我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年5月

2019年5月31日 (金)

「良く出来た若者ですね」

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この手のことを頻繁に言ったり強く言ったりすると、注文の多い中古屋...とか思われてしまうことはよく分かっています。

でも、店の姿勢として一線を持っていたいですし、それがカメラやレンズなど品物を想ってのことであることも理解していただきたいのです。

数日前に我楽多屋へご来店された若いお客さんが、入店後5~10分くらいの間に数点の品物を手に取り確認のための操作なのか…(スミマセン、その時点では興味本位なのかとも思ってしまいました)、その品物のいじり方がとても気になってしまったのでした。

で、今思えばちょっとキツめな言葉で言ってしまいました。「すみません、品物の扱いに少し気を遣っていただけませんか。少し扱いが雑です。その品物を探している方のためになるべく良い状態を保っておきたいと思っているので」と。

「少し雑」が余計でした、すみません。

以前にネット上の何処かで、私がその場の気分で~とか、人を見て言ってる~とか書かれたことありますが、それは無いです。

私自身の中で扱いが雑だと判断する基準線みたいなのは当然設けているつもりですし、その基準線だって、日に何人ものお客さんが来られる中で、皆さんの扱い方の平均線などから出来上がったものです。

でも、ジャンクを扱う他のお店よりは厳しい目で見ているかもしれません。ジャンクだって品物です。それを欲して買って下さる方がいるのですから!

話しを戻しまして、その若いお客さん。その後もしばらく品探しをされて、値札に訳アリのコメントを記したジャンクカメラを2台、レジカウンターに持って来られました。

「先程はすみませんでした。使えなかったとしても、部屋の飾りになりますので」と言われました。

こちらも恐縮して「ちょっと厳しく言ってしまったかもしれません」と詫びました。

そのお客さんが退店された後、店に居合わせた写真家の飯田鉄さんが「良く出来た若者ですね」と言われました。

飯田先生、私がそのお客さんに注意した時点ではまだいらっしゃってなかったので、実は私がこんなことを言ってしまったのもあるんだと思います、と説明しました。

 

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2019年5月30日 (木)

キャップの言い訳

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常連Hさんが、我楽多屋でレンズのフロントキャップを入れてあるカゴの中を物色されながら、こんなことを言われました。

「こうやってキャップを買わせていただいて自宅へ帰ると、カミさんに言われるんですよ。『キャップばかり買って来て、そんなに付けるもの(カメラやレンズ)があるの?』って。この返事に困るんですよね。」と。

さすがに私もこの時点で常連さんが言わんとしていることを察しました。

買い集めたりしているカメラやレンズの実数など全体像は、きっと内緒にされているんだと思います。なので、たびたび買って来るキャップと同じ数のカメラやレンズがあることがバレるのはマズいので「ハイ」とは答えられない。でも、「無い」と答えれば、余計なものを買って来ているとか、変わった趣味にハマっている...なんて思われる可能性もあるわけで、どっちともハッキリ答えずらい~ってことなんです。

いま、こんな返答法を思い付きましたが…「珍しいサイズのキャップなので、これが合うレンズを入手出来た時のためにキャップを確保したんだ」。これはカメラ好きには通じる正当な理由かもしれませんが、そうでない人には通じないですね(笑)。

 

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2019年5月29日 (水)

大雨と快晴

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は大雨快晴。

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先週火曜日、都内はかなりな大雨でした。画像は出勤中に見た光景、坂の下で窪みになっている所なのでちょうどそこに水が溜まっちゃっていたんでしょうが、通過する車がかなり水しぶきをあげていました。そして、お店はかなり~暇な火曜日でした。

翌水曜日は快晴。台場の砂浜ではノンビリする人もチラホラ。

仕事のことだけ考えれば、天気が逆になってくれた方が良かったなぁ~と思うくらい対照的な火曜日と水曜日でした。

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2019年5月28日 (火)

シャッタースピード表示

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「ミノルタα-303si」は、25年程前の普及版AF一眼レフカメラ。

こじんまりとして嫌味の無いデザインが個人的にお気に入りでしたが、私用するようなことはなかったものの、当時から動作チェックなどで何度となくファインダーを覗いていました。

今回、ファインダーを覗いていて左端にシャッタースピードの数字が縦に表示されるのに、異様な違和感を覚えました。こういうのって気にし出すと気になって仕方ないもの。

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絞り値の「5.6」は数字が横に並んでいますが、

シャッタースピードの1/125秒は

「1

 2

 5」

と数字が縦に並んでいます。

これで思い出したのは、封筒に住所を縦書きで記入する時はなるべく漢数字で書いた方がいい~と、どこかで指導されたことがあることや、読みずらいなら数字で書くのもありだが、二桁以上の場合は縦に書くのか!?横に並べるのか!?、いまだにどれがいいのか分かっていないこと。

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2019年5月27日 (月)

木製アクセサリーシューカバー追加です

昨年末から我楽多屋にて販売しております、「木製アクセサリーシューカバー」

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いくつかの機種別にタイプがあるのは、作成者がご自身お手持ちの機種に合わせてフィット感を微調整されたためです。この中にあなたが合わせたい機種が無くても合う場合もありますし、無難にJIS規格に沿って作成されたタイプも準備しています。

今回新たに、SONY α7Ⅱと、発売されて間もないリコーGRⅢに合わせたタイプが出来上がりました。

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リコーGRⅢ用は今までのものに比べて少し凝った形状になっているので、従来タイプ(1,300円)より少し高い価格設定になってしまうのですが、初回限定数分だけ2,160円でのご提供が可能になっています。

また、他にも試作品ということで、巻き上げレバーの指当て部(画像はニコンF2)や、ミノルタαの特殊な専用シューに合わせたものも試作品として見せていただきました。

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2019年5月26日 (日)

あげるために買い揃えたカメラじゃない

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この前、お客さんとの会話の中で以下のような話を聞いて、偉そうな言い方をしてしまいますが~感心してしまいました。

そのお客さんが言われるには、カメラや写真のお仲間が亡くなられた後に、ご遺族からご遺品のカメラやレンズなどを貰って欲しいと言われることがある。また、そういう話を聞くことがある、と。

でも、故人は我々にあげるために買い揃えたカメラやレンズじゃないのだから、ご遺族には然るべき方法を指南したり、いただくにしても見合った香典をお渡しするようにしている、と。

素晴らしいお考えですよね。

長年買取りをしていると、このお話とは対極にあるような嫌な話を聞くことも時々あります。カメラ仲間を名乗る故人の友人が形見分けと称して、うん万円・うん十万円単位の品物を持って行ってしまうとか。真っ当な売却価格の何分の一とか安価で引き取っていくとか。

こういうことが出来る人には「カメラ仲間」なんて名乗って欲しくないですね。

 

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また、万が一の時のために、うちの店では「カメラ提供意思表示カード」というものも用意していますが、万が一の時のためのものなので、こちらから積極的に宣伝や勧誘もしにくいと思っていまして、難しい所なのです。

でも、今回のお客さんのようなお考えの人が沢山いらっしゃってくれれば、文化遺産ともいえる古いカメラやレンズの行く末も安心出来ます。

  

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2019年5月25日 (土)

刺繍文字がいい

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画像の3本のネックストラップ、どれも細めでカメラに付属されていたものっぽいですが、ブランドネームがシッカリと刺繍で入っています。

ストラップにブランドネームが入っていることを嫌う人もいらっしゃいますが、どうせ入っているなら~プリントされた文字ではなくて、刺繍文字で入れて欲しいものです。プリント文字だと、文字が薄れてきたりしますからね。

さらに嫌なのは(私の個人的な意見ですが)...下の画像の手前にあるOLYMPUSのように、表面に刺繍を模したような細かい線を入れた文字を貼り付けてあるタイプ。

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この手のは一瞬パチモンっぽい感じもしますが、キヤノンやオリンパスなどの純正品でも存在しています。貼り付けてるので、文字の隅っこが浮いて来たり、一文字だけペロンって剥がれたりするので、カッコ悪いと思っちゃうんですよね。

 

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2019年5月24日 (金)

アイピースカバー見~っけ!

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1週間前に「ストラップのこんなところに」というタイトルで、キヤノンEOS用のストラップに内蔵!?されたアイピースカバーを話題にしたばかりですが、またまた、キヤノンのストラップに隠しアイピースカバーを発見してしまいました。

このタイプのストラップも今までに何百本と見てきたと思うんですが、意識していなかったんですね...。

今回のアイピースカバーは肩当て部分にありました。

普段はそこに通したストラップで隠れてしまっていますがストラップを浮かすと、画像のよう「Canon」と記された四角い部分が見え、そこを引っ張って外すとアイピースになります。

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ちなみに、このアイピース。肩当てに装着された状態で裏側から見るとこんな風な感じで、滑り止めの凹凸の一部と化しています。

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明日はがらくた市

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明日25日(土)は第4土曜日なので、我楽多屋の「がらくた市」です。

真夏日になりそう...なんて予報が気になりますが、長徳先生トークショーを行なう通常開催です。長徳先生は木曜日に大相撲観戦で鍛えてきたので体調良好とのことです(^-^)

トークショー参加の方は暑さに身体がまだ慣れていないと思うので、熱中症対策もお考えくださいませ。

タイムスケジュールを以下に記します、ご確認ください。

・午前10時  : 開店
・午後2時    : 全品10%割引サービス開始
・午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
・午後7時    : 閉店

★トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物は出来なくなります、ご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですから、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。

2019年5月23日 (木)

三脚使わないもんな...

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今、我楽多屋には三脚の在庫が多めになってしまっています。と言っても、ジッツオやハスキーなどの良品!?はありませんけどね。

少しずつ増えていく三脚を見ていた常連さんや、増えたことを愚痴る!?私に反応して、「最近三脚使わないもんな...」と言われる方が多いです。

これにはいろんな理由があると思います。カメラのデジタル化で機材が軽量化されていることや、感度をグンと上げて撮れるとか、手振れ補正が一般化してきたとか。

また、最近は三脚撮影が禁止されている場所も多いですよね。

あと、昔のフィルム時代には三脚を撮影アイテムとして持って出ること自体に、一つのスタイルみたいなところがアマチュアカメラマンにはあったような気もします。

とはいえ、今でも夜景やじっくりと狙うような風景写真など、まだまだ活躍する場もありますよね。よろしくお願い致します。

 

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