我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年8月10日 (火)

キヤノンFTbとFTb-N

★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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1973年発売のキヤノン「FTb-N」は、2年前に発売されていた「FTb」の改良版。

といっても、ボディの刻印には「FTb」だけで、「N」を表す文字は記されていません。ボディ自体も全くそのまま流用されていると思います。

では、何が改良されたのかというと~外観ではいくつかのパーツが変更されています。今日はその間違い探しじゃないですが、2台が揃っているのでその違いを探してみてください。

キヤノンのウェブサイトにあるキヤノンカメラミュージアムに書かれているのは3ヵ所でしたが、それ以外にも5ヵ所ありました。

さぁ~見つけられますか!?下の画像、上が「FTb」で下が「FTb-N」です。

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では、回答を!

キヤノンカメラミュージアムに書かれていたのは、

 1.押しやすさを考慮したシャッターボタンのサイズ変更

 2.巻き上げレバーに指当ての取り付け

 3.セルフタイマーレバー兼絞り込みレバーの形状デザインの変更

さらなる差は、

 4.シンクロ接点にカバーが付く

 5.シャッタースピードダイアルのローレット加工を変更(一番上の画像が分かりやすい)

 6.アクセサリーシューのデザイン変更

 7.露出計のON/OFF/C表示のOFF部にフラッシュマーク「☇」の追加

 8.巻上げレバーのデザイン変更を受けて軸のカバーもデザイン変更

 

そして、外からは分からない部分ではファインダーを覗くと分かるのですが「セットしたシャッタースピード値をファインダー内の片隅に表示」という改良もされています。

 

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