ミノックスのフィルムを見るルーペってのが、純正品で用意されていました。
が、いま中古市場でそれを見つけることはなかなか難題です。我楽多屋にそれが出たのって、何時か思い出せないくらい前のことです。
昨年末にリガ・ミノックスをお買い上げくださったAさんは、今年に入ってから、もう何本も撮影をされているようでミノックスがマイブームになっているとのこと。
そうなると欲しくなるのが、専用のルーペ。
銀座松屋で開催の「世界の中古カメラ市」にも探しに行かれたようですが見つからなかったとのこと。その足で我楽多屋にも寄ってくださいましたが、前述のようにもう何年も見ていないような状態。
ただ、Aさんが凄いのはルーペを自作されていらっしゃるんですよね。ホンモノには無い機能まで付けて。通常は電球など明るい方に向けたり、それこそライトボックスの上で覗いてフィルムを見るのに、この自作ルーペはLEDライトの口径に合わせているので、くっ付けて後方から照らすと、簡易ライトボックスみたいな使い方が出来るのです。
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一昨日がらくた市の日に、常連Aさんが報告をしてくださいました。
「先月のがらくた市でいただいたニコンF、だいぶ良くなりましたよ」と。
先月三人の常連さんに分割お買上げいただいた中の、まさにボディ。どんな状態だったのかというと、証拠として当時の注意書きを貼ったまま残してくださってるので、「シャッター切るならボディーを真上か真下に向けて切ること!!」でした。そう、ふつうに正面へ向けて構えると、シャッターがちゃんと切れないのでした...。
てっきり、調整されたのか、修理に出されたのかと思ったら、ただ置いてただけとのこと。実際、カメラを普通に正面に向けてシャッターを切ってもちゃんと動いていました。
で、画像のようにファインダーも手頃に入手されて、レンズを装着してご持参してくださいました。
その時ついつい私が言ってしまったのは...「なんだぁ~じゃあ、もうしばらく売らずに置いておいて、動き出してから売れば、2~3倍の値段で売れたなぁ~」なんですが、まぁ、これは冗談。
一度不安定な状態を見てしまったカメラは動き出したからといっても、いつまたそういう状態に戻ってしまうか分からないので、怖くて動作品としての値付けが出来ないものなんですよ。
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カメラメーカーの純正アクセサリー品といっても、実は製造しているところは同じだったりするのでしょう…別のカメラメーカーのアクセサリーなのに一部共用部品があったりなんてこと、今の時代では決して驚くとではないですけどね...。
今回気付いたのは、ニコンと京セラ・コンタックスのマグニファイヤーに付属されていたアダプターリングが、どう見ても同じだった件。
気付いたキッカケにはちょっと自慢が加わるんですけども、がらくたの整理中にこんなチッポケなリングだけが出て来て、「これはニコンのマグニファイヤーなどに使うアダプターリングだよなぁ」と、いとも簡単に見抜けたこと。
ただ、本来は「DK-7」と刻印されているのが見当たらないので、実際にカメラボディやアイピースに合わせてみたら、ニコンの2種類ある丸型のアイピース径でいう、小サイズから大サイズへ変換するアダプターリングで当たりだったのです。
引き続きがらくたを整理していたら、京セラコンタックスのマグニファイヤーが出て来ました。ところがそこに付いているアダプターリングが何の刻印も無くて、さっきのリングと形も色つやも全く同じなのです。
それで、今度はニコンのマグニファイヤーを店の中から探し出して、そこに付いていた「DK-7」とちゃんと刻印されているアダプターリングとコンタックスのそれを比較したら、形は全く同じなのだけど、色つやだけ違うのでした。。。
厳密に言えば、見抜けた自慢話では無くなっているのですが、塗装の仕上げが微妙に違うだけでどう見ても元は同じものです。
大したネタではありませんが、このどちらかのアダプターリングを探している人へ。見つからなかったら、ニコン⇔京セラコンタックスで代用が可能ですよ。
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昨年末にご来店された中島くんファンのお一人が、別の中島くんファンを2人連れてご来店されました。
もうすでに、「中島くんが触った~」な品物は無いのですが、雑誌セブンティーンの記事で中島くんが存在していた同じ空間を共有することや、中島くんの関心事であるカメラに接することでご満足いただけたようです。
これは我々がカメラを愛し、自分なりのカメラへのこだわり方を持つのと、趣味として同じことなんだと思います。
いろいろなお話をさせていただく中で興味深く思ったのは、セブンティーンに記事が掲載されて1ヶ月余り、その記事を見たであろう人の来店がゼロだったことについての解釈。
同じグループのメンバーの中でも真面目な性格の中島くん。その中島くんの趣味の領域にあるカメラ店をファンが興味本位で荒らしてはいけない~そう思ったファンが多かったんじゃないだろうか?と。
そこには、我楽多屋が敷居の高い専門店に感じられたこともあるだろうし、中島くんが真面目な性格だから~という作用も大きいのでは?というのです。もし、これが他のメンバーの取材に登場した店だったら、気軽に足を運んだファンも居たんじゃないだろうか?というのです。
なるほど。
話は変わりますが、前に店のお客さんから「双眼鏡の性能に関する有益情報は、アイドルとかのファンのブログから得られる!」と聞いたことがありました。それを今回の中島くんファンからも感じ取れました。
我楽多屋に並んでいる双眼鏡を見ながら話をされているので、少し聞いてみると、手振れ防止機能が付いた双眼鏡など7~8万円クラスの双眼鏡を持っているファンも多いのだそうです。ファンにとってライブ会場などで双眼鏡は必需品なのですね。
残念ながら我楽多屋に並ぶ双眼鏡は、古いモノやカビが生えたモノなど…それほど高性能なモノが無いのです。
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数日前のFacebookページでお客さんカメラで画像をアップさせてもらったローライ35S。
ボディに付けられた、フィルター・フード・キャップ・底ケース・ストラップが「これら全部、我楽多屋さんで買ったものですよ~」というコメントも嬉しかったのですが、お客さん的にはもっとご機嫌な思いが込められたものだったのです。
「こんなバカなこと気にしているの俺ぐらいだろうけど...」と、かなり自嘲気味に前置きをされてからお話を続けてくれました。
画像からも分かるのですが、フィルターもフードもネジ込んで装着すると「Rollei」の印字がちょうど上面に来る!というのです。
「撮影には一切関係ないけど、どうせろくでもない写真撮ってるんだから、勝手にこれくらいのことにこだわって楽しんでもいいでしょ!?」と。
ライカなどのコレクションもされているこのお客さんがおっしゃるには、「ライカだってフィルターやフードの刻印の位置までこだわって製造していないし、こういう一致はかなり偶然な出来事ですよ!」と。
このお客さん、ローライのボディもフィルターもフードも多数お持ちなので、いろんな組合せを実際に試してみたそうです。
これらうちの店でお買い上げいただいたアクセサリー類、一度にお買い上げいただいたものではなくて、継続的にご来店いただいてアレコレ買っていただいた中で揃っていったものです。
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明日24日土曜日は、第4土曜日なので我楽多屋の「がらくた市」です。
お店をやっていると、2月は普段より2日か3日短いだけなのに凄い損をしている気がします...暗い気持ちになります(笑)。なので、今月は先月お休みだった長徳先生のトークショーで皆さんと一緒に楽しめれば~と思っています。
いつものように、念のためタイムスケジュールを記しておきます。
★トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物は出来なくなります、ご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですので、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。
2月20日発売の日本カメラ3月号は、巻頭グラビアが森山大道先生の「佐賀-SAGA-」で、特別付録に「ソニーRX × 森山大道」という8枚組のポストカードが付いています。
日本カメラの営業マンさんから話を聞きながら、口外しちゃいけないのかな?なんて思っていたら、「同行取材×ロングインタビュー」の記事にも書いてあるというので、簡単に暴露しちゃいます。
今回のソニーRXを使った大道さんの企画の撮影地が「佐賀」なのは、大道さんが唯一行ったことのない県だったからだそうです。
あと、撮影中にショーパブの看板を撮っていた大道さん、店の中からガタイのいい黒服が出て来て「なに撮ってたんだ!」って怒られたらしいです...。
大道さんを知っている人にしたら、大道さんが怒られるってスゲー出来事ですよね(笑)。
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多分、双眼鏡のネックストラップだと思います。
画像でこの色を表現するの難しそうですが、濃い渋めなグリーンをしていて、首あて部分が微妙に湾曲していて首のラインに沿うようになっています。
この形状のストラップは、京セラ・コンタックスの一眼レフ用でかつて見かけましたね。
そして、何と言っても魅力的なのは「ZEISS」のマークが入っていること。このマークがあるので、双眼鏡用だと推測しているのです。
ZEISSの双眼鏡は持っていませんけど、このストラップを使いたくて、何かカメラに合わせてみたくなりました。
そうだそうだ!グリーン系のシティ迷彩模様の貼り革をしたウェルミーワイドに合うんじゃない!?と思って付けてみたのが、この画像です。
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