が手に入らない純正のヤシカコンタックスマウントのキャップですから、また値を少し上げてますけどね。

 

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2021年8月 7日 (土)

AFのアベノン

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「アベノン」を知っている人はあんまり多くないかもしれませんね。

かつて、ライカスクリューマウントの広角レンズを製作していた日本のブランドです。

買取りアローカメラの買取職人が、以前「カメラ買取名人学」でこんな逸話を話題にしています。重要なので抜粋します。

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アベノンには思い出があります。1980年代だったと思います。レンズメーカーのコムラ―(三協光機)が会社をやめる時に、役員の一人だった阿部さんが独立されました。

その阿部さんから連絡をもらいました。「アローさん、ライカスクリューマウントのレンズ(28mmF3.5)を製造中でとりあえず1000本くらいあるので、全部どうですか?レンズ名を「ARROW(アロー)」にしてもいいです」と。

私は色々考えた末に「全部引き受けましょう。でも、レンズ名は『ARROW』じゃなくていいです。『アベノン(AVENON)』が良いんじゃないですか?」と答えました。

引き受けたレンズの半分くらいは香港のカメラ屋さんに売りました。残りの半分は日本の仲間の業者へ売って、全部売りさばきました。

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ここに出て来る28mm/f3.5以外にも、21mm/F2.8がありました。アベノンを知っている人でも、多くはここまでだと思います。

今回、出て来たのはミノルタαマウントのAF70-210mm/F4.0-5.6。金属鏡胴でシッカリと作られたレンズです。これは珍品なんじゃないかなぁ~と思います。

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第262回目のテーマは「東独生の優秀カメラWerraについているイエローとホワイトのカルテを分析する」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine1.html

 

*閲覧は2021年11月初旬まで