曇天時の~☁
一般的にレンズフィルターというと、その枠にはネジが切られていて、レンズへの取り付けはネジ込み式になっています。
ところが、画像のフィルターにはネジが切ってありません。
この手のフィルターを挟み込めるようになっているリングを使ったり、リングとフードの間に挟み込んだりして使うから、ネジは切っていないのです。「シリーズフィルター」と呼ばれています。
その直径によって、ⅤやⅥなど何サイズか規格されています。
さて、ここからが今日の本題。
画像のシリーズフィルターの枠に記された文字。「HOYA Ⅵ D-☁(81A)」 ☁=雲みたいなマーク
- 「HOYA」はメーカー名。
- 「Ⅵ」はサイズ。
- 「D」は???
- ☁=雲みたいなマークは???
- 「81A」は、色を示す数値です。
「81A」は、いわゆる、アンバー系の色味を帯びているフィルターを表しています。曇天時や日陰での青っぽさを自然にする向きの効果があります。メーカーによって、表記に差がありますが、81AやW2、LBA30はほぼ同じ効果。
で、先程の☁=雲みたいなマークは「みたい」じゃなくて、「雲」と判断してもいいんでしょうね、多分間違えなく。
さらに、その前の「D」はもしかして、「どんてん(曇天)」の頭文字の「D」??? いやいや、これは違う意味があるんじゃないかと思いますけど。。。
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