田中長徳先生「CT72 Tシャツ & トートバッグ」特別販売します。
申込み最終締切 6月30日(日)
5月31日に72歳のお誕生日を迎えられた写真家の田中長徳先生。一昨年6月は古希お祝い「CT70パーティー」を開催しました。昨年は「CT71 Tシャツ」を作成してご好評いただきました。
CT70パーティーの幹事「悪の枢軸」3人で考えた結果、今年はTシャツとトートバッグを販売することにしました。プリントされるのはどちらも1976年頃にウィーンで長徳先生が撮影された作品。
☆「CT72 Tシャツ」 1枚3,000円(税込) *XXLのみ300円増し
Tシャツの色はネイビー(第1次申込分の画像のカラーとは違ってトートバッグとほぼ同じ色になります)。サイズはXS・S・M・L・XL・XXLの対応が可能です。
☆「Chotoku Tanaka トートバッグ」 1枚2,500円(税込)
トートバッグは紺色。サイズは縦37cm×横36cm×底マチ11cm×持ち手56cm
☆「Tシャツ & トートバッグ セット」 1セット5,000円(税込)
セットでお買上げいただくと500円お得です!!
【お申込み方法】
arrow.noda@nifty.com宛てに、以下の必要事項をお知らせください。
受付け後、こちらから納期及び郵送希望の場合は送金方法などをお知らせするメールを返送します。
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●Tシャツサイズ詳細(着丈/身幅/袖丈・単位ミリ)
XSサイズ(63/41/17)
Sサイズ(65/47.5/18.5)
Mサイズ(68/50/19.5)
Lサイズ(71/52.5/20.5)
XLサイズ(74/55/21.5)
XXLサイズ(78/8/22.5)
生地厚さ:6.2oz
素材:綿100%
●トートバッグ素材/生地厚さ:12oz・綿100%、ハンプ
『CT70(Siebzig)プロジェクト』
ここ数年また人気の出ているコンタックスの高級フィルムコンパクト「T2」。
T2には、ノーマルバージョン以外にチタンブラック・チタンゴールド・プラチナ・ブラックなどのバリエーションがあり、上の画像はコンタックス60周年記念の「T2ゴールド」。国内2000台・海外4000台の限定モデルでした。
一緒に写っている本牛革ケースが付属されて、ウォールナット製の化粧箱に入っていました。今でも中古市場で良い価格を維持しています。
一方、いま東京メトロの駅貼りポスターにも紹介されている、日本カメラ博物館の企画展「平成のカメラ店」のイメージフォトには平成に製造されたカメラが数台写っていて、その中に18Kゴールドメッキを施したキヤノンIXYリミテッドも写っていました。
このゴールドのIXYも偶然なのか...同じ60周年記念モデル。創業時の精機光学から数えて60周年です。
このカメラ、我楽多屋にずいぶん前から1台売れずに残っているんですよね...。
最大の原因は使用フィルムがAPSってことだと思いますが、国内1万台・海外2万台も造っちゃったのも原因でしょう。
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先週金曜日、テレビ東京の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」という番組に、うちの店がちょこっと協力しまして、一瞬だけ店の名前が画面に出ました。
加賀の老舗旅館で長い間、開かずのままだった金庫を開けたら出て来たお宝の中に「セルフタイマー」があったそうです。でも最近の人は、これを見てどう使うモノか分からないだろうから~ということで、カメラにセットした状態のセルフタイマーの姿をスタッフさんがうちの店に撮りに来られたのです。
しかしこれ、本来は4月26日(金)放送予定でした。その時点から世界卓球中継の放送次第では、翌々週に延期か、場合によっては放送されないかも…という話でした。
予定通りに⁉︎に4月26日(金)は卓球中継で放送されず、翌々週の5月10日(金)に見ましたが放送されず、念のため5月17日(金)も見てみたら放送されたのでした。
今では~というか、もうこの40~50年はカメラにセルフタイマーが内蔵されているのが普通ですからね。10年程前にも、若い人は知らないだろうなぁ~と話題にしていました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/03/post-a6e8.html
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一昨日のお客さんカメラはビックリものでした。
フィルムカメラの中にデジタルカメラを入れてしまう改造ネタ、今までに話で聞いたりネットで見たりはしていましたが、現物をじっくり見たことはありませんでした。
一昨日ご来店されたお客さんがご持参されていたのが、画像のカメラ。
現物をじっくりと拝見させていただくことが出来ました。ご自身ではインターネット上にアップしたことがないそうなので、本邦初公開に近いカメラです。
もう5年くらい前に作成されたものだそうです。元のカメラボディはレオタックス f。その中にSONYのコンパクトデジカメをバラしてから組み込んでいます。
よって、元のコンパクトデジカメの外装はどこにもありません。いや、強いていえば、背面の液晶画面とその横にある操作ボタンくらい。
電源ONOFFはシャッターボタンの左前方にある、フィルム巻き戻しの切り替えレバーで行ないます。元々あるレバーを利用しているところが凄い!
電源ONにすると、とても静かにレンズが前に繰り出してきます。ロシアンレンズのフェドの鏡胴を利用しています。
もちろん、本来のシャッターボタンで写真を撮ることが出来ます。また、ボディ前面をよく見ていただくと分かりますが、細い隙間にストロボの発光部もありますし、録音マイク用の小さな穴もあるので動画撮影も可能。
そして、面白いのはここからです。実用性に加えて遊び心も注入して作成されているカメラなんです。
底蓋を外した画像でフィルムパトローネが収まるべき場所に、それっぽいものが見えていますよね。これ、パトローネを利用したカードリーダーをここに収納しているのです。それを引っ張り出してSDカードをセットし、反対側(スプールが入るべき場所)に収納してあるUSBコードと接続してパソコンへ画像を移す~なんてことが簡単に出来るような憎い仕掛までされているのです。
このカメラの製作期間は構想を始めてから半年くらいだそう。こういう改造や工作がお仕事の方ではないので、お仕事が終わってからの作業。また、ボルトオン作成しているのでデジカメの方は元に戻せますとのこと。
*お客さんの奥様がアップされたブログを発見しました。私のいい加減な説明よりも詳しく改造について案内されています→https://kurocyainu.exblog.jp/22426273/
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今までカメラ屋を25年やって来た中で、このタイプのキヤノンEOSネックストラップを何百本と扱ってきたと思います。
それなのに、つい先日初めて気付いたことがありました。
上の画像、ストラップの太い部分と細い部分の境目にある黒い樹脂部分の手前側です。
形状をよく見ればほぼ「何なのか?」想像は付くと思います。そう、こんなとこがアイピースカバーになっていたんです。
確認のために合わせてみるとこんな感じ。
ありがちなのはストラップの細い部分に通すようになっているアイピースカバー。これだってごく小さなアクセサリーではありますが、意外と邪魔に感じることもあります。でも、今回のキヤノンEOS用ストラップはほとんど邪魔に感じることもなく〜だって長年気付かなかったくらいですから^_^; 優秀と言えます。
アイピースカバーの役割をいちおう記しておきます。セルフタイマー撮影やバルブ撮影、リモートスイッチを使った撮影などファインダーを覗かずに撮影すると、ファインダーから入った光の影響で露出が狂ってしまい撮影結果に影響が出てしまうことがあります。それを防ぐためにアイピースカバーを使います。
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私事ですが、昨日5月16日に50歳の誕生日を迎えました。
カメラ屋でありながら、いまだに生まれ年ライカを所有することが出来ず恥ずかしい限りですが、私は同い年生まれのゾルキーで十分かなぁ~と思ってもいます。
去年の8月に話題にしましたが、このゾルキー-4とジュピター8Mは物々交換でほぼ同時期に我楽多屋へやって来たものです。出所は別々の持ち主さんだったのですが、なんと!どちらも私の生まれ年の製造品だったのです。
ロシア(50年前はソ連)のカメラやレンズの製造番号は、最初の2桁が製造年を表しています。
そして、これもずっと以前に話題にしていますが、私の手元には自分の誕生日の日付が二度繰り返されている「516516」という製造番号が刻まれたペトリカラー35があります。
これは手に入れようとしても、そうそう簡単に出来るものではありません。それも自分が好きなカメラですからね!
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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第235回目のテーマは「西ドイツ製の高級レンズ・シュナイダーキセノン50ミリをライカM5につける」です。これは先月のがらくた市トークショーの日に買っていただいたものです。
こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine1.html
*閲覧は2019年8月初旬までです。
先日、ネットニュースの『マツダが、あえて「MT車」を充実させる理由』(東洋経済ONLINE)という見出しに目が留まって読んでみました。→https://toyokeizai.net/articles/-/280659
いま日本国内で新車として売られる乗用車の98%が、AT(オートマチックトランスミッション)車だといいます。それなのにマツダがMT(マニュアルトランスミッション)車をほぼ全車種にラインナップしているのは、「運転する楽しさ」をメーカーのカラーとして押し出しているから。
高性能なATが増えて、速さを追求するうえでもATが勝っていたり、マニュアル操作が可能なATも存在しているにも関わらず、MTにこだわる理由はステアリング・アクセル・ブレーキ・クラッチ・ギアチェンジを操作することを、クルマの楽しみ方の一つとして大切にしているからなんだと。
クルマを目的地までの移動手段としてだけで捉えるんではなくて、運転操作を楽しむことも目的の一つなんだと訴えているんですね、マツダは。
また、MT車はペダルの踏み間違いやギア操作ミスによる事故の防止にも繋がると言われていることや、マツダが「手と両足を連係させるMTの操作に認知症を防ぐ効果があるのではないか?」という趣旨の研究を行っているということも書かれていました。
この話、デジタルカメラとフィルムカメラの関係によく似ているなぁ~と思いました。
デジタルカメラはその高性能化で利便性だけでなくて、写真のクオリティ面でもフィルムカメラをほぼ凌駕しているのでしょう。
でも、フィルムカメラ、特にマニュアルカメラの場合、フィルムを巻上げ・シャッタースピードや絞りを考えピントを合わせ・シャッターを切る、そのひとつひとつに頭を使い指先を使う行為が伴います。そこにMT車を操って運転することと共通性があると思います。
以前にこのブログでも話題にしましたが、私もスポーツカーとエコカーで似たような例え話をしたことがあります(→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2014/12/post-ee69.html)。また、買取職人もフィルムカメラが認知症予防や高齢者の生き甲斐に役立つのではないか!?とそんな講演をしたがっていました(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/2018/06/post-e4e4.html)。
いま、フィルムカメラ・マニュアルカメラを造っているメーカーが皆無に近いことを淋しく思います。代わりに我々中古カメラ屋が頑張ってマツダみたいな訴えをしないといけないんでしょうね。
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本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、紫外線です。
先週水曜日は、風が強めな一日でした。そして、画像には写っていませんが紫外線も強い一日でした。
天気予報なんかでも「紫外線が強いですから気を付けてください」とか言っていますよね。この時期、UVA・UVB・UVCと3つある紫外線の中でも、一番身体に良くないと言われるUVAが1年間で一番強い時期なんだそうです。
UVAは波長が長くて雲や窓ガラスなどを突き抜けて降り注ぎ、人体にも肌の奥深く真皮層にまで届くためにシミやシワ、皮膚がんなどの原因にもなるそうです。