我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年5月

2019年5月14日 (火)

ブームになるか?腕露出計

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1ヶ月ちょっと前でしたか、、、外国人のお客さんが腕にまるで時計を巻くように付けていた露出計を話題にしたところ、それなりの反響がありました。その時の腕露出計が上の画像です。

ちなみに、露出計はコシナ製フォクトレンダーのVCメーターでした。

その影響で他のお客さんが自作された、腕露出計を見せてくださいました。オプション!?でフレームファインダーのようなモノの装着も可能なんですが、「その動機は何ですか?」と尋ねたら、「狙いやすいじゃないですか」とのことでした(笑)。

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ネット検索すると、腕露出計を作成された人の情報は、ここ最近ではなくて何年も前からいらっしゃるようなのですが、今回我楽多屋まわりでここまで反響があるとは思いませんでした。

腕露出計コンテストなんてのをやってみましょうか??? 

 

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2019年5月13日 (月)

ヘキサ―の絞り羽根にちょい萌え

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コニカのフィルム高級コンパクト機「ヘキサ―」。

カメラの前側からレンズを覗き込むとよく見える絞り羽根を絞った時の形が、何とも魅力的です。

そして、この絞りが動く様もなかなか面白いのです。この形から徐々に開いていくのですから、ある程度の面白みも想像できるのではないでしょか。もちろん、動画を撮ってみたので添えておきます。


YouTube: コニカ ヘキサ―の絞り羽根

普通、他の多くのレンズではレンズ鏡胴にある絞りリングを回して絞りの開閉を行なうので、リングの回転に合わせたダイレクトに開閉する感触が得られるものですが、このカメラの場合はボディ上面にあるダイアルで絞りの開閉を行ないます。

なので、ダイアルの回転とは微妙にズレたタイミングで絞りが開閉するような感覚があるのと、ダイレクトでは無くてまさに遠隔操作しているような~ちょっと不思議な感触もまた興味深いところなのです。

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2019年5月12日 (日)

一緒くたにジャンク箱じゃ...

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数日前に我楽多屋に持ち込まれたカメラたちです。

魅力的なカメラもありますが、画像では分からないシャッター不調やレンズカビ・貼り革剥がれ...なんかがそれぞれにありました。

そうなると個々に値付けをしていくのは難しくなって、全体でいくら~って感じになってしまいます。

その点は持ち込まれたお客さんもご理解くださっていて、「いつもブログを読ませていただいてます。量販店など他のお店に持ち込むと、多分これらは全部一緒くたにジャンク箱へ入れられてしまうでしょうから、それは避けたくてこちらに持って来ました」と言って下さいました。

私 二代目が責任をもってそれぞれ検品のうえ、ジャンクであってもそれに見合った評価をして店に並べて、欲している人への橋渡しをします。

 

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2019年5月11日 (土)

俺のVITO

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今日はあまり多く語る必要も無い感じです。我ながら、ふざけ過ぎだなぁ~の一言(^-^)

昨朝、レジに少し小銭が欲しいこともあって、店の至近にある自動販売機で缶コーヒーを1本買いました。

買ったのは「俺の微糖」。

これを買った途端、店に戻ってやりたくて仕方なくなったのが、今日の画像。

一緒に写っているカメラは、私の私物カメラ「フォクトレンダーBITO B」

「俺のビトー」です。

 

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2019年5月10日 (金)

接点磨き

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数日前に我楽多屋でキヤノンEOS1000Sをお買上げくださった方が、昨日ご来店されました。

「『OK』と書かれていたんですが、新品の電池などいくつかと試してみたけど動かないんです…」と恐縮そうにカメラを出されました。

わずか500円の値付けでしたが「OK」と書いた以上、検品時には正常動作をしていたものに対して付けた値段です。店にあるテスト用電池で試しても動きませんでした。

今度はこちらが恐縮して、返品および交換をさせていただく旨を伝えました。

お客さんが店内の品物を見ている間に、改めて電池の接点を軽く磨いてから試すと動き始めました。

こういう場合、科学的には検証できない相性みたいなものが作用する場合もあり得ますので、「動くようになりましたけど、どうされますか?」と、返品・返金も含めて判断はお客さんにお任せしました。

レンズを付けての動作確認をご希望されたので、これを拒む理由など全くなく、積極的にご自身で確認していただくようにしました。

結果そのままお持ち帰りいただけることになりました。スミマセン、お手数をお掛けしました。

というか、それ以外にEOSの初代最上位機種EOS-1も合わせてお持ち帰り(お買上げ)いただくことになりました。ありがとうございます。

 

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そして、ここでお願いです。店で検品時に動作を確認出来ても、陳列中に電池接点がカブってしまうことも起こり得ます。電池を使用するカメラにおいて、万が一お持ち帰りいただいてから不動などの症状があった場合、電池室の接点を軽く磨いてから再度電池を装填して動作チェックをされることをお勧めします。

ネット上や文章だけで、このお願いをすることは多少の危険を感じながらのお願いではあります。接点を指で擦るくらいなら危険を恐れず出来ることでしょうが、お客さんとしても結果的に返品になることを想定すると、あまり激しく擦ったり磨いたりすることも躊躇されると思います。

ここは「常識の範囲で」なんて言葉もありますが、やはりこれだって個人差があったりするので、難しいんですよね。取扱説明書あたりでは「乾いた布で拭いてください」なんて記述されています。

でも例えば、東京メトロの初乗り料金でお越しいただける所から再度ご来店いただけるとしても往復で340円かかります。今回のように、対象のカメラが500円とかですと、お客さんにとってかなり割りの悪い計算になってしまいますので。

また、店の方でも在庫期間が長くなった品物の場合は、適当な時期に再度動作チェックをしないといけないのだな〜と再認識することが出来ました。

 

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2019年5月 9日 (木)

CARL ZEISS JENA Ⅱ

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大戦後にドイツが東西に分割された際、光学メーカーのCARL ZEISS(カール・ツァイス)も東西に分割されてしまい、東ドイツ側はCARL ZEISS JENA(カール・ツァイス・イエナ)を名乗ることになります。

今回出て来たこのレンズには「CARL ZEISS JENAⅡ」と記されています。

そして、マウントはオリンパスOMマウント。

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レンズにある刻印に「LENS MADE IN JAPAN UNDER LICENCE FROM VEB CARL ZEISS JENA」と記されているように、カール・ツァイス・イエナのライセンスのもとに作られた日本製です。「VEB」とは東ドイツの国営企業のこと。

詳しい人なら上記の刻印を知る前から見た目で、既に勘付いていらっしゃるかもしれませんね。たぶん、信州中野にある光学メーカー製であろうと推測します。

 

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2019年5月 8日 (水)

令和初日

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、欧米か!?

先週水曜日は令和初日でした。イマイチな天気を知らせる予報でしたが、お昼前後は青空も見えましたね。ちょっと幸先良い感じがしました。

台場の砂浜には、ここは欧米か!?と思うくらい外国人さんが多くいました。

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2019年5月 7日 (火)

期限切れフィルム

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このキャンペーンポスター的なものは、ある出来事を受けて~うちの店の常連さんがデザインしてくれたものです。

その出来事とは、私の知人のカメラマンさんが「フィルムは何ゴミに出したら良いのかなぁ?」とSNSでつぶやかれていたので、「捨てずに譲ってください!」と立候補して、早速帰宅途中に譲り受けて来た!って出来事です。

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期限が切れたフィルムでも、どんな風に写るのか?を楽しみに使う方、フィルム送りのテストに使う方、レトロなパッケージをコレクションしたい方などなど、必要としている方もいらっしゃるのです。我楽多屋のお客さん層には比較的多いような気がします。

10年や20年前に期限が切れたフィルムだって、それ以上に古くたって需要はあります。

ただ、こんな風に宣伝めいた取り上げ方をしてしまうと怖いのは、フィルム数本だけを売りに来られてしまうパターン。交通費にもならなくて怒り出す人もいらっしゃいそうな予感...。

なので、なるべくカメラとかレンズとかカメラアクセサリーなんかと一緒だったり、フィルムだけでもそれなりの本数をまとめていただければ、いいんですけどね。

今回のカメラマンさんも「捨てるつもりだったのだから、何かの役に立ててもらえれば~」と言ってくだいました。でも、本数多いですしお知り合いということで、買取りというよりは近いうちに飲みにでも行きましょう!ということになってます。

 

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2019年5月 6日 (月)

キエフの底蓋留め具

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昨日、我楽多屋に持ち込まれた品物の中に、底蓋にある2つの留め具のうち片方が壊れている…キエフがありました。

「外れた部品はあります」とお客さんからフィルムケースに入った数点の部品も渡されましたが、この状態ではやはりジャンクとしてしか扱えません。申し訳ありませんが、部品が全部揃っているのかも不明ですし、実際に直るかどうかも不明ですので、スミマセン。

他にもストラップやケースなどいろいろとアクセサリーなどありましたので、まとめて見積もって引き取らせていただきました。

さて、我楽多屋では(=私 二代目は)ジャンク品や壊れたものをバラして手直しをするようなことはしていません。

でも、このキエフの留め具部分は始めからバラされていたので、組み上げを試みてみました。慣れないので少し手こずりましたが、部品数も無事足りていて留め具が直りました。

下の画像の手前側の留め具です。

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ツマミ部分がちょっと浮き気味な気もしますが、もともと大丈夫だった向こう側のツマミの方が浮いてるくらいだから良しとしてください。元々なロシア品質かもしれないし…。

これでジャンク品ではなくて現状使えるものとして値付けが出来ますが、素人組み上げですのでそれなりの値段にしておきます。

 

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2019年5月 5日 (日)

偽貫禄M6 vs 本貫禄M6

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常連Nさんの肩から提げられたライカM6を見て、アッと思いました。

半年くらい前だったか...Nさんが「きったねぇ~M6を入手!」とSNSに画像をアップされました。

それを見て妙に惹かれるものがあって、自分自身のM6をそれに真似て、偽貫禄加工したのでした。それをネタにしたブログ記事が見つかりました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2019/01/post-7517.html

これは良い機会と思って、並べて写真を撮らせてもらいました。画像左側が偽貫禄です。

画像では分かりずらいんですが、私の偽貫禄加工の情けなさが露呈されてしまいました。ブラックペイントと違ってブラッククロームの場合は色が薄れた感じになるのは心得ていたのですが、NさんのM6はその上を行ってる部分があって、銀ピカになったりしています。

あと、ちょっと驚いたのは電池蓋は剥げると真鍮のような地が見えて来るってこと。ここはブラックペイントなんでしょうね。私の偽貫禄では銀ペンを使って加工してました(^^;

 

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