Remoclip
一昨日の黒M6には、こんな深層心理が働いていたのかもしれない。
先週の土曜日に行なった「長徳先生を囲んでの暑気払い」では、お集まりいただいた皆さんの「ご持参カメラ」を抜き打ちで撮らせていただきました。
その中で、NさんのM2には不思議なグリップ状のものが付いていて、背面を見るとそれがクリップ状になっていました。
クリップ部をズボンのポケットなんかに引っ掛けて、M型ライカを携行出来るわけです。ライカでそんな風にちょっとラフな感じが、なんとも贅沢ですよね。
私は初めて見たので、Nさんにお話を伺うと、商品名はRemoclip(リモクリップ)というそうで、ニコンFの直結バッテリーパックが出る以前に、Remopak(リモパック)というバッテリーパックを作っていたTPIというアメリカの会社の製品とのこと。どちらも超マイナーな製品なので市場では殆ど見かることはなく、、、Remopakの方は、Nさんと同じく常連のSさんが好きな「マジソン郡の橋」でクリント・イーストウッドが使ってたもの。これは以前にブログねたにしたことがありました。たぶん1960年くらいのものだろうとのこと。
そう、、、昨日は、このRemoclipを見ていたので、ジャンクなM型ライカが気になってしまったような気がします。ただ、M型ライカを手に入れたところで、Remoclipを入手するチャンスの方が稀でしょうし、ジャンクなボディより高くついてしまうのは確実。。。
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