我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年4月

2014年4月22日 (火)

MAMIYA CP

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1964年登場の「マミヤCP」というカメラ。 現存数は少なく、かなり希少なカメラであります。

マウントはM42で、CdS式の露出計を内蔵しているのが特徴です。ただ、ほぼ同時期に登場しているペンタックスSPの露出計はTTL式であったのに対して、このカメラは外光式。

画像の個体は、その受光部の縁取りの部品が欠落していますが、ボディの正面向かって左側の胸あたりに見える小さい四角い部分が受光部です。

珍しいカメラなんですが、それ以上に私が話題にしたかったのは、まず製造番号「38193」。「沢いくみ」なんて女優さんみたいな語呂合わせです。

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で、裏蓋を開けて見ると、多くのカメラでは180°程開く裏蓋が、130°くらいしか開かない乙女さんなのです。蓋が歪んでいるとかじゃなくて、、、そういう仕様みたい。下の画像内、手前のカメラはペンタックスSPで、奥がマミヤCP。

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これだと、フィルム装填する際にかなり邪魔です。。。

 

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2014年4月21日 (月)

ニコン・メタルズーム

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今から19年前ですから、私がアローカメラにやって来た頃です。

買おうとまでは思いませんでしたが、ニコンのコンパクトカメラのラインナップで、このカメラのスマートさが気になっていました。

「メタルズーム」の愛称が付けられていた「ZOOM310」というモデル。

以後、特に気にしたことはありませんでしたが、今回久々に現物を見て、やはりスマートなデザインだなぁ~と思ったのと、このファインダー周りの曲線を用いて縁取りしているデザインに、ニコンSPのファインダー周りを微妙に連想したのでした。

「いやいや、全然違うでしょ。。。」というご意見の方が圧倒的に多いと推測出来ましたが、今日のネタにしてしまいました。

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このカメラのもう一つの特徴を挙げると、「メタルズーム」という愛称の由来でもありますが、外装が金属仕様な点。

まぁ、それもSPを連想させる一因なのかな~と無理矢理な持って行き方(笑)。

描写もなかなか良いらしいですよ~って、さらに変なフォローの仕方。

 

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2014年4月20日 (日)

宝の持ちぐされ的

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昨年末にノートパソコンの代替をしました。Windows8、タッチパネルディスプレイのモデルに。

ところが、1ヶ月も使わないうちに、ディスプレイにヒビが入るアクシデント。

いや、普通にノートブックの開閉動作をしている時に、ミシッとヒビが入りました。ぶつけたわけでも、落としたわけでも、突いたわけでもない。

ガラス面から本体の端までの縁が6㎜しかないので、開閉動作時に、指の腹くらいはガラス面に触れちゃいますよ、そりゃ。それが原因と言わんばかり、メーカーのサポートは話が通じなくて面倒くさいので、泣き寝入りました、実際。

ただ、そのまま使ってると、ヒビが影響して誤動作するので、タッチパネル機能をオフ。Windows8って、タッチパネルで便利に使えるようになっているのに、これじゃ意味なし。

これって、高性能な電子ビューファインダー(EVF)内蔵のミラーレス一眼買ったのに、あえてそこを使わずに、液晶モニターだけで撮ってるのと同じようなもんですかね。。。(笑)

 

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2014年4月19日 (土)

EOS850

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こういうAF一眼レフって、機能を徹底的に省略しているから、何も操作に迷うことなくて、ホントに押すだけで撮れるから簡単でいい!!

でも、だから便利なのかどうかは実に微妙。。。内蔵ストロボまで省略してしまってるし~。

これなら、コンパクトカメラでいいんじゃないの?という意見もあるでしょうけど、いやいや、これにサンニッパ(300mmF2.8)なんかを付けて撮ることも可能なわけで~。でもでも、そういうレンズを使う人がある意味、こんな自由度の低いカメラを使うのか、、、

結果でいうと、決して販売実績は良くなかったはずなので、今、中古で見かけることも少なく、やはり微妙な立場のカメラであったことが証明されています。

でも、あまのじゃく的な人には、今どきかえって魅力的に見えたりして。。。

見てくださいよ!こんなにシンプルな操作系してるなんて、逆に新鮮でしょ!?

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ゴールデンウィークの営業について

ゴールデンウィーク期間中(4/26~5/7)の営業日・営業時間についてお知らせします。(一部変則的なところがありますので、ご注意ください。)

  • 26日() 10:00~18:00「がらくた市」 *1
  • 27日() 10:00~17:00
  • 28日(月) 10:00~19:00
  • 29日() 10:00~17:00
  • 30日(水) 定休日  
  •   1日(木) 10:00~19:00  
  •   2日(金) 10:00~19:00  
  •   3日() 10:00~17:00  
  •   4日() 10:00~17:00  
  •   5日() 我楽多屋休業・買取りは営業 *2  
  •   6日() 我楽多屋休業・買取りは営業 *2
  •   7日(水) 10:00~19:00 「水曜ですが営業します」*3

 

注)*1=26日土曜日の閉店時間・*2=5日6日の我楽多屋臨時休業。・*3=7日水曜の営業。他は通常の営業時間と同じです。

 

2014年4月18日 (金)

ヴィジュアルファインダー

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このカメラ前面に貼られたシールに「撮れた!がわかるヴィジュアルファインダー」って書いてありますが、聞いただけじゃ「なんだ?」ですよね?

まずは、オリンパスのニュースリリースに書かれていたものを抜粋してみます。

新機構の「ビジュアルファインダー」は、 シャッターを切ると一瞬ファインダー内が暗くなり、 シャッター音だけではなく視覚的にも撮ったことが確認できる機構で、 シャッター音が聞き取りにくい様な状況下でも、撮影できたことが確実にわかります。 従来のコンパクトカメラにはなかった全く新しい使いやすさと安心感、 写真を撮る楽しさを実現しています。

ミューのビジュアルファインダー
YouTube: ミューのビジュアルファインダー

そう、クイックリターンミラーの付いた一眼レフカメラでシャッターを切るのと同じような効果を意図的に作り出しているわけです。

そのために、ファインダーの光路中に液晶を配置して、シャッターレリーズ時に液晶を操作するという面倒なことをわざわざしているのです。

この新機能をオリンパスさんは「ユーザーフレンドリーな新機構」と言っていましたが、そんなに重要なこととも思えない私。ファインダー覗いたフレーム外のところで、ピカッとランプが光ってくれるくらいでも十分な気もします。

ちなみに上の動画内で緑色に光っているのはピントが合ったことを知らせるランプです。

 

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2014年4月17日 (木)

マウントアダプターK

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先日、Facebookページにアップするこの画像を撮る時に気付いたこと。

M42マウントのレンズをKマウントに装着するための純正アクセサリー「マウントアダプターK」(お客さんの私物)をチラリと見た瞬間に、「ん??なんか違う!」と。

その理由は、「PHILIPPINES」って刻印されていたこと。

刻印無しのモノもあったかもしれないけど、長らく、ここには「JAPAN」って刻印されていました。

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実際、現在でもペンタックスのサイトに載っている画像は、分かりづらいですが「JAPAN」ってなっています。

この「マウントアダプターK」。ペンタックスが一眼レフのレンズマウントを変えた時から売られているものなので、もう39年も作り続けられているわけです。

これにはメーカーの凄い良心を感じるんですよね。旧レンズユーザーを大事にしているという点で。これを使わんとするレンズは旧世代のものであって、それの製造をやめてから、同じく39年近く経過しているんですから。

ただ、前にも話題にしたことあるのですが、この10年くらいの間に、驚くレベルの値上げをしているのも事実

でも、こうして海外で造るようにしてでも、提供し続ける精神には、やはり敬服です。

 

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2014年4月16日 (水)

オメガ印 上皿天びん

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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さて、二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」。今週は「先週気になったもの」的な感じです。

先週早々、買取名人が出張買取り時にカメラなどと一緒に持ち帰って来た「上皿天びん」。

その出で立ちが気に入ってしまい、先週の定休日に家に持ち帰ろうかとまで思ったものの、そのまま店にまだ置いています。

飾っておきたいくらい気に入ってるんですけど(笑)。

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2014年4月15日 (火)

ダイアル

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人間工学なんて勉強したことありませんが、カメラや機械を見ていて時々思うのは、ダイアル操作って、とてもシックリくるというか、安心感があるというか。。。

カメラの場合、もともとはほとんどの操作がダイアル系。

シャッタースピードはまさにダイアル式。巻上げや巻き戻しもノブをクルクル回す系。レンズの絞りリングやピントリングだって回します。

それが、技術の進化なのか合理化なのか分からないけど、ボタン操作になっていったり、今では液晶画面にタッチする~なんて風に様変わりしています。

操作の仕方が回すという形態から、押すという形態に変わってしまいました。

話を戻して、ダイアル操作に何故安心感があるのか?考えてみました。その理由の一つに、「行き過ぎた場合には、抓んだダイアルをそのまま戻せばいい」という簡単な理由が根底にあるような気がしました。違うかな。。。

 

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2014年4月14日 (月)

ゆる~いファインダー

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昨日、ニコン関係の機材を買取り依頼でたくさんお持込いただいた中にあった、フジペット35。

これは、もう何年も前に我楽多屋でお買上げいただいたものなんです。その時から、ファインダー接眼部のガラスがないので、ファインダー覗いてもボンヤリ~しているのです。

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今改めて、なんか、、、これいいですね(笑)。

実際のところ、フジペットって思いのほかキレイに写っちゃうんですが、今のデジタル時代、トイカメラちっくなカメラで撮影するんであれば、ファインダーのこのゆる~い感じが、いいかもです(笑)。

ピントも目測だから、ファインダー覗いてピント合わせをするわけでもないのだし。。。

(*念のため、フジペット35のファインダーは正常な状態であればちゃんとクリアに見えます。)

ところで、このお客さんは一昨日のブログについて、買取名人に嬉しいコメントをくださったそうです。実は一昨日のブログには私的な感情たくさんで失礼したなぁ…とちょっと気になっていたので、救われました。

他にもお二人、「残念でしたね」とお声掛けくださいました。朝イチでご来店いただいた方は「お会いしたことのない方だけど、カメラ趣味の良さも感じられましたね」と。

 

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