セルフタイマーフェチ!?
最近の若い人、20代以下の人はこの道具を見せられても、何に使うのか分からない人が多いのではないでしょうか。
これはセルフタイマーです。
「セルフタイマーってカメラに内蔵されてるもんじゃないの!?」と、若い人は言うかもしれませんね。
これは、セルフタイマーが内蔵されていないカメラで使う、外付け式のセルフタイマーなのです。これをシャッターボタンに取り付けて使います。仕組みはゼンマイ式になっていて、ゼンマイをまいてセットすると、数秒後にレリーズを押した状態のようになってシャッターが切れるというわけ。
目印としてほとんどのセルフタイマーが赤いマークを利用していて、赤いマークが下に向くとシャッターが切れるようになっていたり、物によっては赤いマークが左右に広がって出てくるような凝ったデザインのものもあります。
もう何年も前の話になりますが、がらくた市の長徳先生のトークショーに参加された方で、セルフタイマーをコレクションされている方がいらっしゃいました。手持ちのセルフタイマーの写真を大学ノートに貼り付けて整理されていて、100種以上のコレクションだと言われていました。
今回、セルフタイマーのネタを持ち出した理由は別にあります。
先日、我楽多屋でセルフタイマーをお買い上げいただいたお客様が「ちょっと作動をチェックさせてもらっていいですか?」と言われました。ゼンマイを巻いて、手を離すと「ジーーーィ」というセルフタイマー独特の音が・・・、お客様はニコッと笑って「いやーいい音だ、今晩はこの音で美味しいお酒が飲めるぞ!」と。そのお客様は、晩酌しながらセルフタイマーの音の聞き比べをしているようです。こんな楽しみ方もあるんですね!