我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2024年4月

2024年4月20日 (土)

改造ビューファインダー

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詳しい人が見たら、元は何のファインダーなのか分かっちゃうのかもしれませんね。

コンパクトカメラか写ルンですあたりを分解して取り出したファインダーにアクセサリーシューの台座を付けて、外付けファインダーに仕立てています。

偶然にもこれそのものを作った人が見て、「お、オレが作って放出したやつ~!」なんて反応さてたりして...。

「28」と記されているから、画角が32mmと言われている写ルンですではないのかな!?

さて、私はこのファインダーを見て、アレを貼りたくなりました。ずいぶんと前から時々遊んでいる、100円ショップで買ったカーボン調のカッティングシートを貼りたくなったのです。

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こんな感じ。ライカM6に付けたグリップには一番最初で6年前に貼りました。それこそ、写ルンですから取り出したレンズをライカMマウントに改造したレンズには2年前に貼りました。そこに、今回のビューファインダーを乗せました。

このカーボン調カッティングシートは、ポラロイドSX-70ペンタックスのコンパクトデジタルカメラOptio LS 465でも遊びました。まだ、シートは残っています。

 

 

2024年4月19日 (金)

ニコンだけども

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仲間の業者から回って来た、あまり我楽多屋っぽくない3台です。上の画像手前から順番にニコンFM、FE、FE2。

この中で一番市場性の高いFE2は、不動品レベルでした。

FM、FEは現状OKという話だったのですが、動作チェックすると…FMは1/1000秒でシャッター幕がキッチリと開いてませんでした。

すると、FEも猛烈に疑いの目で見るようになるわけで…普段しているレベルの動作チェックでは特に問題無さそうなのに、より神経質にチェックを繰り返してしまうのでした。

でも、やっぱり大丈夫そう。大丈夫に越したことないのにね(>_<)

 

 

2024年4月18日 (木)

物々交換で入荷~

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先日、少しまとまった台数のカメラを物々交換目的でご持参された方がいらっしゃいました。

「ほとんどジャンクばかりでスミマセン…」とのことでしたが、交換査定額にご満足いただけました。溜まってしまったカメラを減らすのが目的らしいので、マウントアダプターなど小物数点との物々交換をされて行かれました。

そのカメラをまとめてチェックして値付けも終わった頃に、たびたび物々交換をご利用くださる方がカメラ5台とレンズ2本を持って来られました。こちらのお客さんはもともと狙いを定めていらっしゃったカメラがあったので、それと交換をされました。

それから~いろいろとお話をするうちに、「今日はこんな感じで物々交換で持ち込まれた品物のチェックしていたのですよ~」と言って、あとは並べるだけの状態だった前述のお客さんの品物をチラ見せすると、関心をお持ちになったカメラがあったので、それもお買上げいただきました。

こちらの方の場合は、5台持って来て2台お持ち帰りなので3台しか減っていませんね…(^^)

上の画像は閉店後にそれら物々交換でお持ち込みいただいた品物を床に並べてみた様子です。前方の蛇行して並べてあるのが、まとめてお持ちいただいた方からのもの。後ろに一列に並べてあるのが、もう1人の方からのもの。

ここ一ヶ月くらい、ちょっと品物の入荷が乏しかったような気もするので、この日はまとめて店に出品が出来ました。ありがとうございます。

 

 

2024年4月17日 (水)

桜吹雪🌸柄

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、先行車。

先週の火曜日、東京は午前中を中心に強風と大雨でした。

前を走るクルマのボディカラーが黒だと、こんな風に見事に桜吹雪柄になっているのがチラホラ見られました。

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2024年4月16日 (火)

この小さな穴は何?

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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このキャップを持ち込んだ仲間の業者に疑問点を投げかけられました。

「Tokina」ブランドネーム入りのレンズリアキャプなんですが、「TO FIT PRAKTICA」とも記されており、いわゆるM42などとも呼ばれる42mm径のネジが切られています。

このキャップがいつ頃のものか?何に付けることを目的に作られたのか?などの背景は不明だし、そこまで追求しようとは思っていません。ただ、日本のトキナーなので「FIT TO PENTAX」でも良かったのでは?!って点が疑問点の一つ。でも、わたし的にそこは無問題です。

それより、レンズのマウント面と接する部分に同サイズの小さな四角い穴(下の画像、赤い矢印の先)が並んでいる点が二つ目の疑問点。

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この穴、なんでしょう???製造過程でわざわざ穴を開ける手間を掛けているとしたら、それなりの理由があるはずですよね...。

自分なりに考えた理由は、レンズマウントがカチッとハメるバヨネット式ではなくて、ネジ込み式のプラクチカ(M42)マウントなので、このリアキャップをレンズにネジ込み過ぎてマウント面と固着しちゃうのを防ぐためかな???とか。違うかな?

ま、二つ目も大したことでは無いんですけどね…。

 

 

2024年4月15日 (月)

取説の初版?

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かなりペンタキシアンな常連さんが、画像のアサヒペンタックスSPの取扱説明書を発見されて「これは!」という表情をされました。

どうやら、最初期に印刷されたものだろう!とのこと。

カタログやパンフレットもそうですが、取扱説明書も製品自体がモデルチェンジしていなくても多少の仕様変更があったり、それ以外のキッカケで取扱説明のデザインや内容の変更がされて刷り直すことがあるものです。

その場合、製品の取扱い上は問題がないのでは普通は気にしないものですが、趣味としてコレクションの対象になると僅かな違いでも気になってくるもの。

小説など一般的な書籍では、古本になると初版本は少し価値がある~なんていいますね。

このペンタキシアンさん、すでにSPの取扱説明書は十数冊お持ちなんですが...最初期と思われるものを1年くらい前から探していたそうです。でも、カメラ店やネット上でも出会うことがなく、今回やっと我楽多屋で見つられたことに感激されていらっしゃいました。

★ペンタキシアンとは? リコーイメージングさんのサイト上で「PENTAXブランドに熱い思いをもったファン『PENTAXIAN(ペンタキシアン)』」と説明さています。

 

 

2024年4月14日 (日)

銀枠フィルター

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前回、ワルツの銀枠フィルターをお求めいただいた九州からのお客さん。かなり気に入っていただいたようで、今回も銀枠フィルターをお求めいただきました。

ガラス面がダメでも枠を活かして入れ替えまで検討されているようで、難ありフィルターのカゴの中からも多数見つけられて、「こんなに買っちゃっていいんですか?」と気を遣っていただきました。まさか?転売じゃないでしょうから、OKです👍

銀ピカな枠がマイブームなようで、ご持参されていたデジタルライカのズミルックスには前回お求めいただいたワルツの銀枠フィルターが光っていました✨

そういえば、最近の現行品で売られている銀枠はちょっと艶消しっぽいのが多いですから、ワルツなど古い時代の銀ピカとはちょっと趣きが違いますね。

お客さんのマイブームに終わらず、カメラ好きの間で銀枠ブームが来ちゃうかもしれませんね!なんて話を笑いながらさせていただきました。

 

 

2024年4月13日 (土)

🔒ロックしてるカメラ!?

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このカメラ「フジカ35 AUTO-M」って、実際は使えるのに壊れている~と判断されてしまうことが多いような気がします。動いたところで値が張る機種ではないので、真剣にチェックする業者が少ないのかもしれません…。

このカメラはシャッタースピード優先露出が可能なカメラです。動作確認を始めて、とりあえず巻上げてシャッターが切れても...次にレンズ鏡胴部にある、絞りリングやシャッタースピードリングを回そうとすると動かないから→「壊れている」と判断されてしまいがち。

まず、このカメラは絞りリングが「A」にある場合、そこからマニュアル域へリングを回すには巻上げてシャッターをチャージして、銀色のレバー(黄矢印の先)を押しながらリングを回さないとロックが掛かって回らないのです。

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一度マニュアル絞り域へ回した後もその都度巻き上げてからじゃないと、ロックが掛かって絞りは変えられません。ロックが掛かるのはシャッタースピードリングの方も同じこと。

↑ このことがこのカメラの動作確認をする上で重要なポイントになります。

 

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また、絞りリングのボディ底面側にはノブ(赤矢印の先)があって、そこをつまみながら回すことを想定されているのですが、このノブが絞りオートの「A」の位置にある時に真下に来て、カメラを置いた際にこれがちょうどつっかえ棒の役目を果たして、カメラがお辞儀(前に傾かず)をせずに済むんです。これ、原則「A」で使うことを前提にしているように思えてきます。

さらに勝手な解釈を進めると、動作確認をする上で重要なポイントと言った~ロックが掛かった上にレバーを押しながらじゃないとマニュアル域へ行かないことも、原則「A」で使うことが前提のような気がしてきます。

ちなみに、この個体はマニュアル域に持って行っても、絞りが確実に変わらないしシャッタースピードもほとんど変化が見られない…状態でして、どのみち壊れている~という判断になってしまいました(>_<)

 

 

2024年4月12日 (金)

MADE IN USAのFUJIFILM 400

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ちょうど1週間前の4月5日、フジフイルムから~ネガカラーISO400フィルムがモデルチェンジされるニュースが発表されました。

「今までの『SUPER X-TRA 400』の在庫が無くなり次第、現在は海外向けの『FUJIFILM 400』に切り替えると」

この「FUJIFILM 400」は海外向けというか、そもそも「MADE IN USA」なんだそうです。

と言うことは~で推測されるのが、中身はKODAKのフィルムなんじゃないか?という点。

私はまだ現物を見たことがありませんが、噂によると…フィルムの箱が今までのフジのフィルムより僅かに大きいKODAKの箱のサイズであるとか、パトローネの入っているケースがKODAKと同じデザインであるとか。

それで思い出したのが、10年ほど前にAGFAのフィルムのパッケージに「MADE IN JAPAN」と記されていて、これはフジフイルム製なんじゃ!?って件

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あの時もそうでしたが、フィルムの存続が危うい時代なのでどこの工場で造られていようが、継続して販売してもらえることの方に価値を見出さないといけないのではないだろうか~ってこと。

 

 

2024年4月11日 (木)

エモい写真

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「このレンズをカメラに付けてみていいですか?」と、若い男性(男の子と言うのは失礼ですよね)に聞かれました。

その値付けから、我楽多屋的には完全にジャンク品と判断しているレンズ(くもりがそれなりにある望遠ズーム)だったので、デジタルボディに付けて確認するまでのものでもない…とついつい思ってしまいましたが…。

お客さんによっては、細かく描写の確認というわけではなくて念のために装着確認~くらいの方もいらっしゃるので、「まぁ、どうぞ。ボディはお持ちなんですよね?」と、ご自身のデジタルボディをご持参なんだろうと思い込んで聞きました。

すると、「フィルム初めてなもので、こちらにあるカメラを一緒に買わせていただこうと思っているんです」と、既に目を付けられていた同じくジャンク系のキヤノンFTを指差されました。

少し前に「メーター不良って書かれているのはどういうことですか?」と聞かれた露出計は不動だけど、それ以外は何んとか使える状態のボディでした。

いきなり望遠ズーム?と思ったので、どんなものを撮りたいのか?あたりからお話を聞かせてもらって、値段があまり張らない標準ズームで少しくらいくもりのあるものを選択しておススメしました。

そのやり取りをさせていただく中で、お客さんが言われたのが「エモい写真」。

そもそも露出計が不良なのでマニュアル露出で撮らないといけない時点で、露出不良なエモい写真が撮れるかもしれないし、光の加減でハレーションなど起こすかもしれない多少くもりのあるレンズでもエモい写真が撮れるかもしれない。

ここは~とりあえず正常動作しているAF一眼などをススメてはいけないんだろうな~と思いました。だって、ピントも露出もバッチリ撮れちゃいますからね。

ただ、おじさんもこれは理解しています。若い人が言われている「エモさ」の中には、フィルム写真だから得られる空気感や粒子感を求めているのだろうなってことを。露出不良やピント不良、何らかの事情で起こる描写異常?だけじゃないってことを。

★上の画像はイメージで、お買上げいただいたボディとレンズの組み合わせと同じものではありません。