我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 2014年6月 | メイン | 2014年8月 »

2014年7月

2014年7月31日 (木)

Remoclip

一昨日の黒M6には、こんな深層心理が働いていたのかもしれない。

先週の土曜日に行なった「長徳先生を囲んでの暑気払い」では、お集まりいただいた皆さんの「ご持参カメラ」を抜き打ちで撮らせていただきました。

その中で、NさんのM2には不思議なグリップ状のものが付いていて、背面を見るとそれがクリップ状になっていました。

Dscf5451_1280x960

Dscf5453_2_1280x960

クリップ部をズボンのポケットなんかに引っ掛けて、M型ライカを携行出来るわけです。ライカでそんな風にちょっとラフな感じが、なんとも贅沢ですよね。

私は初めて見たので、Nさんにお話を伺うと、商品名はRemoclip(リモクリップ)というそうで、ニコンFの直結バッテリーパックが出る以前に、Remopak(リモパック)というバッテリーパックを作っていたTPIというアメリカの会社の製品とのこと。どちらも超マイナーな製品なので市場では殆ど見かることはなく、、、Remopakの方は、Nさんと同じく常連のSさんが好きな「マジソン郡の橋」でクリント・イーストウッドが使ってたもの。これは以前にブログねたにしたことがありました。たぶん1960年くらいのものだろうとのこと。

そう、、、昨日は、このRemoclipを見ていたので、ジャンクなM型ライカが気になってしまったような気がします。ただ、M型ライカを手に入れたところで、Remoclipを入手するチャンスの方が稀でしょうし、ジャンクなボディより高くついてしまうのは確実。。。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年7月30日 (水)

新富町

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

********************

さて、二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は中央区新富町です。

新富町へ行った目的は美味しい蕎麦を食べに行くことだったのですが、その近所で見かけた趣あるお店2軒。

表通りの2本裏の一方通行の道なんですが、どちらも赤い「暖簾」と「幟」が印象的なお店でした。

10351677_768313586544312_3196203174

1620761_768313613210976_82305626495

2014年7月29日 (火)

あぁ~黒M6

Dscf5305_1280x960

今、わたし二代目の手元にライカM6のブラックがあります。。。

これ、昨日午後、買取名人が買取り依頼のあった品物の中から、「シャッター切れない~」「電池蓋も開かない~」と言って持って来たものです。

私が触り始めたら、シャッターはとりあえず切れはじめ、電池蓋も開いてメーター動作の確認が出来ました。

ただ、程なく低速シャッターが不調なことが判明~。

すると、いつの間にか、買取名人と二代目の間で価格交渉が始まり、数十秒後には決着がつきました。

「あぁ~こうやってカメラを増やしちゃうとマズイよなぁ。。。」と私がボソッと言うと、「なんだ、我楽多屋で売るんじゃないのか。私の場合はそういうことないけどな」と買取名人。

たびたび話題にしていますが、カメラ屋がカメラを貯めこんじゃいかんのですけどね。。。

まぁ、とりあえずちょっとリハビリをしてみます。春先に長徳先生に買っていただいたMD-2のような実例(スローシャッター不調でお買上げいただいたのですが、暖かくなって動き出したらしいのです)もありますからねぇ。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年7月28日 (月)

がらくた市&暑気払い

一昨日の「がらくた市」は猛烈な暑さの中、いつも通りたくさんの皆さんにご来店いただきまして誠にありがとうございました。

長徳先生のトークショーで店内がいっぱいになると、冷房能力を超えてしまい、、、予想を上回る劣悪な暑い環境での開催になってしまいました、大変失礼いたしました。

来月のトークショーは、方法及び開催自体を含めて検討いたします。

Dscf5456_1280x960

劣悪な環境だったからこそ、より期待感が増した「暑気払い」には20名弱の方にご参加いただき、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

参加者には、「福岡」から上京された方、「宮崎」からの出張帰りに羽田から駆けつけてくださった方、「フランス」旅行から当日朝帰国されたばかりの方、「ドイツ」に普段はお住まいの方、、、などなど豊富な顔ぶれが揃いました。

そこで、抜き打ちで「今日のご持参カメラ」を撮らせていただきました。

Syoki3

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年7月27日 (日)

真打ち登場

Dscf5284_1280x960

Facebookページ及びブログ上で、先日来「風呂底の栓」を話題にしていましたが、底栓はあくまでもニコンSマウントボディキャップの『代用品』。

比較したキャップも、コシナ・フォクトレンダー製の社外品。

待つこと約1週間。これも「呼び」でしょうなぁ~素晴らしい。

いよいよ真打ちが出て来ましたよ、純正品が!! 「NIPPON KOGAKU TOKYO」の富士山マーク入り。

しかし~、底栓と並べてみたら、コシナ・フォクトレンダーの程に似ていない。。。

コシナ・フォクトレンダーの時と同じようにキャップの内側を合わせようとしたら、純正品の中に底栓が入っていってしまいます。

Dscf5287_1280x960

あらら。。。

いつの間に底栓中心に思考している自分に気付いてビックリ。底栓はあくまでも「代用品」ですからね。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年7月26日 (土)

昭和34年4月10日

Dscf5277_1280x960

これ、そんじょそこらのスライドプロジェクターと、スライドフィルムじゃありません。

スライドプロジェクターは、ニッカカメラの販売元だった「ひのまるや」もの。

こういう小型で鉄の塊みたいなプロジェクターというと、ミノルタやキャビンあたりが多いですが、これは「ひのまるや」。

Dscf5278_1280x960

で、スライドフィルムは昭和34年4月10日に行なわれた「皇太子殿下御成婚」記念のカラースライド。

結婚式当日の様子や記念写真、パレード光景など11カットセットで、カットごとの説明書きが日本語と英語で記された小冊子も付いてます。

ひのまると皇室、、、というと、右傾っぽい!?いやいや、これは偶然のことでしょう。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年7月25日 (金)

オフは覆ってしまうだけ~

Dscf5269_1280x960

ニコンFのフォトミックファインダーは、大きく分けて4種類あります。

「フォトミック」、「フォトミックT」、「フォトミックTN」、「フォトミックFTN」の4つ。

第一世代の「フォトミック」の最初期型が画像のモノ。内蔵の露出計をオンオフするスイッチは無くて、跳ね上げ式の遮光板を開けたり閉めたりする方法です。

Dscf5265_1280x960

で、開けた状態ってのが、上の画像。これにはちょっとビックリする人もいらっしゃるかもしれませんね。

ボディ背面側からみると、開けた遮光板には赤い丸印があります。こんな警戒色にしなくても、開いていることはひと目で分かりそうなものですが、、、

Dscf5267_1280x960

同じ第一世代「フォトミック」でも、途中からは上面に小さなオンオフスイッチが付くようになります。

今まで、このスイッチ付きの「フォトミック」(スイッチは第四世代までほぼ同形)を手に取るたびに、押された状態がオンなのかオフなのか分からなくなっていたのですが、今回のスイッチ無し「フォトミック」の大きな赤丸印がオンであることのイメージが強烈だったので、スイッチ付き「フォトミック」でも赤線が見えている方がオンである~と覚えられそうです。

ちなみに、それはスイッチが押された状態ではなくて、飛び出した状態(下の画像で左側)。「押してオン」では無いんですね。

Blog5274_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

明日はがらくた市と暑気払い

明日26日(土)は、我楽多屋の「がらくた市」です。

梅雨明けて雨の心配はいらなそうですが、暑さ対策が必要そうですね。

明日の「がらくた市」は、恒例の田中長徳先生のトークショーを行ないますし、トークショー終了後には、長徳先生を囲んでの暑気払いも企画しております。参加ご希望の方は、以下の点、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

**********************

【暑気払い】

参加希望者多数につき、万が一、会場の定員をオーバーしてしまうような場合は、事前に参加表明いただいた方を優先させていただきます。参加表明は、メール(arrow.noda@nifty.com)にてお名前・ご連絡先をお知らせください。

  • 時間:午後4時過ぎから、午後6時まで
  • 会費:2,500円(飲み放題・食べ物付)
  • 会場:「おかえり」荒木町8 藤村ビル2F(昨年末の忘年会と同じ会場)
  • トークショー終了後、会場へ移動する予定ですので、ご出席の方はひとまず我楽多屋へお越しください。

***********************

 
以下、念のために当日のタイムスケジュールを。

  • 午前10時   : 開店
  • 午後2時    : 全品1割引サービス開始
  • 午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
  • 午後4時~  :長徳先生を囲んでの暑気払い(終了予定は午後6時)
  • 別会場にて暑気払い開催中も、店舗は通常営業しています。
  • 午後7時     : 閉店

トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物がしづらくなりますのでご了承ください。また、参加者多数ですと、冷房能力オーバーになる可能性大です。水分補給など各自でご準備お願いします。

2014年7月24日 (木)

曇天時の~☁

Dscf5252

一般的にレンズフィルターというと、その枠にはネジが切られていて、レンズへの取り付けはネジ込み式になっています。

ところが、画像のフィルターにはネジが切ってありません。

この手のフィルターを挟み込めるようになっているリングを使ったり、リングとフードの間に挟み込んだりして使うから、ネジは切っていないのです。「シリーズフィルター」と呼ばれています。

その直径によって、ⅤやⅥなど何サイズか規格されています。

さて、ここからが今日の本題。

画像のシリーズフィルターの枠に記された文字。「HOYA Ⅵ D-☁(81A)」 ☁=雲みたいなマーク

  • 「HOYA」はメーカー名。
  • 「Ⅵ」はサイズ。
  • 「D」は???
  • ☁=雲みたいなマークは???
  • 「81A」は、色を示す数値です。

「81A」は、いわゆる、アンバー系の色味を帯びているフィルターを表しています。曇天時や日陰での青っぽさを自然にする向きの効果があります。メーカーによって、表記に差がありますが、81AやW2、LBA30はほぼ同じ効果。

で、先程の☁=雲みたいなマークは「みたい」じゃなくて、「雲」と判断してもいいんでしょうね、多分間違えなく。

さらに、その前の「D」はもしかして、「どんてん(曇天)」の頭文字の「D」??? いやいや、これは違う意味があるんじゃないかと思いますけど。。。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年7月23日 (水)

青海橋

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

********************

二代目の「先週撮ったもの行ったこと」は、東京の臨海副都心エリアにある青海橋です。

ご覧のように、その体裁は車道が片側1車線で両サイドに歩道もあるのですが、現在では車道としては扱われおらず、画像のように橋の中央に自転車を停めちゃったりしても危なくありません。

1991年に架けられて、車道として使われていたのはたった3年だけだそうです。

地図によっては、この橋が描かれていないものも多いらしく、「地図にない橋」と呼ばれることもあるんだとか。

橋のたもとにある「水の広場公園」の地図にも、実物が目の前に見えているにもかかわらず、この青海橋は描かれていませんでした。

ちなみに、この橋の存在を教えてくださったのは、少し前にブログに書いた常連の「Wさん」。教えていただいてから半年以上過ぎちゃいましたが「見て来ましたよ!」。

1902821_761867517188919_84529089509

10489963_764695243572813_8367300387